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2014/09/06(土) 「まぁ、増税はするんだろうなぁ」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 7コ

 と、諦め気味のこの頃です。
 財務大臣は「法律で消費税は8%から10%に来年10月から引き上げるということは決めてありますので、決められるような経済状況に持っていかなければいけないと」なんて言ってますしね。多分、あの総理なら上げちゃうだろうなぁと。

 平たく言えば、上げる上げないを判断する時期ではない時に「上げません」とは言えないようになっています。
 景気条項が入ってて、要するに「景気良ければ上げるけど、良くなきゃ上げないよ」って事です。
 今の段階で「上げません」って言うと、「今は景気悪いです」と白状するような形になる。かと言って「上げます」と言おうものなら、今まで通り緊縮財政が各々で始まって、またデフレにハマる。お金回したいですからね。また銀行に貯め込まれては困る。

 国会で野党が、記者会見でマスメディアがそれぞれ言質取りに走るんでしょうけど、何はともあれ、「その時」までは曖昧なコメントしかしないでしょう。
 解ってて聞いて「答えてくれない」ってアッピールをするまでが様式美と言っても良いかも知れない。

 「デフレ脱却」を掲げた内閣なんだから、「デフレ脱却するまで消費税上げません」と言わせて欲しいんだけどなぁ。
 批判したい側は批判したい側で「ほら、厳しいのに上げやがった」って言いたいだけなんじゃないか?って揶揄したくもなる。

 正直な話、消費税が一割になる事は別に良いと思ってます。ただまぁ、以前は物品税廃止とか、所得税の最低控除額(だっけ?)を弄ってある程度還元してたと思うんだけど、なんで法人税減らすんだろ?ってのは凄く謎。
 帳面上の都合のようだけど、それだとまた買い控えが再発すると思うんだけどなぁ。
 だからまぁ、企業にベースアップ(ベア)やってくれって政府が頭下げてるんだろうけど。それもそれでやっぱり謎。まぁ、労組が、そっち方面ではあんまり目立ってないからなぁ。

 消費税増税で直撃を喰らう所に、地方公共団体なんて所があります。
 増税分税収が増えるのが(増えたとしても)翌年なので、実質予算減になるんですね。やつらも買う時は消費税込で支払うので。

 債権とか基金と余裕あれば良いんですが、無いとどうにもならないんで、買い控えるしかないんですよねぇ。
 でなきゃ、入札で値切ることになる。落札業者(民間)は大変ですなぁ。
 人件費削ろうにも給料は人事委員会が勧告して決めるし、その勧告は人事院勧告と周りの会社の状況で決めるし、そうなると給料上がるという。

 結構ドツボでいらっしゃるのですよ。10月に増税なんで、4月に判断するのにその大枠は12月くらいに……とか言ってるのは、予算組みの都合なんだろうなぁと。
 地方創生とかをそんな中でやるんだけど、用途限定のヒモ付の金配るとかでどうにかする感じですかね?ただのバラマキだけど。

 普通は。今はデフレ脱却フェイズで増税はその後でしょう。普通は。
 麻生政権に「全治三年」と診断された日本経済が三年放置されて悪化して、少し薬入れて蹴り落として、そこから半年そこらでまた増税する余力があるとは思えないしね。

 でも、上げちゃうんだろうなぁ。
 小泉政権の時みたいに上がった気のしない好景気が続いたら嫌だねぇ。
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2014/08/08(金) 「朝日新聞の慰安婦問題記事」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 3コ

詳しくはWebで。
朝日:慰安婦問題を考える

 先に朝日に対する結論から書いてしまうと、朝日がやった事の評価はある程度すべきだとは思うんだけど今更っちゃ今更ですやね。
 でもって「読者へのお詫び」が無い。面白いくらいに「おわび」が無い。
 騙されてましたって白状してる始末で、それ知る権利だとか何だとかであんだけ調べまわってる集団として、その言いっぷりってどうなんですかね?……と思うワケですよ。
 こういうの、ほかの業種なら社長の首が何個か飛んでるじゃろ。これってくらいのやらかしようなワケです。ホントにこれでいいのか?と思ってしまうのだよね。

 後は引用だと言い張るダイジェストとオマケ。
 では、どうぞ。

朝日:慰安婦問題の本質 直視を

■編集担当 杉浦信之

 日韓関係はかつてないほど冷え込んでいます。混迷の色を濃くしている理由の一つが、慰安婦問題をめぐる両国の溝です。

 この問題は1990年代初めにクローズアップされ、...安倍政権は河野談話の作成過程を検証し、報告書を6月に発表しました。一部の論壇やネット上には、「慰安婦問題は朝日新聞の捏造(ねつぞう)だ」といういわれなき批判が起きています。...

 私たちは慰安婦問題の報道を振り返り、今日と明日の紙面で特集します。読者への説明責任を果たすことが、未来に向けた新たな議論を始める一歩となると考えるからです。97年3月にも慰安婦問題の特集をしましたが、その後の研究の成果も踏まえて論点を整理しました。...私たちは元慰安婦の証言や少ない資料をもとに記事を書き続けました。そうして報じた記事の一部に、事実関係の誤りがあったことがわかりました。...裏付け取材が不十分だった点は反省します。...しかし、そのことを理由とした「慰安婦問題は捏造」という主張や「元慰安婦に謝る理由はない」といった議論には決して同意できません。

 被害者を「売春婦」などとおとしめることで自国の名誉を守ろうとする一部の論調が、日韓両国のナショナリズムを刺激し、問題をこじらせる原因を作っているからです。...

 戦時中、日本軍兵士らの性の相手を強いられた女性がいた事実を消すことはできません。慰安婦として自由を奪われ、女性としての尊厳を踏みにじられたことが問題の本質なのです。...
 来年は戦後70年、日韓国交正常化50年の節目を迎えますが、東アジアの安全保障環境は不安定さを増しています。隣国と未来志向の安定した関係を築くには慰安婦問題は避けて通れない課題の一つです。私たちはこれからも変わらない姿勢でこの問題を報じ続けていきます。...


朝日:慰安婦問題とは

 Q 慰安婦とは何か。

 A 戦時中、日本軍の関与の下で作られた慰安所で、将兵の性の相手を強いられた女性。政府は1993年8月に河野洋平官房長官が発表した談話(河野談話)で「当時の軍の関与の下に多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題」と指摘した。

 Q どんな人々が慰安婦にされたのか。

 A 日本本土(内地)の日本人のほか、日本の植民地だった朝鮮半島や台湾出身者も慰安婦にされた。日本軍の侵攻に伴い中国、フィリピン、ビルマ(現ミャンマー)、マレーシアなど各地で慰安所が作られ、現地女性も送り込まれた。...植民地や占領地では売春婦でない未成年女子も対象となった。朝鮮からは17歳、台湾からは14歳の少女が慰安婦とされたとの記録がある。

 Q 何人くらいいたのか。

 A 総数を示す公式記録はなく、研究者の推計しかない。現代史家の秦郁彦氏は93年に6万~9万人と推計し、99年に2万人前後と修正。吉見義明・中央大教授(日本近現代史)は95年に5万~20万人と推計し、最近は5万人以上と改めた。韓国や中国ではさらに多い数字をあげる人もいる。

 Q 慰安所はいつ、どんな経緯で作られたのか。

 A 満州事変の翌年、32年の上海事変で日本兵が中国人女性を強姦(ごうかん)する事件が起きたため、反日感情の高まりを防ぐためとして九州から軍人・軍属専用の慰安婦団を招いたとの記録がある。その後、性病蔓延(まんえん)による戦力低下や機密漏洩(ろうえい)の防止、軍人の慰安のためなどの理由が加わった。

 Q どのようにして集められたのか。

 A 多くの場合、軍の意向を受けた業者がまず日本国内で、さらに植民地の朝鮮や台湾で集めた。「仕事がある」とだまされたり、親に身売りされたりした場合も多いことがわかっている。

 一方、フィリピンやインドネシアなど占領地では、日本軍が直接暴力的に連行したとの記録もある。...
 Q 日韓間の問題として認識されたいきさつは。

 A 90年1月、尹貞玉(ユンジョンオク)・梨花女子大教授が韓国ハンギョレ新聞に「挺身(ていしん)隊『怨念の足跡』取材記」の題で慰安婦問題の記事を連載。5月の盧泰愚(ノテウ)大統領訪日をきっかけに、植民地時代の朝鮮半島で日本の軍人・軍属とされた韓国人らから日本に謝罪と補償を求める声が高まった。
...


朝日:強制連行 自由を奪われた強制性あった

 〈疑問〉政府は、軍隊や警察などに人さらいのように連れていかれて無理やり慰安婦にさせられた、いわゆる「強制連行」を直接裏付ける資料はないと説明しています。強制連行はなかったのですか。
...
■読者のみなさまへ

 日本の植民地だった朝鮮や台湾では、軍の意向を受けた業者が「良い仕事がある」などとだまして多くの女性を集めることができ、軍などが組織的に人さらいのように連行した資料は見つかっていません。一方、インドネシアなど日本軍の占領下にあった地域では、軍が現地の女性を無理やり連行したことを示す資料が確認されています。共通するのは、女性たちが本人の意に反して慰安婦にされる強制性があったことです。
...


朝日:「済州島で連行」証言 裏付け得られず虚偽と判断

 〈疑問〉日本の植民地だった朝鮮で戦争中、慰安婦にするため女性を暴力を使って無理やり連れ出したと著書や集会で証言した男性がいました。朝日新聞は80年代から90年代初めに記事で男性を取り上げましたが、証言は虚偽という指摘があります。
...
■読者のみなさまへ

 吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾がいくつも明らかになりました。
...


朝日:「軍関与示す資料」 本紙報道前に政府も存在把握

 〈疑問〉朝日新聞が1992年1月11日朝刊1面で報じた「慰安所 軍関与示す資料」の記事について、慰安婦問題を政治問題化するために、宮沢喜一首相が訪韓する直前のタイミングを狙った「意図的な報道」などという指摘があります。
...
■読者のみなさまへ

 記事は記者が情報の詳細を知った5日後に掲載され、宮沢首相の訪韓時期を狙ったわけではありません。政府は報道の前から資料の存在の報告を受けていました。韓国側からは91年12月以降、慰安婦問題が首相訪韓時に懸案化しないよう事前に措置を講じるのが望ましいと伝えられ、政府は検討を始めていました。


朝日:「挺身隊」との混同 当時は研究が乏しく同一視

 〈疑問〉朝鮮半島出身の慰安婦について朝日新聞が1990年代初めに書いた記事の一部に、「女子挺身(ていしん)隊」の名で戦場に動員された、という表現がありました。今では慰安婦と女子挺身隊が別だということは明らかですが、なぜ間違ったのですか。
...
■読者のみなさまへ

 女子挺身隊は、戦時下で女性を軍需工場などに動員した「女子勤労挺身隊」を指し、慰安婦とはまったく別です。当時は、慰安婦問題に関する研究が進んでおらず、記者が参考にした資料などにも慰安婦と挺身隊の混同がみられたことから、誤用しました。
...


朝日:他紙の報道は

 他の新聞社は慰安婦問題をどう報じてきたのか。...

 論点は、朝日新聞が今回の特集で点検の対象とした、吉田清治氏(故人)をどう報じたか▽「慰安婦」と「女子挺身(ていしん)隊」を混同したか▽慰安婦問題を報じる際、「強制連行」という言葉を使ったか――の3点。
...産経新聞は、大阪本社版の夕刊で1993年に「人権考」と題した連載で、吉田氏を大きく取り上げた。...「(証言の)信ぴょう性に疑問をとなえる声があがり始めた」としつつも、「被害証言がなくとも、それで強制連行がなかったともいえない。吉田さんが、証言者として重要なかぎを握っていることは確かだ」と報じた。...

 読売新聞も92年8月15日の夕刊で吉田氏を取り上げている。...「山口県労務報国会下関支部の動員部長だった吉田清治さん」が、「『病院の洗濯や炊事など雑役婦の仕事で、いい給料になる』と言って、百人の朝鮮人女性を海南島に連行したことなどを話した」などと伝えている。

 毎日新聞も吉田氏が92年8月に謝罪のために訪韓した様子を同年8月12日と13日の朝刊でそれぞれ報じた。

 90年代初期には、「慰安婦」と「挺身隊」の混同もみられた。

 朝日新聞の過去の記事に両者の混同があったことなどを批判した読売新聞は、...「太平洋戦争中、朝鮮人女性が『女子挺身隊』の名でかり出され、従軍慰安婦として前線に送られた。その数は二十万人ともいわれているが、実態は明らかではない」...「戦時中、『挺身隊』の名目で強制連行された朝鮮人の従軍慰安婦は十万とも二十万人ともいわれる」と記述するなど、混同がみられた。

 毎日新聞も、...「十四歳以上の女性が挺身隊などの名で朝鮮半島から連行され、従軍慰安婦に。その数は二十万人ともいい、終戦後、戦場に置き去りにされた」と報じた。

     ◇

 朝日新聞社は、ここで取り上げた記事について各社の現時点での認識を尋ねました。...読売新聞社は回答しませんでした。

 〈毎日新聞社社長室広報担当の話〉 いずれの記事も、その時点で起きた出来事を報道したものであり、現時点でコメントすることはありません。

 〈産経新聞社広報部の話〉 当該記事では、吉田清治氏の証言と行動を紹介するとともに、その信ぴょう性に疑問の声があることを指摘しました。その後、取材や学者の調査を受け、証言は「虚構」「作り話」であると報じています。


朝日:河野談話 韓国政府も内容評価

慰安婦問題で韓国の反発が強まったのは1990年6月、参院予算委員会がきっかけだった。...

■「政府の関与」

 91年12月には元慰安婦が日本政府を提訴。内閣外政審議室は、慰安婦関連の資料の調査を始めた。...

 92年1月11日、朝日新聞は防衛研究所にあった旧日本軍の通達を記事化し慰安所は「国が関与していた」と報じた。...加藤氏は...朝日新聞の取材に「当時の軍の関与は否定できない」と明らかにし、宮沢首相は17日の日韓首脳会談で公式謝罪した。

 日本政府は92年7月6日、前年12月から進めていた調査結果を発表。加藤氏が「慰安所の設置、募集に当たる者の取り締まり、慰安施設の築造・増強、慰安所の経営・監督、衛生管理、身分証明書等の発給で政府の関与があった」と述べた。韓国政府は「努力を評価する」としつつ、「問題の全容を明らかにするに至っていない」と再調査を求めた。

■「強制性」

 調査結果の内容に韓国側は「募集時の強制性を含め引き続き真相究明を行うことを求める。証言等で明らかな強制連行が調査結果に含まれていないことへの韓国世論の動向が憂慮される」と注文をつけた。...
 韓国の要求にどう応えるかが、日本の課題となった。

 日本は93年1月から軍や朝鮮総督府、慰安所経営の関係者にヒアリングを重ねた。しかし、関係者は官憲による「人さらい的」ないわゆる「狭義の強制連行」を否定。その後も朝鮮半島に関しての資料は見つからなかった。

 外務省は2月ごろ、「自らの意思に反した形で従軍慰安婦とされた事例があることは否定できない」との内部文書をまとめた。...

■「お詫びと反省」

 談話は日本の求めに応じた韓国とやり取りしながら作られた。例えば、原案にあった「心からおわび申し上げる」について、韓国は「反省の気持ち」を追加した方が良いとの考えを示し、日本も応じた。一方、慰安婦の募集について韓国が「軍または軍の指示を受けた業者」が当たったと提案。日本は軍ではなく軍の意向を受けた業者が主として行った、との理由で拒否。調整は「事実関係をゆがめない範囲」で進められた。...
 発表された談話は、慰安婦について「募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた。お詫(わ)びと反省の気持ちを申し上げる」と述べた。韓国外務省は「全体的な強制性を認めた。謝罪と反省とともに、歴史の教訓としていく意志の表明を評価する」との声明を発表した。
...



朝日:アジア女性基金に市民団体反発

 日本政府は元慰安婦に対する「謝罪」の意思を表す金銭的な支援...具体的な制度設計に入ったのは1994年の村山政権になってからだ。...
 政府はもともと、65年の日韓請求権協定などで請求権に関する問題は解決済みとの立場で、法的責任は認めていない。...社会党も国家賠償を主張したが「少しでも戦後責任を前進させるべきだ」と妥協。民間による寄付金を集めることにした。

 95年6月、五十嵐広三官房長官は「女性のためのアジア平和友好基金」(仮称)の設置を発表した。基金の原資は募金で集め、政府も医療福祉事業費に資金を出す仕組みだ。韓国は医療福祉事業を念頭に「一部事業に対する政府予算の支援という公的性格は加味されている。誠意ある措置だ」との論評を発表。...韓国政府も当初は、基金を評価した。

■「国家賠償を」
...
 97年1月、基金の受け取りを希望した元慰安婦に初めて償い金と医療福祉事業費を支給した「伝達式」は、...橋本龍太郎首相名のおわびの手紙が韓国語で代読され、チマ・チョゴリの正装で出席した元慰安婦は泣き崩れたり、喜びの言葉を口にしたりした。

 だが、終了後に公表すると韓国社会で強烈な反発が出た。受け取った7人の氏名が公表され、「カネに目がくらんで心を売った」「罪を認めない同情金を受け取れば、被害者は公娼(こうしょう)になる」との強い非難が元慰安婦に寄せられた。韓国外務省も「我が政府と大部分の被害者の要求を無視して支給を強行したことは遺憾だ」とのコメントを発表。直後の日韓外相会談では柳宗夏(ユジョンハ)外相が支給手続きの中断を求めた。...
 挺対協など支援団体は、アジア女性基金に対抗して独自の募金活動を開始。韓国政府は98年5月、元慰安婦に政府支援金3150万ウォン(約312万円)と民間募金418万ウォン(約41万円)の支払いを始めた。基金を受け取る意思のない人だけが対象で、基金の活動は一層難しくなった。...
     ◇

 〈アジア女性基金〉 河野談話を受けて1995年7月に発足。首相によるおわびの手紙と国民の寄付から償い金200万円、国費から医療福祉支援事業として120万~300万円を元慰安婦に支給した。韓国では韓国政府認定の元慰安婦207人中(2002年時点)、61人を対象に実施。基金受け取りを公表すると韓国社会からバッシングを受けたり、韓国政府からの支給金を受け取れなかったりしたため、水面下で事業を進めた。台湾では13人、フィリピンは211人が対象。オランダでは79人が医療福祉事業費のみ受け取った。インドネシアは元慰安婦の認定が困難だとして、高齢者施設を整備した。



朝日:韓国憲法裁決定で再び懸案に

 慰安婦問題に関して韓国政府は長く、日本政府には「金銭要求はしない」という基本方針を取ってきた。...市民団体は慰安婦問題について、韓国政府の取り組み不足を問題とする裁判を起こした。

 訴えから5年。11年8月に韓国憲法裁判所が下した決定...
 日本政府は協定によって請求権はすべて消滅したとしていたが、憲法裁は、元慰安婦らへの個人補償が協定の例外にあたるのかどうかを、韓国政府が日本政府と交渉しないことを違憲と判断した。

 もっとも、決定に対し韓国外交通商省は当初、請求権協定に基づき、解釈の違いを正す交渉を求めるにとどめた。...
 ところが状況が変わる。11年12月、慰安婦の支援団体が毎週ソウルの日本大使館前で行ってきた抗議集会が千回を記録した。記念して同所にこの問題を象徴する少女像を建立したことで、日本国内の世論が急激に悪化していった。

 直後に京都で開かれた日韓首脳会談。...日韓首脳が慰安婦問題で応酬する事態に発展した。
...李大統領が翌8月、韓国の現職大統領として初めて竹島に上陸。直後に韓国政府高官が、上陸の原因として慰安婦問題での日本の「不誠実な対応」を挙げたため、日本側は強く反発。...
 13年2月、朴槿恵(パククネ)政権が発足すると、慰安婦問題をめぐる状況はさらに混迷を深めることになった。
...今年6月20日に日本政府の河野談話の検証結果が発表されると、韓国政府は日韓の協議内容を勝手に編集したものだと受け止め、...
 韓国政府は、慰安婦問題に関する白書を出版・公表する準備に入った。


朝日:強制連行の有無、検証あいまい 秦郁彦さん(現代史家)


 はた・いくひこ 32年山口県生まれ。専門は日本現代史。拓殖大、千葉大、日本大教授を歴任。著書に「慰安婦と戦場の性」「南京事件」など。「文芸春秋」「中央公論」両誌の9月号でも、慰安婦問題についての論考を発表予定。

 慰安婦問題の主要な争点は、官憲による組織的、暴力的な強制連行の有無と、慰安所における慰安婦たちの生活が「性奴隷」と呼べるほど悲惨なものだったか否かの2点に絞られよう。...
 今回の検証ぶりについて私なりに個別の論点を取り上げてみたい。慰安婦問題の初期イメージを形成し、その後の論調を制約したのは、1992年1月11日の朝日新聞かと思う。...
 これほど誤認と誤報の多い記事は珍しいが、他のメディアが追従したこともあり、結果的に、当時の河野洋平官房長官が強制連行を認めて謝罪し、アジア女性基金を創設して元慰安婦たちに「償い金」を給付する路線が実現してしまう。

 今回の検証では、当時の情報不足に起因するとして挺身隊との混同は認めたが、総数と民族別内訳は不明としている。
...強制連行を根拠づける唯一の証言だった吉田証言を否定しながら、中国やインドネシアで戦犯裁判にかかった命令違反や個人犯罪の数例を引いたり、慰安所での「強制」や「軍の関与」を強調したりして、「朝日新聞の問題意識は、今も変わっていない」とあいまいに逃げてしまったのは惜しまれる。...
 皮肉にも韓国では6月25日に元米軍用慰安婦122人が、性奴隷とされたことに補償と謝罪を求め、韓国政府を相手に提訴した。他にも、韓国軍用慰安婦やベトナム戦における性犯罪を追及する声もくすぶる。

 「自分のことは棚に上げ、他を責める」のは国際情報戦の定石とはいえ、日本も反撃姿勢に転じればよいのではないか。(寄稿)


朝日:被害者に寄り添う報道必要 吉見義明さん(中央大教授)


 よしみ・よしあき 46年山口県生まれ。専門は日本近現代史で主な研究テーマは戦争責任問題と民衆の戦時・戦後体験。90年代から慰安婦問題に取り組み、著書に「従軍慰安婦」「草の根のファシズム」「焼跡からのデモクラシー」など。

 朝日新聞は今回の特集で、女性たちが意思に反して慰安婦にさせられたという強制性に問題の本質があることを明確にした。軍・官憲による暴力的な強制連行がなければ日本政府に責任はないという、国際的に全く通用しない議論がいまだにあることを考えれば、改めて問題の所在を明示したことは意義があった。

 過去の報道について、訂正や誤った経緯の検証をしたことも、慰安婦問題を理解する上で重要だ。

 吉田清治氏の証言については、...
 証言が虚偽でもこの問題に与える影響はない。...
 問題と感じたのは、今回の紙面を読んでも、慰安婦問題の何が課題で、何をする必要があるのか、朝日新聞が考える解決策が見えてこないことだ。被害者に寄り添う姿勢が紙面からうかがえない。...
 解決のためには、女性の人権侵害をした主体が軍であることを政府が明確に認めることだ。その上で、謝罪し、補償し、教育にも反映すべきだと思う。
...
 朝日新聞には被害者の立場を忘れずに、慰安婦問題を報道し続けてもらいたい。「過去の克服」をせずに、現在直面する課題に取り組もうとしても、世界の共感は得られないだろう。


朝日:ガラパゴス的議論から脱却を 小熊英二さん(慶応大教授)


 おぐま・えいじ 62年東京都生まれ。専門は歴史社会学で、ナショナリズム、民主主義を中心に政治思想とその歴史を論じている。著書に「〈民主〉と〈愛国〉」「単一民族神話の起源」「社会を変えるには」、編著に「平成史」など。

...
 大きな変化を念頭にこの問題をみると、20年前の新聞記事に誤報があったかどうかは、枝葉末節に過ぎない。とはいえ、今や日韓の外交摩擦の象徴的テーマとなったこの問題について、新聞が自らの報道を点検したのは意義がある。また90年代以降の日韓の交渉経緯を一望し、読者が流れをつかむことを助けてくれる。

 違和感が残ったのは特集の構成だ。1日目に自紙の報道を振り返り、2日目に慰安婦問題で揺れる日韓関係を書いている。しかし本来は、日韓でどう問題化しているかが中心であるはずで、報道の細部など読者の多くにとっては二の次だ。
...
 慰安婦問題の解決...
 具体的には、情報公開、自国民への説明、国際的な共同行動が原則になろう。例えば日本・韓国・中国・米国の首脳が一緒に南京、パールハーバー、広島、ナヌムの家(ソウル郊外にある元慰安婦が共同で暮らす施設)を訪れる。そして、それぞれの生存者の前で、悲劇を繰り返さないことを宣言する。そうした共同行動を提案すれば、各国政府も自国民に説明しやすい。50年代からの日韓間の交渉経緯を公開するのも一案だ。困難ではあるが、新時代への適応は必要だ。


 いや、慰安婦への謝罪と軍や政府がやったかどうかは別の話ですよ。
 とかいうと揉めるのかなぁ。うーん。

 というかね。

 なんで「軍が強制的に連行してって慰安婦にしたわけじゃない」という所を日本のネット世論(の一部)がクローズアップしてるかというと、「軍がやった」と言われて「やってねーよ」と返した所から始まるんだな。

 でもって、なんでか知らないけど何度も何度も連れ去られて、その都度故郷に帰ってきてる元慰安婦現れたりして、日本サイドは「こいつら、嘘ついてんじゃねーか?」という不信感が最初の方にあるワケです。
 そこには記憶のあやふやなソレであるとか、用語の定義のあいまいさであるとか、認識のズレとか、なんちゃらバイアスとかあったんだろうけども。

 そういう所を解きほぐしてるうちに時がすぎ、気がつけば日本サイドも韓国サイドにつられて全部ぐっちゃにして議論するようになっちゃった部分が凄く強い。
 軍がやったワケじゃない。お前らうそつきねー。だから全部嘘ねー。みたいな。

 まぁ、それはそれとして。

 慰安婦という存在がいて、日本軍の兵隊相手にそういうことしてた。そこは事実なので、「それについてはごめんなさい」をするべきでしょう。
 そして、それをしたのが河野談話なんじゃないか、アジア女性基金なんじゃないか、と私は思っているワケです。だから、アレを全否定する気も無くそうって気もあんまり無いです。
 とりあえず今の「売春いくない」という風潮の中で、「まだマシな環境のトコもあったんですよ」とか、ただの開き直りに取られておしまいなのでね。

 ただ、
 その慰安婦は 朝鮮半島出身者100% というワケではないから、慰安婦問題で謝罪しろって話になった時には、アジア諸国(日本含む)に向かってでなきゃおかしいとも思うわけです。実際河野談話だって、

「その出身地のいかんを問わず、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。」

 と特定地域の人間だけに向けて言ってるワケじゃないですしね。
 それに対して、「まぁ、手打ちにしましょう」って、こめかみピクピクしてたかも知れないにせよ、ある程度収まってくれた各国の中で、ひとり気を吐く感じで許さーんって頑張っちゃって、なんだかんだの末に結局日本もキレちゃって、今の日韓両国の状況でございます。って感じになっていくんだけどもね。

 ただね。

 仮に日本が国家として個人に賠償するとしても。
 ぶっちゃけた話、韓国の求める謝罪って最終的に金に落ち着いちゃう……と、言うより、過去にさかのぼる技術が無い以上は、金以外に謝罪の形として使えるいい物が無いわけで。
 その時に結局アジア女性基金みたいに受け取ったらダメです。みたいな言い方する人たちがワラワラと出るんであれば、日本って謝罪するだけ損になっちゃうんですよね。そこで許すまで謝罪しろって言うなら、今までと同じでどっかでブチキレて、今までより更にこじれるのは目に見えているので。
 どっかでいい落とし処があればいいんですけどね。ホントに。

2013/07/14(日) 「あー、参院選だっけー」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 288コ

とりあえず、公約をリンク貼っておくですよ。
議席持ってるトコのは見出しっぽそうのは書いておいた。
それ以外は申し訳ないけど、分かった分のリンクだけ。

自民党:参院選2013選挙公約

まず、復興を加速します。
01「たくましい日本」へ。経済
 さあ、経済を取り戻そう。
02「たくましい日本」へ。地域
 さあ、地域の活力を取り戻そう。
03「たくましい日本」へ。農山漁村
 さあ、農山漁村の底力を取り戻そう。
04「たくましい日本」へ。外交
 さあ、外交防衛を取り戻そう。
05「やさしい日本」へ。安心
 さあ、安心を取り戻そう。
06「誇りある日本」へ。教育
 さあ、教育を取り戻そう。
07「誇りある日本」へ。政治・行政改革
 さあ、国民のための政治・行政改革を。
08「誇りある日本」へ。憲法
 さあ、時代が求める憲法を。

公明党:参議院選挙2013重点政策

「安定は、希望です。」
1復興・防災・減災
 スピーディな東日本大震災からの復興。着実な防災・減災対策の推進
2経済回復
 実感できる経済回復。その成果を地域に中小企業に生活者に
3社会保障・教育改革
 さらにきめ細やかな社会保障の充実と教育の改革
4行政改革
 新しい「国のかたち」と行財政改革
5対外関係
 安定した平和と繁栄の対外関係
当面する重要政策課題


民主党:参院選マニフェスト

震災復興 福島再生 被災者に寄り添う
くらし|経済 中間層を厚く、豊かに
いのち|社会保障 いのちを大切にする社会へ
みらい|女性・子育て・教育 未来へ、人への投資
憲法 未来志向の憲法を構想する
外交防衛 戦略的な外交、確固たる防衛
改革 改革続行

みんなの党:参院選2013特設サイト アジェンダ

01成長戦略は徹底した規制改革で!─名目4%以上の成長により実感できる景気の回復を─
02エネルギー転換で達成する経済成長と原発ゼロ!─グリーングロースによる新しい社会システム構築─
03増税の前にやるべきことがある!─消費税増税を凍結し、まずは国会議員や官僚が身を切る─
04「地域主権型道州制」で格差を是正!─「3ゲン」を移譲し、消費税は地方の財源に─
05子育て・介護で未来に希望を!─みんなが安心できる社会づくり─
06東北から未来を変える!─復興を超えて創造へ─
07激動する国際情勢の中で戦略的な外交を!─日本は世界に通ずる海を要する海洋国家、領土・領海をとことん守ります─
08財源はしっかり手当する─ムリ・ムダ・ムラを削減し不要資産を売却─

日本維新の会:参議院選公約 維新の挑戦(※PDF)

統治機構の改革
税と社会保障制度改革
主権・平和・国益を守る外交・防衛
既得権益と闘う成長戦略
維新の改革を日本全国へ

骨太2013-2016日本を賢く強くする
1経済・財政を賢く強くする
2社会保障を賢く強くする
3国家のシステムを賢く強くする
4エネルギー供給体制を賢く強くする
5外交・安全保障を賢く強くする

日本共産党:2013年参院選挙政策

安倍政権の暴走に立ち向かい、「国民が主人公」の新しい政治を
1、アベノミクスの暴走を許さず、消費税増税を中止し、国民の所得を増やす本格的な景気回復の道を
2、原発の再稼働と輸出を中止し、「即時ゼロ」の決断を――再生可能エネルギーに大胆に転換する
3、「アメリカいいなり」をやめ、国民の利益を守る外交に――基地も安保もない日本をめざし、自主外交でアジアと世界の平和に貢献する
4、安倍政権の改憲への暴走と対決し、憲法を守り、生かす政治を
5、侵略戦争、植民地支配を肯定・美化する、歴史の改ざんと歴史への逆行を許さない

社会民主党:2013年参院選 選挙公約

社民党はめざす~ 「強い国よりやさしい社会」
5つの約束
約束 改憲を阻止し、憲法をいかそう
約束 くらしと雇用の再建で景気の回復を
約束 「生活再建」で一刻も早い被災地の再生を
約束 原発再稼働反対、脱原発社会の実現を
約束 TPP参加反対、地域再生の柱に農林水産業を

15の提案
1復興 2社会保障 3雇用 4子ども・子育て支援 5若者
6教育 7男女平等 8法務・人権 9分権・自治 10中小企業
11環境・みどり・農林水産業 12国土交通 13政治改革 14税財政 15外交防衛

生活の党:「生活の党」基本政策

暮らし 家計収入の増大こそ最優先課題
成長 経済成長は地域、生活者、中小企業から
いのち 脱原発こそ成長戦略
安心 TPPは断固反対

生活の党 参院選政策項目一覧
I 憲法 II 行財政・国会 III 経済 IV エネルギー・環境
V 農林漁業 VI 社会保障・雇用 VII 少子化・男女共同参画・教育科学技術 VIII 外交・安全保障

みどりの風:ふかせよう みどりの風の「約束」(※PDF)

「日本らしさが活きる格差のない共生社会をつくります」
私たち「みどりの風」は、水、種子、そして、祭を守ります。

みどりの風の「約束」
1消費税増税を凍結し、真の社会保障改革を実行します。
2数字だけのマクロ経済から顔の見えるミクロ経済重視へ。
3TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加に反対します。
4緊急事態が続く原発問題に着実に対応します。
5若者・女性がもっと活躍する日本を実現します。
6日本国憲法を守り育てます

新党大地:新党大地の訴え(※PDF)

北方領土問題の解決。
女性の国会議員を増やします。
若者に夢と希望をあたえます。
取り調べの可視化を実現します。
時代に合った憲法にします。
社会保障の充実。
TPP断固反対。
消費税増税凍結。
原発ゼロにします。
すじの通った外交の実現。
活力ある日本にします。


幸福実現党:主要政策2013
緑の党:2013年参院選公約「いのちをつむぐ緑のプロジェクト」
維新政党・新風:鈴木信行候補の選挙公報

 まぁ、順番だけでもその政党の建前でも本音でもわかるんじゃないだろうかと。
 個人的には経済と、原発の今後とエネルギー政策をメインに見てみますかねー。


2012/12/18(火) 「2012衆院選が終わって」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 144コ

読売:衆院選2012
NHK:2012衆院選

 とんでもないことになってしまいました。
 まずは公示前と選挙結果から。

政党公示前獲得議席選挙区比例増減
与党
民主230572730-173↓
国民新3110-2↓
野党
自民11829423757+176↑
公明2131922+10↑
維新11541440+43↑
未来61927-52↓
みんな818414+10↑
共産9808-1↓
社民5211-3↓
大地3101-2↓
日本1000-1↓
改革00000→
幸福00000→
諸派00000→
無所属955--4
479480300180--


 まぁ、与党は負けるだろう。
 ……と誰もが思ってはいたでしょうが、実に四分の一に経るという激減。第二党が100議席無いというのは、久しぶりの事だったりします。
 まさか、こんなことになるとは。

 何はともあれ、比例の得票数だけで全国比例だとしての議席を取ってみましょう。

政党比例得票数獲得議席数
与党
民主9,628,65315.99%77
国民新70,8470.11%0
野党
自民16,624,45727.62%134
公明7,116,47411.82%57
維新12,262,22820.37%99
未来3,423,7655.68%27
みんな5,245,5868.71%42
共産3,689,1596.13%29
社民1,420,7802.36%11
大地346,8480.57%2
日本---
改革137,7810.22%1
幸福216,1500.35%1
諸派---
無所属---
60,179,72899.93%480


 維新の会が比例第二党になったことで、今現在、与党になる予定の自公の議席がいまいちになります。与党だった民主・国民の負けっぷりは変わりませんが、この場合「民自公」とか「自公維」になったかも知れません。
 それにしても小選挙区制ってあっさりと山が動いてしまうのだなぁ、という恐怖がすさまじい。


 さて、本来の選挙結果に戻りますが、どうも数字を見ると、

・民主(173減)と国民(2減)の議席を、自民(176増)が取った。
・民主から出て行ってあれやこれやした未来(52減)を、維新(43増)とみんな(10増)で取った。
・共産(1減)、社民(3減)、大地(2減)、日本(1減)を、公明党(10増)が取った。

 という3つの形になったのかなぁ、と思います。ちょうど数字がいい感じではまったんで、そういうことにしておきましょう。


 民主党は敗因を挙げれば、
・あまりにも唐突な選挙突入だった。
・真民主(→大地と合流)や国民の生活が第一(→未来の党へ合流)の分離があった。
・民主党初代総理大臣、鳩山由紀夫が普天間基地問題で沖縄県との関係とアメリカとの関係をぶちこわした。
・民主党第二代総理大臣、菅直人が唐突に消費税増税、TPP参加を言い出した。
・マニフェストは国民との契約だ、とまで言っていたのに守れなかった。
 等々あるんでしょうが。一番大きな理由は

「子ども手当等のために国民の給料減を招いたあげくに、子ども手当が支払えなかった」


 ではないかと。年末調整や確定申告で返ってこなかったり、住民税が上がって手取りが減ったりしたのが巨大な理由だったのだろうな、と。
 だって、2009年の選挙は「景気対策なんていいから金を今すぐよこせ」という部分もあって政権交代したんだもの。で、結局民主党はお金を用意出来なかったんだもの。

 しかしまぁ、戦いづらい選挙だったんだろうなぁ、と思います。
 何せマニフェストはあまり守れなかった。政調会長に頭下げ廻った細野豪志が来て頭下げ廻るのかと思ったら急に自民党攻撃を始めたもんだから、なんか開き直ったみたいに見えちゃった。

 必敗の選挙だったとは思います。
 だけど、負け方はこんな負け方じゃなかった気がする。
 その原因は維新なのか?と聞かれれば半分はそうかも知れないけど、数字が不思議なというか、綺麗な形で自民党にまるまる献上したみたいになっちゃった。自滅だったんじゃないかと思います。

 自民党は前回の政権交代で大転落した後、谷垣禎一の下、政党の綱領を作り直し、党是の憲法改正の為に憲法草案を作り、そして何より、ほとんど分裂させずにこの選挙まで持たせた。
 この選挙に勝てたのは、安倍晋三よりも、党を分裂させずに綱領も党是の新憲法草案も今回新人として当選した候補者の公募も全部用意した谷垣禎一の功績が大でしょう。安倍晋三は綺麗に最後の目を入れた。そういう話だと思っています。

 話戻って、民主党はそれをしなくてはいけません。
 誰かが分裂を回避させながら、党のコンセプトや綱領を確立させ、元与党である野党として与党を追及し、参院選で勝利・または最低限の敗北で抑え、そして次の衆院選まで党を持たせないといけない。
 そして再度の政権交代をなしえて初めて、この小選挙区制度が活きると思うのです。もちろん、それでエンディングではないのですが。
 それが出来なければ1955年からの「自民党とその他の政党」という体制がこれからもずーっと続きます。


 さて、第三極。
 結果としては分裂しただけで終わりました。未来の議席を維新とみんなで配って終わった感じです。

 まず未来。
 なんだったのかさっぱり分かりません。コンセプトがキッチリしてないまんま選挙戦に突入した。民主党から未来に移って、小選挙区で当選したのは小沢一郎のみ。「国民の生活が第一」という党が全く評価されてなかったのかも知れませんが、「未来」へと変わったことで、更に評価を叩き落としたような気がします。

 あとは、震災からの復興についてあまりにも無頓着でしたね。「卒原発」と、原発事故だけがあったかのように振る舞ってしまった。被災していない関西ならそれで良かったのかも知れないけど、全国区の政党がそんなノリで良かったとは思えない。
 落ちた人たちが切捨てられないことを祈りたいですね。

 次にみんな。
 第三極と報道された中、極めて空気のような扱いをされていたにも関わらず議席倍増させたのは、それまでの地道な活動が実ったのかも知れません。このまま進めていくとじわじわと勢力を増していく、地に足付いた党になっていくんじゃないかなぁと思います。政策自体は全く支持できませんけど。

 そして維新。
 正直、よく分からないまんま選挙になって、よく分からないけど、石原慎太郎と橋下徹のイメージで勝利した部分が強いと思います。選挙区で勝てたのは代表代行のお膝元の大阪くらいで、後は比例で40議席。
 比例の得票数が選挙区で獲得した議席に対して猛烈に多いので、ぶっちゃければ、小選挙区の当選もおそらくほとんど人で選ばれていない。「維新の会」という党に入れたという部分が凄く大きいんじゃないかと思います。
 そして、それは2009年の「政権交代」にあった空気の劣化版に近く、このままその空気だけで戦おうとしたら、おそらくは民主党の二の舞になるかも知れない。そして、それがとてつもなく怖い。

 まぁ、石原慎太郎や元たちあがれ日本(太陽の党)の面々がどう育てていくか、でしょうね。もっとも、それが大阪維新の会から流れる維新の会のコンセプトに合うのかがもの凄く疑問ですけれど。


 その他の政党について。

 公明。投票率が低ければ安泰も安泰。
 国民新。自民にとっての公明になれるのか、それとも立ち去るのか、それが大きな分岐点だと思う。
 幸福実現。全部比例だったら1議席取れるくらい票を集めていたので、生き残れればいつかは議席を勝ち取るかも。
 日本。一人政党状態だったので、もうここまでかなぁ、とか。
 改革。正直目立たなかった。
 大地。あまりにもロシアすぎた。


 共産と社民。
 経済に疎いのかも知れないけど、消費税増税反対・TPP反対・原発反対。これだけで戦って勝てるわけがない。

 そして何より、この人たちは労働者にはそこまで優しくない。優しいのは組合員とか家計とかに対してという所がすごく強い。
 原発事故で、東電を叩いた。他の電力会社も叩いた。それが経営陣に対してなら分かる。でも、彼らは会社やグループ全体を叩いちゃった。それはもう末端の、それこそ福島第一原発で廃炉に向けて働いている人たちまでも。
 嬉々として反原発デモに参加して、そこに労働者の目線はあったのだろうか。廃炉を目指すなら、なぜ、廃炉する業者や従業者、職員の待遇改善の話が出てこなかったのか。

 クビを切らせないために会社を潰してもいい。
 そういう部分がこの二党は強いのです。それが結果的に大量にクビ切る事態を呼ぶことにも無頓着なくらい。

 地盤がこの二党の行く末を変えていて、共産党は選挙区で全滅、比例のみの当選で1議席減。社民は沖縄で1議席、比例で1議席で半数以上の3議席減。
 特に社民は存在意義が無い。まず、どのへんが社民主義なのかさっぱり分からないし。共産党は確かな野党にまた戻って出直しじゃないかと思います。


 何はともあれ。
 こういう結果になりました。これがさしあたって現在の民意です。
 12月26日以降に発足する内閣がクリスマスプレゼントになるのか、はてまたどんよりした新年を迎えるモノになるのか、私には解りませんけど、とりあえず待ってみたいと思います。

 とりあえず、補正予算と来年度予算と外交かなぁ……。

2011/03/09(水) 「副大臣が昇格することで決まったんですが」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 70コ

中央:前原外相の後任に“伊藤博文の玄孫”の松本副大臣が内定

在日韓国人から違法な政治献金を受けたという理由で辞任した前原誠司前日本外相の後任に松本剛明外務副大臣が内定したと日本のメディアが8日一斉に報道した。このような人選は菅直人首相の提案を松本副大臣が8日夜に受け入れたことで決定されたと日本メディアは伝えている。

衆議院4選議員の松本副大臣は祖母が伊藤博文初代朝鮮統監の孫で、自身は伊藤博文の玄孫にあたる。


 韓国ならではの目線だよな。
 正直、ばーちゃんのじーちゃんが誰とか日本人はほとんど気にしない気がする。

国を憂い、われとわが身を甘やかすの記:短信・新外相となる松本剛明氏のかすかな思い出

...ともあれ、せっかくなので、松本氏はどういう人であるか紹介したいのですが、私は直接面識がないので、たいしたことは言えません。率直に言って、あまり評判のいい人ではありませんが、ほとんど知らずにあれこれ言うのも無責任なので、エピソードをちょっとだけ。

 後輩記者によると、松本氏は外務副大臣に就任後、外務省記者クラブを視察だかあいさつだかに訪れて、産経のブースにくると、「ここが民主党をたたいてナンボの産経か」と挑発して帰っていったそうです。人間性の片鱗がうかがえるかと。

 それと、このブログにかつて簡単に登場したことがあるので、それも記しておきます。関心のある方は、2008年1月30日のエントリ「続報・民主党の外国人参政権慎重派の勉強会は40分間」(http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/466659/)をどうぞごらんください。...

国を憂い、われとわが身を甘やかすの記:続報・民主党の外国人参政権慎重派の勉強会は40分間

...本日は午後零時15分ごろから約15分間、民主党の外国人参政権付与推進派の議連初会合があり、午後4時すぎから約40分間、今度は慎重派の「勉強会」が開かれました。...…我々記者が壁耳をしている際に、民社党の松本剛明氏(元政調会長)が我々を押しのけるように会場に入ろうとドアを開け、中を覗いた後に「この部屋は違うね。入ったらえらいことになる」とつぶやいて去っていきました。ありていに言えば間違えただけでしょうが、この会合のある種の位置づけを感じさせる発言ではありました。


 まぁ、そんなカンジの人らしいですが、伊藤博文の孫の孫って目で見られるんでしょうなぁ。先祖のことで毎日毎日土下座してないとやってもやっても感謝されなさそうですなぁ。はっはっは。

2011/03/09(水) 「解散しないといけませんねぇフフン(※イメージ)」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 108コ

山本一太の「気分はいつも直滑降」:「解散すべき!」と福田元総理

...福田康夫元総理の「新春の集い」の会場は超満員。 約1500人の支持者がつめかけていた。 ...福田元総理が(珍しく強い口調で)言った。 「この政権が1日続くと、それだけ国益が損なわれる。1分1秒でも早く解散してもらわなければならない!」と。...


 あら、珍しいというお話。
 でもまぁ、解散するのを求めるのはいいんだけど、民主+自民、民主+公明以外は3党以上の連立でない限り参院は過半数になれないんだけどな。
 そこがなんとも。煮え切らない感じ。

2011/03/09(水) 「デデーン♪ 前原、アウトー」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 195コ

朝日:前原外相が首相に辞表提出 政治資金問題で引責の意向

 前原誠司外相は6日、政治資金規正法が禁止する外国人から政治資金を受け取っていたことの責任を取り、辞任する意向を固めた。前原氏は同日夜に菅直人首相と会談し、辞表を提出した。

朝日:前原外相辞任 後任、松本剛氏らの名 外国人献金問題

...重要閣僚の辞任で、首相の政権基盤が一層弱体化するのは確実...菅内閣の閣僚辞任は、柳田稔元法相らに次いで3人目...後任には、松本剛明外務副大臣の昇格などが取りざたされているが、数日間は首相か枝野幸男官房長官が兼務する見通しだ。 ...

 前原氏は問題が発覚した4日、首相官邸で首相と会談した際、すでに辞意を伝えていた。だが、この時は首相が強く慰留...いったんは判断を先送りした。ただ、...野党が反発し、国会審議の見通しが立たなくなるうえ...辞意も固かったことから...辞任を受け入れざるを得ないと判断した。

 前原氏は「ポスト菅」の最有力候補だったが...民主党代表だった06年3月、「偽メール事件」で代表辞任表明に追い込まれたことがある。


朝日:前原氏会見「自ら国益損ねてしまった」

 前原誠司外相の6日夜の外務省での記者会見のうち、外相辞任関連部分の要旨は次の通り。

 「一両日熟慮を重ねた結果、外相の職を辞することにした。菅直人首相に了解してもらった。6カ月足らずで職を辞することになったことと、クリーンな政治を目指してきたのにもかかわらず政治とカネの問題で不信を招いたことを国民におわびする...指摘を受けた在日外国人の方とは長年親しく付き合っていた。政治を志した時点からずっと支援してもらった。この問題が発覚するまで献金してもらっていた事実を知らなかった。献金によって外相の職務に影響を受けたことはない。ただ、外国人から献金を受けていたことは重い。疑心暗鬼が日本外交を揺るがせることになれば、本意ではない。政治資金の管理責任は私自身にある。政治家としてのけじめをつけるべきだ...2005~08年と、10年にも受領していた。金額は各5万円。03年以前は、政治資金収支報告書の保存期間を過ぎているので不明だ。そのほかの外国人から献金を受けたかも調べているが、全体像の把握には時間がかかる...私から、国民や国会審議に迷惑をかけて申し訳ないと話した。慰留してもらったが最終的に了解してもらった...外交空白が起きるよりも早くけじめをつける方が、菅政権のためでなく、国民のためにプラスになると判断した...国会でも答弁したように全く知らなかった。やましいことは全くない...外交は継続性が大事だし、首相や外相が各国の首脳や外相と人間関係を作るのは極めて大事だ。国益を損ねることを自らしてしまった...普天間問題に大きな影響が出ないことを望んでいる。今まで通りの方針でやってもらえると思う。今後は与党の一員としてしっかりとサポートしたい」


Bloomberg:枝野氏:外相後任、来週のG8会合も考慮し首相が早期に決定(1)

 3月7日(ブルームバーグ):枝野幸男官房長官...が臨時代理を務めるものの、菅直人首相は...早期に後任を決めるとの見通しを示した。 ...菅首相は7日...の参院予算委員会で、...「なるべく早い段階で後任を決めたい」と述べたものの、時期は明言しなかった。

記事に関する記者への問い合わせ先:東京 広川高史 Takashi Hirokawa


産経:みんな・渡辺代表「ドミノ崩壊始まった。首相問責決議視野に」

 みんなの党の渡辺喜美代表は7日午前、在日外国人から政治献金を受けていた前原誠司外相の辞任について「辞任は当然だ。外相辞任をきっかけに、菅直人内閣のドミノ崩壊が始まった。首相の問責も視野に入ってきた」と述べ、首相の任命責任を問い、参院に問責決議案を提出すべきとの考えを表明した。

 問責決議案の提出時期については「そう時間はかからないかと思うが、タイミングは検討する」と述べるにとどめた。国会内で記者団の質問に答えた。 


日経:経団連会長、前原氏の外相辞任「大きなショック」

 日本経団連の米倉弘昌会長は7日午後の定例会見で、前原誠司氏の外相辞任について「大きなショックだ。TPP(環太平洋経済連携協定)交渉があるなか、政治的な影響を懸念している」と語った。そのうえで「個人献金の実態の把握は困難」と述べ、外国人からの政治献金について何らかの防止策が必要との見方を示した。

 一方で、衆院解散・総選挙の可能性が取りざたされていることには「首相が毎年変わるようでは国際社会の信用を得られるのか」と反論。自民党の谷垣禎一総裁が予算関連法案の成立には早期の衆院解散・総選挙が必要との発言をしたことに対して「年度末が間近に迫っており、理解できない」と述べた。〔日経QUICKニュース〕


読売:外相、泥舟から逃げた?「自分勝手」と批判も

...民主党内では「将来の復権をにらんだ決断」との見方も多い。...前原氏の辞任の決断は、自身の再起を念頭に置いてのもの...外相ポストにとどまり、仮に参院で問責決議案を可決されるような事態となってから辞任した場合は、「より一層ダメージは大きい」(周辺)。「あっさり辞めた方が傷口は小さくて済む。世論も『潔い』と評価してくれる」(前原グループ幹部)との“計算”が働いたとみられる。...思惑を見透かしてか、民主党内では、今回の外相辞任劇を冷ややかに見る向きも出ている。菅政権が支持率低迷で四苦八苦する中、「前原氏は『泥舟』から逃げ出したのも同然だ。自分勝手だ」(参院幹部)というわけだ。

日刊ゲンダイ:小沢予想的中「破れかぶれ解散」

●ドロ舟から逃亡が真の辞任理由
 予想された通り、前原誠司外相(48)が辞任に追い込まれた。菅オンボロ内閣の自滅、自壊が止まらなくなってきた。
 予算ひとつ、まともに成立させられず、支持率は17%まで暴落。...片腕の看板大臣が...クビ...末期政権の惨状である。
 政治ジャーナリストの泉宏氏が「前原辞任は当たり前...在日韓国人から献金を受けていた前原外相の今回の政治資金問題は、オソマツすぎて話になりません。献金してくれた焼き肉店経営の女性のことを前原外相が全然知らないならともかく、子供時代から家族ぐるみの付き合いだといえば、言い逃れは無理。一発でアウトの問題なのです。本来は議員辞職でも済まず、公民権停止になる話。それなのに、本人も周辺も自民党から国会で追及されるまで、事の重大性に気づかず、外相という重要ポストに就いていた。あまりに無知すぎるし、よくぞ、こんな幼稚な人が国会議員や大臣をしていたなと呆れ返ってしまいますよ」...
「どうせ助からないなら、早くドロ舟内閣から逃げ出した方が傷は浅くて済むし、世間に潔いと受け止められる」――そんなことを考えて前原は辞任したのだろう。
 民主党代表時代の偽メール事件といい、大臣になってからの八ツ場ダム騒動といい、いつまで経っても成長しない無責任なヤツだ。

東京:<スコープ>「辞める必要なかったのに…」 政府・民主恨み節

...あっさり外相を辞任した前原誠司氏に対し、政府・民主党内から恨み節...主要閣僚の辞任は政権に大打撃となる...前原氏はこれを承知の上で、菅直人首相らの慰留を振り切ったためだ。...自らの傷が深まるのを避ける狙い...党内には「独断」への不満もくすぶっている。 (関口克己)

 首相は七日の参院予算委員会で「ミス、不注意はあったかもしれないが辞める必要はないと強く慰留した。残念ながら、それ以上の慰留がかなわなかった」と嘆いた。...政権の屋台骨を失う...六日夜、公邸で二時間近く説得したのも、そんな強い危機感があったためだ。

 首相との会談に先立ち、前原氏は自らのグループ幹部十人弱と都内のホテルで協議し、辞任の意向を伝えた。出席者からは「辞めると、政権は飛車角落ちだ」などと続投論が大勢だったが、前原氏は「自分の責任だ」の一点張り。仙谷由人代表代行らは徹夜で説得しようとしたものの、前原氏が席を立ってしまい、周囲をあぜんとさせた...党内には前原氏は自らの力を温存するため、崖っぷちの菅政権を見捨てたのではないかとの見方もある。


読売:外相辞任「もういいかげんにして、と言いたい」

...前原外相の辞任が決定した7日、各政党の地方組織などは、様々な表情で辞任の報を受け止めた。

 統一地方選の最初の戦いとなる都道県知事選の告示まであと17日。...野党や地域政党からは「支持拡大のチャンスだ」との声も漏れた。

 「もういいかげんにして、と言いたい。新人候補にとっては非常につらい選挙になる。党執行部は一枚岩となって、国民のための政治を進めてほしい」。民主党兵庫県連...民主党大阪府連幹部は「離党問題などに続いて、また民主党がばたついている印象を有権者に与えてしまい、選挙への影響は避けられない。野球じゃないが『締まっていこう』と声を掛け合っても、これだけエラーばかり続けば、試合(選挙)は戦えない」...民主党都連...幹部は「さらに難しい状況になった。区議選などの候補者らも逆風の中、必死に地元を回っているが、ここまで来ると手の打ちようがない。候補者には申し訳ない」と嘆く。


時事:前原氏後任と良好関係=尖閣問題でけん制-中国外相

 【北京時事】中国の楊潔◆(竹カンムリに褫のつくり)外相は7日、北京の人民大会堂で記者会見し、6日に辞任した前原誠司前外相について「われわれは何度も会談し、中日戦略的互恵関係の改善・推進で重要な共通認識に達した...後任が誰であろうと、日本の外相と良好な関係を維持したい」と述べ、...影響を及ぼさないとの認識を示した。
 尖閣諸島問題について楊外相は「中国の立場は一貫しており明確だ...極めて敏感な問題であり、慎重に処理しなければならない...われわれは日本の指導者が最近、中日関係について発した重要かつ積極的なメッセージを注視している...今年は中日関係改善・推進のカギとなる1年だ」とも述べ、漁船衝突事件で悪化した両国関係の修復に強い意欲を示し...温家宝首相が5月...訪日することも明らかにした。
 また東シナ海ガス田の...「(共同開発をめぐる日中合意の)立場にいかなる変化もない」と語ったが、今後の協議の進め方などには言及しなかった。...


 というわけで。
 在日韓国人(=外国人)から献金を受けていたことで前原誠司が外務大臣を辞任しました。この後で議員失職につながるかどうかはわかりませんが、
「中学の時からの知り合いで政界に来てもいろいろ応援してくれたけど、献金もらってたのは参院委員会で指摘される前日に知りました」
 という発言が信用されるかどうかにかかっているでしょう。後はまぁ、次の選挙までに覚えておこうね。というくらいで。

 読売・ゲンダイ・東京(中日)の記事にありましたが、菅政権が末期症状なので、とっとと罪を認めて外相を辞任し、禊が済んだと思われるだろう数年後の代表戦立候補を目指すんじゃないか?という見方もあるようです。

 だからまぁ、みんながこの事件を覚えていればいいんです。そんで、次の選挙で存分に結果として見せ付ければよいわけで。もっとも、それが微妙だから、日本の民主主義は……とか言われたりするんだけど。

 産経にこんな記事もありました。

産経:「ポスト菅」最右翼・前原がいきなり窮地 かねて指摘された北とのつながり 外交ゆるがす危機232011.3.5 01:00

 「ポスト菅」の最有力候補がいきなり窮地に陥った。4日の参院予算委員会で前原誠司外相は在日外国人からの献金をあっさり認めた。単に政治資金規正法上の問題にとどまらない。前原氏はかねて北朝鮮との不透明な関係を指摘されており、日本の外交・安全保障の根幹を揺るがしかねないほど事態は深刻だといえる。(阿比留瑠比、船津寛)

 「写真を撮られたご記憶ありますよね?」

 西田昌司氏(自民)は唐突に切り出した。「民主党の予算委理事から拒否されたので見せられないんですけど」と言いながら前原氏がある人物と一緒に大臣室で撮影したという写真の存在を確かめた。

 「ございます…...私が中学生の時に引っ越した団地のそばで焼き肉店を経営されている方だと思います。私が政治の世界に出るようになってからは一生懸命に応援をしていただいております...在日の方であります…」

 委員会室がざわめいた。...前原氏はかねて北朝鮮と親密な関係を指摘されて...北朝鮮に工場を持つ地元・京都の織物会社の誘いで平成11年6月に2度目の訪朝をした際は国会中にもかかわらず約1週間も滞在。「よど号」ハイジャック犯4人とも会談した。前原氏は「ホテルの玄関で偶然会った」と釈明するが、不自然さは否めない。

 この際、通訳として同行した女性と特に親密だったとされ、2人の親密な写真は北朝鮮から流出、公安当局も入手...「女性とまるで恋人のようにしている写真だった」。複数の政府高官はこう証言する。

 15年3月に労働関係誌に掲載された講演録では、前原氏は「私の国会での質問のネタは基本的に在日の方からいただいている」と明かしている。

 安倍晋三政権では北朝鮮への経済制裁を強く批判し、重油支援実施を求めた。拉致問題よりも国交正常化を優先させるよう力説し、拉致被害者に冷淡だった。献金問題を聞き、拉致被害者家族は...「やっぱりそうだったのか。きちんと追及し、はっきりさせないといけない」

 前原氏は4日夕の記者会見で「事務所ではなくすべて私の責任だ。申し訳ない。全体をよく調べた上でどのように判断するか決めたい」と語ったが、...民主党...前原氏なんて誰も体を張って守らない。何しろ脇が甘い。もう『ポスト菅』は消えたな...故意ならば議員辞職だ。外相は辞めざるを得ないだろう…」


2011/03/01(火) 「おそらく前者。おそらくっていうか、ほぼ確実に前者」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 50コ

KAN-FULL BLOG:03/01(火曜日) 先を見すえて/菅直人直筆のページ 予算案、衆院通過――何としても与野党合意を

今日の未明、来年度予算案が衆議院を通過した。これで、予算の年度内成立が確実となった。...
今の状況は、98年の金融国会の時とよく似ている。あの時は、現在とは逆に、自民党が与党で衆院の多数...参院は...民主党中心の野党が多数を占めるねじれ状態。政府与党の「ブリッジバンク法案」は...成立不可能という力関係だった。しかし、...与野党は最終的に《政局より政策》の道を選び、ねじれ国会でありながら協力し合って金融再生法案(我々の側が出した提案)を成立させ、金融危機は回避できたのだ。

今回もまた、何としても国民生活を守るために、これから予算関連法案で与野党の合意を目指して全力を傾けたい。


 結構、面白い文章です。「何をぬかしてるんだよ」という意味ではなく。

 「金融国会」は、普通に考えれば「自民党が民主党に折れた国会」じゃなく、「政権与党が国益を考えて最大野党の案を呑んだ国会」と考えるべきもんでしょう。
 でも、多くの人にとって与党といえば自民党。自民党といえば悪い党。という植え付けを(精神的も含む)万年野党が、マスコミが55年体制から何十年もやってきたっていう歴史があります。

 つまり、菅直人がどっちの意味でコレを書いたかで中身が180度変わる。 

 党首討論において「予算組むに当たってマニフェスト遵守する気はあるの?」という問いに対し「予算を通すんだから応じろ」と返し、途中途中にもマニフェストについて否定的とも思われる発言をしている人です。
 もし前者、「自民党が民主党に折れた」という意味合いであれば「いいから予算通させろ」という意味であるし、後者であれば「今、反旗を翻してる民主党の野郎ども、いい加減折れやがれ」という意味になります。

 予算案を通したとはいえ、これから参院に投げられてまた予算委員会でチクチクチクチクやられるワケです。で、否決されるのはほぼ確定。もちろん、予算案では衆院の決定が勝つので通るっちゃ通りますが、逆に言えばそれだけ猶予期間があるとも言えます。
 この状況で出してきたこの文章、普通に考えれば自民党に向けてのアッピールだろうけど、はたしてどっちに向けてメッセージ送ってるんでしょうねぇ?

2011/03/01(火) 「ぬぇーむるぇぬぁうぃぐぉずぇんぬぃーずぃー♪うぃるぁーどぅあーつぃぐぁどぅおうゎあうぉーとぅあーとぅあーくぅー♪」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 59コ

 というわけでタイトルの通り、3月1日未明。具体的にには眠れない午前2時に衆議院本会議を行いまして予算案「だけ」成立させました。
 その時にいわゆる造反比例当選組16人が欠席をしたので処分することに(なる予定に)なったワケであります。

NHK:党員資格停止と厳重注意の方針

民主党執行部は、会派離脱届を提出した16人の衆議院議員が、平成23年度予算案の衆議院本会議での採決を欠席したことについて、...臨時の役員会を開いて、対応を協議し、「政権与党としての方針に反した責任は重い」として、...▽グループの会長の渡辺浩一郎氏に対しては、6か月間、党員資格を停止する処分を行い、▽ほかの15人に対しては、常任幹事会による厳重注意を行う方針を決め...岡田幹事長は、このあとの常任幹事会に...提案することにしています。


 リーダーだけ処分。しかも党員資格停止のみ。

 にも書いたんだけど、比例名簿の残り人数が足らないんで、民主党執行部は彼らのクビを切れないんですよ。彼らが「だったらやめたるわー」って言うだけで再可決に必要な2/3はあっさりと遠くに吹っ飛んでしまう。しかも社民党の存在感すら吹っ飛ばすほどにね。

 というわけで、執行部としては「今がこれが精一杯」。これ以上の処分をすると予算案が通らないのが確定的に明らか。
 いっそ全部放り投げて解散総選挙、または総辞職、でなきゃジャンピング焼き土下座してでも予算関連法案を通すしか菅政権の進める道がなくなってしまいましたとさ。

 さーて、どの道を選ぶのかなぁっと。

 仮に、(※しないと言うてるので強調してみた)
 総辞職するとしたら、次の代表候補は誰になるか考えてみよう。
 参院から鞍替えするには選挙しなきゃならんので、蓮舫・輿石東などはないと考えて、
 前原誠司・原口一博・岡田克也の三つ巴ないし、このうちの二人での決戦が普通にアリか。

 「Trust me.」と鳩山由紀夫が再び降臨するという事も考えられなくもない。
 知名度なら最近だと玄葉光一郎や枝野幸男も出てこれるか。
 前回の立候補で微妙に知名度が上がった樽床伸二も良いかな。
 若さだけなら一番……の若きリーサルウェポン横粂勝仁もいる。

 うん、まぁ、やろうと思えば盛り上がる代表戦にはなるな、これ。
 特に横粂勝仁。彼がかつての河村たかしポジションを奪えれば、幾分盛り上がる気がする。





 だからなんだ?
 と聞かれたら、「まぁ、そんだけっすよ」と答える準備がある。

2011/03/01(火) 「まぁ、あと党首討論がらみの記事」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 161コ

iza:菅首相、空回り 動揺、狼狽、そしてまくしたて(産経新聞)

 菅直人首相は23日、自民党の谷垣禎一総裁、公明党の山口那津男代表との首相就任後2度目の党首討論...予算関連法成立のめどは立たず、民主党は分裂気味...内閣支持率は急降下中と、政権運営に黄信号...いきり立った首相が谷垣氏に軽くいなされる場面もみられた。八方塞がりの状況にいらだつ首相の空回りが目立った党首討論だった。   (岡田浩明) 

 討論で首相は谷垣氏から冷ややかにたしなめられた。それほど首相の“イラ菅”ぶりは際立っていた。...谷垣氏が衆院解散を迫り、「私の伺ったことに答えてください」と注文しても、首相は予算関連法案の年度内成立に向けて野党に協力してもらえるような言質をとるのに必死。「ぜひ私の質問に答えてください」「歴史に対して責任を持てる行動をしてほしい!」と、まくしたてるばかり...首相の性格は「弱みを突かれたり、おびえを感じたりすると極端に攻撃的になる」(政府高官)ともいわれ...好戦的な口調は...窮地に立たされていることを象徴していた。...首相の態度に...山口氏は「行き詰まりの責任を野党に負わせるような居丈高な姿勢では、相手は身を固くするばかりだ」と反撃し、...記者団に向かって「人間の器量として、首相の器としていかがなものか」と、ばっさり切り捨てた。 

 一方、苦手としている外交・安全保障問題では...ボロが出かけた。

 「いまの駐ロシア大使はだれか」

 谷垣氏が初歩的な質問をすると、首相は狼狽(ろうばい)した表情をみせ、後ろに座る民主党議員に、あれこれと助言を求めるようなしぐさをみせ...はぐらかすように延々と日露関係の歴史を語りだし、「粘り強く取り組んでいきたい」...大使の名前を知っていたのかどうか...首相としての限界を示しているようにみえた一幕だった。

iza:谷垣氏、討論前にリハーサル 成果は疑問だが…とりあえず成功(産経新聞)

 自民党の谷垣禎一総裁は...23日午前、党本部に大島副総裁や石原伸晃幹事長ら党幹部を招集...大島氏を菅首相に見立てて、1時間近く、「白熱した模擬討論」(幹部)を行った...昼ごろに...石破茂政調会長らも加わって首相追及のシナリオを練り直し、執行部が率先してヤジを飛ばして援護射撃するなどの段取りも決めた。

 実戦では首相の失言につけ込めない...「解散より予算を成立させるのが国民に対する責任だ」と反撃を許してしまうなど...成果には疑問符がつくが...いらだたせることには成功。討論後に谷垣氏は、大島氏に「知恵をお借りできたおかげです」と笑顔で話しかけていた。


ロイター:菅首相「11年度予算・関連法案、不成立なら景気に水」=党首討論

 [東京 23日 ロイター] ...2回目の党首討論が23日午後行われ...最大の懸案である11年度予算・関連法案の年度内成立をめぐり、与野党党首間で激しい応酬が展開...菅直人首相が「予算が執行できなくなると、回復路線に乗りつつある景気に水を差す」...谷垣禎一自民党総裁がバラマキと財政規律に対する考えが弱い...「百害あって一利なし」...年度内成立の覚悟があるのかと攻め立てる谷垣総裁の問いに、菅首相が勢いあまって「...成立させることが私たちの目標。年度内であることが『望ましい』ことは言うまでもない」と年度内成立にこだわらないとも受け止められる発言も...とはいえ、菅首相は終始...衆院解散を連呼する自民党の姿勢を批判...「国民や歴史に責任のある行動をしてほしい」とも訴えた。

 一方、谷垣総裁は...「財政・経済に対する基本的理念が違う...百害あって一利なし...お互い考えていることを国民に問い、リセットするのが早道だ」と応酬...菅首相にガバナビリティ(政権担当能力)はないとまくしたてた。...2番手で登場した公明党の山口那津男代表も「議案を成立させるのは政府...総理の責任だ。...行き詰まりの責任を野党に負わせる。...公明党は考えを提案している。民主党こそ、案を出していない。...協議をしないのは自民党のせいだと言わんばかり...大事な議案を国会の議論を通じて成立させていく姿勢とは到底思えない...民主党政権に外交や安全保障の姿勢についてしっかりした海図を持っていないから、日本が漂流し国益を損なっている」と批判した。


2011/03/01(火) 「党首討論の詳報~」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 82コ

 これをアップしてくれるから産経はありがたい。
 というわけで、いつものようにAAを用意して~と思ったのですが。

6‐◎J◎ ←谷垣禎一

-・‐゜‐・-| ←菅直人

 ここまでは良かった。
 でも、山口那津男のが無い。
 ここはまぁ、開き直ることにして

なつお ←山口那津男

 ということにしました。なんとなく顔に見えなくもない。本当にそうか?
 などと小ネタも絡めつつ、今回はノーカットで出しますが、つまみ食いすりゃいいだろと思ったトコを独断で強調してますんで、そこだけ読めばいいかもです。
 まぁ、例によって半分以上は読むことになるんですが。

産経:【党首討論詳報】(1)首相、小沢氏の処分に「党としてのけじめはできた」(23日午後)234
産経:【党首討論詳報】(2)谷垣氏「菅さんのリーダーシップ、ペケが付いている」(23日午後)234
産経:【党首討論詳報】(3)首相、「丸飲みできる案をぜひ出して」(23日午後)23
産経:【党首討論詳報】(4)谷垣氏、「首相が長い間留まるのは、国益に反する」(23日午後)2345
産経:【党首討論詳報】(5)鳩山氏の方便発言 首相、「報道みて驚いた」(23日午後)234

 菅直人首相は23日午後、首相就任後、2回目となる自民党の谷垣禎一総裁との党首討論に臨み、民主党の小沢一郎元代表を党員資格停止処分としたことについて、「党としてのけじめはできた」と述べた。詳細は以下の通り。
6‐◎J◎まず、冒頭に昨日、ニュージーランドのクライストチャーチで直下型の大きな地震が起きました。被害も甚大であり、心からお見舞いを申し上げますと同時に、邦人も安否が確認されていない方がまだたくさんいらっしゃるわけですね。ですから、政府には、まず邦人の保護と被災地の支援に全力を挙げていただきたい、このことをまず、お願いしておきます。実は、あの-。きょう、昼前にですね、現地に、クライストチャーチに住んでおられる日本人の方から、悲痛な電話をいただきました。あの、わが自民党本部にお電話があったんですが、あの-、富山の方々が通っておられる学校、2次災害等々心配されるんで、救援活動が止まっていると。非常に不安に思っておられるわけですね。もうそうなると、日本からの救援隊が命綱だと。1日も早く政府専用機と救援隊を送ってもらいたい。台湾とニュージーランドは、あっ、台湾とオーストラリアはもう来て、活動しているけど、日の丸を見たい、こういうご趣旨でございました。もうすでに、2時過ぎに日本から発たれたようですから、この方々たちにはご苦労ですが、がんばっていただきたいと思います。ただ、私はですね、これ、きのう民主党はいろいろ、党内のいろいろのもめ事を解決しておられたと思いますが、私は昨日から取り組まれたら、昨日の夜にはもうたてたんじゃないか、そうすると、今朝には着いて、もう行動を開始できたんじゃないか、こういうふうに思います」
「でー、それから、今、ごたごたと失礼なことを申しましたが、もう一つここでですね、念を押しておきたいことがございます。今、衆議院の予算審議はまさにたけなわでございますけれども、この予算の採決までに、きちっと、この小沢さんの問題について、責任を果たす。これが民主党から来た答えでございます。私どもの求めているものは証人喚問です。これをきちっとやっていただく。このことを念を押しておきたいと思います」
「そして、ちょっと待ってください。本題に入りますが、今回はですね、外交安全保障をやりたかったんですが、この間、民主党比例代表の方16人、会派を離脱する、こういう届けを出されましたね。そうするとどうしても確かめておきたいことがあるんです。この16人の方がなんとおっしゃったか、菅政権は国民との約束、マニフェストを捨てたのである。そういうことでは、自分たちの存在価値もない。こういうことから、会派を離脱するとおっしゃったわけですね。で、これに対して、岡田(克也民主党)幹事長はですよ、まあ、マニフェストをこの期に及んで全部やらなきゃいけないかと、これはちょっと国民の意思からだいぶ離れている。あるいは、できないことをいつまでもできると言い張るのは有権者に正直ではない、こういうことをおっしゃってるんですね。菅総理自身はですよ、政権を取られるまでは、ガソリン値下げ隊であるとか自公年金改革案の批判であるとか、徹底的に戦われる方向をとっておられた。今、菅さんは、マニフェストをきちっと踏まえて、政権運営をしておられるのか、あるいは、岡田さんのように、今更、マニフェストを進めることが国民の期待に背くこととお考えなのか、その点をまず、伺いたいと思います」
-・‐゜‐・-|「まず、昨日、日本時間の午前8時51分にニュージーランド南部で地震が発生いたしました。そして、昨日の段階で第1回の関係閣僚会議を開き、きょうの予算委員会の前に第2回の関係閣僚会議を開きました。ニュージーランドから正式な国際緊急援助隊の派遣の要請がありました。それまでに、既に、昨日の段階で3人の先遣隊を民間機で出して、きょう朝には現地に入っておりました。その情報も合わせて、成田にあるいろいろな資材を、千歳にありました政府専用機を成田に運び、そして、約8、70名の消防庁、あるいは警察庁、あるいは海上保安庁などの中から選抜したメンバーを、その政府専用機できょうの午後2時過ぎに、成田から出発をいたしました。あす午前の1時には、現地に到着することになっております。まずは、被災に遭われた方にお見舞いを申し上げますとともに日本の留学生なども災害に遭われてますので、そういう人たちの救出はもとより、この被災に遭われた皆さんに対する救出活動に全力をあげていきたい、私はこのまだ支援の要請がある前に、3人の先遣隊を出したということはその後の作業に大変、迅速な対応ができた、私はこのように思っているところであります」
「次に、まあ、あのー、谷垣さん、いっぺんに3つも4つもやるもんですから、どうしてもお答えせざるを得ません。えー、小沢(一郎民主党元)代表の件についてもお話がありました。昨日、わが党として、小沢元代表については、党員権を裁判が決着するまで停止するという、そういう正式な党決定をいたしました。これで、党としてのけじめはできたと、このように考えております」
「えー、次にもう1点、わが党の会派離脱を希望した16名の方の問題をお触れになりました。私はですね、これ、谷垣総裁にぜひ、逆にお聞きしたいんですけれども、今ですね、最も重要な問題は国民にとって何なのか、ここまで景気が回復しつつある中で、予算をちゃんと成立をさせて予算を執行することが、私は今の国民の生活にとって最も重要なことだと思います。これは、ぜひ後でお答えください。つまりですね、今ここで、もし、予算が成立しないとか、あるいはその執行ができなくなったときには、せっかく回復の路線に乗りつつあるこの景気に水を差すことになるわけでありまして、そうした意味では、経済界の中からも、国会議員はまず予算の成立に向けての議論をしっかりやってほしい、こういう声も出ているところであります。えー、そういった意味で、私は谷垣総裁に何を優先して今、この国会でやるべきなのか、そのことを、そのご意見をお伺いをしたいと思います」
6‐◎J◎「菅さんねえ、反論されるのはいいですけど、私の伺ったことに答えてくださいよ。マニフェストをね、きちっと踏まえてやるのか、それともご用済みなのかということを伺ったわけです。まあ、今までの菅さんのご答弁を聞いていると、都合の悪いところは逃げるというところがありますから、ここで押し問答しても仕方がない。私はこの予算委員会を通じて、そしてこの16人の方々の問題が起こって、審議の過程で何が明らかになってきたか。3つのことが明らかになったと思っているんです」
「まず第1に、あっ、その前に申し上げたいことがある。菅さん、そこに座っておられる根拠は何ですか。それは、選挙でお勝ちになったから。政権選択の機会は衆院選挙なんですよ。2年前の衆院選挙のときにマニフェストを掲げられた。そのマニフェストを踏まえておられるのかどうか。あなたの正当性の根拠を踏まえておられるかどうかということをさっき伺ったんです。で、今までの国会の議論。3つの問題を提起していると思いますよ。第1は菅さんたちのマニフェストが実行不能なものであって、閣内からも、あるいは党内からも撤回したらどうかというような、これは止めるんだ、あれを止めるんだというような議論が出ている。これは正に絵に描いた餅、砂上の楼閣だったということが明らかになった。第2点。それを踏まえていたはずの菅さんたちの政権の正当性が全く崩壊した。3番目は16人の方の造反に示されているように、党内すら掌握できなくなっている。これはガバナビリティー、菅さんのリーダーシップ、日本を率いていけるかどうか、このことも明らかにペケがついている。これが今の状況です」
「3つの問題が現状であるとすると、これをどう克服していくかということですよ。まず第1に実行可能な政策体系、これをつくらないといけない。それから2番目。そういう政策体系にどうやって正当性を与えていくかという問題ですよ。3番目はきちっと政策を運営して、国内を掌握していけるような統治体制をどうつくるか。これをやっていこうとすると、結局、もう1回、国民の声をきいて、しっかりと態勢を整え直していくしかない。これが前回私が菅さんに申し上げたことであります。ここが一番大事なポイントで、まず党内も掌握できなくてですよ、責任はどうなるんだ、何が優先だというのは筋違いですね。私はまったくそれが責任の押しつけであるとはっきり申し上げたいと思っております。それで、ちょっと待ってくださいよ。先ほどね、早くやらなければダメじゃないか。今、大事なときじゃないかとおっしゃった。ならね、玄葉(光一郎)大臣、この間、特例公債法。6月まではいいんだみたいなことをおっしゃった。さすがに金融財政委員会で謝罪はされましたよ。だけど今まであれほどね、年度内成立を訴えてこられたのは何だったんですか。社民党の協力を得られなかったこと、あるいは民主党の会派離脱騒動。こういうことで態度を変えて、この国民の生活に関わる法案。これ、党利党略で弄んでいるんじゃないですか
予算、それからその歳入を確保する、特例公債法もそうですね。税制もそうですね。これは一体で議論して、参院に送っていくというのが憲政の常道です。ところが、今、民主党の方から見ますとね、それを先送りするような議論が聞こえてくる。これはおかしいですよ。まさか、まさかですよ、まさか統一地方選挙までは現行路線で行って、先延ばしして、選挙が終わったら妥協しようと考えているということじゃないでしょうねえ。まずはっきり菅さんたちがおつくりになった予算、それから歳入を確保する法案、こういうものを会期内、会期内じゃありません、年度内にきちっと通していくという覚悟がおありなのかどうか。これを伺いたい」
-・‐゜‐・-|「谷垣総裁にぜひ。私が答えた後には私がした質問に答えてくださいね。つまり、いや、今から答えますから。私が質問したのは、今の国民の生活にとって最も重要なのは予算の成立と執行だと思うけれど、どうですか、という見解をお聞きしたんです。前回もお聞きしましたけれど、結局のところ答えていただけませんでした。まさに予算審議の真っ最中だからこそ、予算が最も重要ではないですか、という質問になぜ答えられないんですか。そのことを、必ずこの後に答えていただくことをまず要求して、私に対する質問にも答えます
マニフェストについてはすでに、予算の審議の中で何度も申し上げておりますように、一昨年の総選挙の、国民の皆さんとの約束ですから、何としてもこれを実現するために全力をあげて今日までやって参りました。いくつかのことは実現しました。いくつかのことは着手しました。しかし、まだできていないものもあります。そして、任期の半ばをこの9月に迎えますので、そうしたことを検証して、どうしてもできないものについては、改めて国民の皆さんに説明すると、そのことは予算委員会でも明確に申し上げています。そこで、今、本当にですね。谷垣さん。何かこの「解散、解散」という種のことを言われますが、じゃあ予算も通さない、何もしないでこのまま解散することが本当に国民の皆さんにとってプラスになると思って主張されているんですか。また、予算関連法案の扱いについていろいろ言われました。もちろん、私たちは予算関連法案をこの年度内に何としても実現したいと、こう考えて、一生懸命、予算委員会で必要性を皆さんに説明しているじゃないですか。それに対して、しっかりした議論をしているのが現在の衆議院の予算委員会で、これから予算衆院が通過させていただければ、参議院でもそうした皆さんにきちんとしてですね、お願いを致していきます。つまりは、予算と予算関連法案を成立させるのが私たちの目標でありまして、それが年度内であることが望ましいことは言うまでもありません。1つだけあえて谷垣さんだから申し上げます。谷垣さんはかつて金融国会のときに、宮沢(喜一)大蔵大臣の下で政務次官を、もう大物であったにもかかわらずやられましたよね。そのときにも逆のねじれでした。自由民主党はブリッジバンク法案を出しましたけれど、自ら出した法案を採決しないでずっとのばしたのはなぜですか。つまりは成立させる見通しがないから、与野党協議をやったんじゃないですか。そうした過去の例も見て、国民の皆さんに対して責任を持った行動をとってもらいたい。歴史に対して、責任が持てる行動をとってもらいたい。このことを申し上げ、先ほど申し上げたことについての質問に必ず答えていただくようお願いします」
6‐◎J◎だいぶ、菅さん、頭に血が上っているようですね。いくつか問いかけになりましたからね。確かに金融国会のときに菅さんたちがご提案になった法案を、当時、丸飲みと言われましたけれど、やはり当時、長銀、大きな日債銀といった大きな金融機関が倒産しようとしているときだった。それに対してきちっとした対応の法案がありませんでした。そこで、良い案を出していただいたから、われわれは飲んだんです。そのことは良かったと今も思っておりますよ。それはそれに対するお答え。今何が大事だ、何をするのかということを問いかけになったわけですね。じゃあ菅さんにお尋ねします。われわれはすでに案をきちっと出して、皆さんが予算をつくられた、税制をつくられたというときも、われわれの予算の大綱、税制の大綱をつくりまして、当時は確か財務大臣にお届けしたんだと思います。去年の12月。ここにあるんですが、菅さん、これをお読みになっているだろうか
私どもはこれを元にしてきちっと予算の組み替え案をお出ししたいと思います。これをやはりきちっと検討していただきたい。そして菅さんたちがつくった予算についてどう考えているかと申しますと、端的に言いますと、民主党が政権を取られてから2年連続税収よりも国債発行額が多いんですね。色々なバラマキもあり、財政規律に対する考え方が弱いんですよ。私はこのままこういう体質の予算を通していくのは益にならないと思っています。そして、もう一つ申し上げますと、菅さんたちが平成23年度予算案をおつくりになったときに、色々な評価がありました。12月26日ですが、日経新聞に確か10人ほどの方の、エコノミストですね、この予算に対する評価がございました。おしなべてこれは成長に寄与しない。あるいはマイナスである、こういう評価でありました。こういう予算に対する評価というのは今まで私見たことがありません。やはり基本的な理念、基本的な財政に対する考え方、経済に対する考え方、私たちはこれは違っているというふうに思っておりまして、われわれの理念と相いれない予算、あるいは関連法案。これを小手先の修正や国会戦術で通すのは百害あって一理無し。このように考えております。ですから、何度も申し上げているように、お互いにもっと堂々と自分たちの信じていることを国民に問うて、そうしてリセットしていくことが早道である、このように申し上げているわけです。そしてもう1つ私の言ったことをご注意ください。選挙が終わったら与野党を越えて衆知を集める。これできるんですよ」
-・‐゜‐・-|「まず、組み替え動議を出されることを総裁は約束されました。ぜひいい立派な組み替え動議を出していただきたいと思います。先ほど金融国会のときのことを谷垣さんもお認めになりました。当時、政府からも法案が出ていました。ブリッジバンク法案という。しかし、それよりもわが党が出した一字国有化法案の方がいいと思ったから丸飲みしたと言われました。ぜひ私たちが、自民党が出した予算の組み替えの方が、私たちに素晴らしいと言って丸飲みできるような案をぜひ出していただきたい。期待をして待っております。そしてその上で申し上げます。先ほど財政規律についてのお話がありました。私もこの直前まで財務大臣をやっておりましたので、日本の財政がどのような状態にあるかということは嫌と言うほど私なりに感じております」
「だからこそ、その問題も含めて社会保障と税の一体改革という、これは避けて通れない課題であることは谷垣総裁もよくよくご承知のはずであります。しかし残念ながら単年度だけの議論ではできません。リーマンショックの後に9兆円の歳入欠陥が出たのは、麻生内閣がつくった予算だったんですからね。そういうことを考えますと、必ず何年間かかけてやらなければならない中長期の課題になるわけですから、ぜひとも社会保障と税の一体改革について、4月には社会保障の姿をお示しします。6月には税との一体改革の内容を提示しますから、ちゃんと与野党の協議に今、乗っていただければいいじゃないですか。何か国民の生活よりも政局ばかりを言われているように私には聞こえてなりません」
6‐◎J◎「菅さんね、やっぱり少しわれわれの言っていることを政局とお取りになるのは、菅さん、政局になると急にイキイキなさる。そういう菅さんのご性格があるんじゃないかと私は思っております。それで、それで、菅さんが財政を何とかしなきゃいかんと思っておられるのは分かります。それから社会保障も何とかしなければならないと思っておられるのも分かります。今、菅さんたちがやっておられるのはね、だいたいわれわれのときにやっていたのと同じようなメンバーでやっているので、だいたい案もある程度は透けては見えるわけですよ。早くね、われわれがやっていたころに追いついてください。そして菅さんもですよ、消費税を含む財政再建が自分の言ってみれば天命である、使命であるとお思いになるならば、やっぱり国民の声をしっかり背に受けておやりにならなきゃいけない。だから私が先ほど申し上げているようなことを繰り返し、繰り返し申し上げているんです。それで、私が申し上げていること、菅さんなかなかああだこうだとおっしゃって、耳を傾けていただけない
「実は今日ね、あと12分になっちゃったんで、外交安全保障のことをやりたかったんで、そっちに移りたいと思います。やはり菅さんが党を掌握しておられるかとか、ガバナビリティーがあるかというようなことを申し上げました。一番、国民が心配に思っているのは、内政もそうですけれど、外交についてそう思っているんですね。非常に不安に思っていますよ。このままね、菅さんたちがおられたら国益にならないと思い始めている。まずですね、私はロシア問題について伺いたいと思います。11月にメドべージェフ大統領、北方領土に行かれた。その後、メドべージェフさんだけじゃなくて、あそこの要人が次々行って、実効支配を誇示することをしていますね。今更言うまでもありませんが、幕末に日露通好条約を結んでから、条約上だって一度たりとも日本領でなかったことはない。そういう固有の領土であるということは、菅さんと私の共通の理解である。そうですよね。だけども、この前の戦争の、要するに実益というか、その成果をそのまま、そのまま居座るんだということをロシアは言っているわけですね。それをアメリカにまで通告したという報道がこの間ございました。そこでロシアをどうしていくか。まず菅さんに伺いたいのは、ロシア大使はどなたですか。ロシアにいらっしゃる日本の大使、どなたですか」
-・‐゜‐・-|「まず、ロシアの問題についてお話がありました。実はですね、先日もロシアの専門家の皆さんに何人かお集まりをいただきまして、これからのロシア問題を考えるうえで、私なりに色々な話を聞きました。で、ええ、谷垣さんもご承知のとおりでありますけれども、この65年間の日露あるいは日ソの歴史と言うのはですね、色々な時期がありました。最初のいわゆるブレジネフの時代はですね。なかなか話が進みませんでした。そしてその中で、例えば、エリツィン大統領と橋本総理との間ではですね、かなり話が進んだ時期もあったと私、承知をいたしております。つまりは、この日露の65年のこの領土問題、わが国固有の領土を、いかにして4島返還をするかということは粘り強くやらなければいけないと同時に、慌ててやってはならない課題だと私はこのように考えております。11月のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)のとき、その前にですね、確か11月の1日だと思いますが、メドベージェフ大統領が国後に上陸されたあと、河野(雅治)駐露大使を日本に帰ってくるように私が指示をいたしました。そしてAPECの折にはメドベージェフ大統領とのバイの会談において、国後に上陸をされたことについて、私から強く抗議をいたしました。このように日露関係あるいは日ソ関係というのは、長い、ある意味での苦難の歴史がありますから、私は粘り強く、しかし慌てないでこの交渉にあたっていきたい。これが私のロシアに対する姿勢であります
6‐◎J◎「あの、65年の間に、日露の間に色々なやり取りがあり、そのときそのときの状況・可能性も色々だったと。それはそのとおりだと、私も思います。そこでね、私が、なぜ、そのロシア・モスクワにおられる大使は誰かと伺ったのは、今お名前もでましたね。河野さんなんですよね。で、河野さん、去年の11月にあの、一度戻して、菅さんの政権は更迭をすると決められたんです。あのとき、新聞紙上に後任者の名前もでました。で、それでどうなったんですか。いまだに河野さんがやっておられるわけでしょ。私はね。やはり、その、総理大臣が更迭を、この決断した大使がその後、何カ月もおられる、ね。こういうことで、いまロシアにいる大使館はきちっと活動できるんですか。ここにね、私は外交に関してきちっとガバナビリティを行使しておられない端的な例があると思うんです」
「ですから、今確かにですよ。いま確かに、ロシアがああいう強硬な態度に出てきているのは、それは理由があると思います。特に、来年は、あそこでも選挙がありますから。選挙があるというときは、やっぱり少し外に対して強く出なくてはいかんというところもあるでしょう。それから、あそこの国はある意味では、外交の何というんでしょうか、どこの国でもあることかもしれませんが、弱みがあると思ったら、ぱっと突いてくるという外交体質があることもこれは事実です。じゃあ、どこの弱みを突いてきたかというと、結局日本のロシア外交のその根本が大使をどうするかにも表れているように、しっかりしてないということが1つ。それからもう1つは日米安保体制が揺らいでいることなんですよ。私はここに原因があると思いますよ。いかがでしょうか」
-・‐゜‐・-|「この日露の、この領土問題については、いまあるところまで谷垣さんと私の認識は一致をしております。つまりは、65年間の中でいろんな時期があったわけです。で、残念ながら、橋本総理の後、まあ、エリツィン大統領も体調をくずされた後ですね。残念ながら、それからの進展は長くありませんでした。この政権交代までの間もですね、それほどはかばかしい進展があったとは私は聞いておりません。そういう中で、これはこういう場でどこまで申しあげてよいか、多少、あの控えなければなりませんが、やはり、中露との関係とかですね、色々な考え方がそれぞれの国にあります。で、私は、ロシアがいま太平洋の方に、ある程度、この色々な投資などをしている一つの背景には、人口が東の方、非常に少ないんですね。ですから、何とか人口を増やすためにも、東の方で経済的な開発などをしていきたいという、そういういろいろな、まあ、思惑というか、そういうものもあるというふうに考えております」
「それから日米関係についていろいろとおっしゃいました。確かにある時期、普天間の問題で、日米関係がやや、このギクシャクしたような場面もありました。しかし私は、今年の、失礼、昨年の6月に政権を引き継いだときに、ええ、5月28日の日米合意を踏まえてですね。日米の関係を進めていくということを申しあげまして、その後3度にわたるオバマ大統領との首脳会談を含めて、現在の日米関係は、極めて安定した状況にあると。このように理解をいたしております。ですから、例えば尖閣の折にも、前原(誠司)外務大臣とクリントン国務長官との間でですね、日米安保条約の、その範(はん)疇(ちゅう)に尖閣が入るということも、きちんと表明を米側もされましたし、そういった意味で、日米関係が、安定状況にあるということが、客観的にも、私は国際的にも、そういう了解をいただいているものと私はそう認識しております」
6‐◎J◎「ロシアの問題もまた、あの、これからここで、この場で議論していきたいと思いますが、まず、日本のロシアに対する外交体制、人事どうするか、これきちっとしてくださいね。それからもう1つ、日米関係は非常に安定した状況にある。この認識が私、違います。昨年、日米安保50周年だったんですけれども、この50周年を記念する行事すら開けていないというのが現状ですよ。で、それは、やっぱりこのコアにある沖縄の問題がつかえちゃっているから、私は思います。それで、ここもやはり今良い状況だとおっしゃるけれども、民主党の外交が、この問題に対してガバナビリティはない。なぜか。知事選でも参議院選挙でも、皆さんの考えを支える候補者いなかったじゃないですか」
「それでしかもですよ、民主党の沖縄の皆さんは、のっけから国外だ国外だと、ずっと言ってきた方を応援してたんですよ。一体、どのようにしてなさるのか、私は、じゃあもう時間がありませんから、もう1回ここでお聞きします。つまり、菅さんね。いままで、日本とアメリカは辺野古沖だということで2回約束をしているわけですね。2回目は菅内閣で菅さんの内閣のもとでアメリカと約束をした。現在でも、えっ、現在でもね、鳩山内閣。現在でも、この辺野古沖、こういうふうに考えているということで良いのか。それと今度の予算案の中に、予算が、この関係予算が入っておりますが、これを、きちっと成立させて実行していくのかどうか。このご返答をいただきたい」
-・‐゜‐・-|「5月の28日、鳩山内閣のもとで、ええ、改めて日米合意が行われたことは、もう皆さん、よくご承知のとおりであります。それを踏まえて、私がこの普天間についてもですね、対応していくということを申し上げました。ええ、その意味で、この日米合意に沿った形で、私たちの予算も提案をさせていただいております。ええ、提案はベストなものと、私たちは思って提案してますので、それを成立させていただいて、関連法案もちゃんと成立させていただければ、きちんと執行して参ります
6‐◎J◎「まあ、あの、菅政権の外交に対するガバナビリティのなさ。もう一刻もね、長い間留まるのはね、国益に反しますよ。そのことを申しあげて終わります

 菅直人首相は23日午後、首相就任後、2回目となる公明党の山口那津男代表との党首討論を行った。首相は、民主党の鳩山由紀夫前首相が沖縄の米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題に関し、県外移設の断念理由に米海兵隊の抑止力を挙げたことを「方便」と発言したことについて、「率直なところ報道をみて驚いた」と述べた。詳細は以下の通り。
なつお「先ほどからの菅首相と谷垣総裁の議論を伺っておりまして、この予算や大事な議案を成立させるのは政府の責任、首相の責任なんですね。ですから行き詰まりのその責任を何か野党に負わせるような、そしてまた、社会保障やその他の協議についても、私たちはもう自分たちの考え方を提案していますよ。民主党こそ案を出してないんでしょ。それを協議をしろしろ、しないのは自民党のせいだと言わんばかりの居丈高な姿勢、こういう首相の議論の姿勢を伺っていると。まあ、寓(ぐう)話(わ)に出てくる北風をピューピュー吹かせてそういうありさまに見えますよ。相手は身を固くするばかりでしょ。それが一国の首相として、大事な議案を国会の論議を通じて成立させていく姿勢とは到底思えない。このことをまずご指摘申し上げたいと思います」
「さて、端的に伺って参ります。ニュージーランドのクライストチャーチで起きた地震。被災者の方々、およびニュージーランド政府に心からお見舞いを申し上げたいと思います。まず大事なことは、この被災者の方々を救援し救援をしていく。そして安否を確認していくと。また必要であれば2陣、3陣とわが国政府から対応を繰り出していくとこういうことがまず重要だと思います。わが党も災害対策本部をつくりまして、政府に緊急の申し入れなどもさしていただいたところですが、このまずやるべきこと、この優先順位をまず間違えないでいただきたい」
併せて、併せて今回の被災は邦人の方々がかなりこの関係されている。そして国民の皆さんもあっと思われたでしょうけれども、在留邦人の方がかなりたくさんいらっしゃる。そして旅行者の方もかなりたくさんいらっしゃる。こういう都市なんですねえ。ですからこの点で、私は、このわが国のさまざまな経験や技術、これを生かして、こういったこの邦人との往来が多い国々をはじめに、このいわば耐震化推進外交、耐震化協力外交、これを積極的にやっていくべきだと思います。政権がいずれであっても、菅さんの政権じゃなくてもですね。これはやるべきことだと私は思います。どのように認識されてますでしょうか」
-・‐゜‐・-|「今、山口代表の方からお話をいただきましたように、ニュージーランドのこの直下型の地震と思われる地震の被害は相当程度であります。今、私の方に入っている情報で言いますと、いわゆる富山外国語専門学校23人の方のうち13人が救出をされ、安否確認中が10人になっています。その他の留学生十数人も安否確認中。在留邦人2820人でありますが、これまで被害情報は入っておりませんが確認しております。邦人旅行者数1333人でありますが、そういった皆さんについて、今、安否の確認をきっちりやっているところであります。加えて、先ほど谷垣総裁にも申し上げたように、ニュージーランドからの要請を受けて、もう事前に先遣隊を出しておりましたので、今日の午後2時に国際緊急援助隊を成田から送り、明日午前1時にクライストチャーチに着いて早速、救援活動に入る、こういう形になっております。今、お話のありましたこういった形の体制をもっと強化するということについては、もちろん私の内閣でも必要だと思っておりますが、いずれの内閣でも、特に、地震という問題はわが国にとっては、ある意味で一番、経験があるわけでありますので、そういうことの経験を生かして、国際的に貢献できる態勢をより強めて参りたい。山口代表のおっしゃる通りだと思っております」
なつお10分しかないんですから時間を大切に使っていただきたい。さて、鳩山前首相は沖縄の普天間基地移設問題で先日、『辺野古移設しか残らなくなったときに理屈付けをしなければならず、抑止力という言葉を使った。方便といわれれば方便だ』、このように発言されました。驚きました。方便といえば、国民は、嘘の方便という言葉を思い浮かべるんですよ。つまり抑止力という理屈付けは嘘だったのかと思わせてしまうんです。沖縄の人々を嘘でだまし、本当は抑止力を否定していると、そう受け止められても仕方ないじゃありませんか。現に鳩山さんは、『常時駐留なき安保論は自分の信念として今でも生きている』と、こう言っているんですよ。『普天間問題はその方向に導きたかったんだ』と、こう言っているんですよ。結局、抑止力を否定しているんじゃありませんか。そこで菅首相。あなたは平成15年の11月の時点でも記者会見で、『アメリカの海兵隊は沖縄にいなくても極東の安全は維持できる』と、こう言っている。『国内からの移転を基本的な方向として考えている』。つまり鳩山さんと同じことを考えていた、述べていたんですね。そうすると、そうするとあなたは、沖縄の海兵隊は不要だと抑止力は否定するんだと。こういう考え方をいまだに内心もってらっしゃるんじゃないですか。鳩山政権の副総理だった。そして今、与党の代表だ。そういう意味で、前首相に『方便だ』などと言わしめておくようなことでいいのかどうか。この点の責任をどう考えますか」
-・‐゜‐・-|「まず私が首相に就任をしたときにこの問題についていろいろとマスコミを含めて問われましたので、私は現在、沖縄にいる海兵隊を含め、在日米軍はこの日本の安全にとっても、このアジア太平洋地域の平和・安全にとっても、大変重要な役割を果たしていると、そういう認識を申し上げました。まあ15年の私の発言を取り上げられましたが、アジア情勢もいろいろ変化を致しております。私がこの政権を担当した中で、北朝鮮の核開発やミサイルといった問題もあり、拉致の問題もあり、そういったいろいろな社会状況、政治状況、安全保障の状況の中から私自身、政権を担当する時点において、そうした考え方であることを明確に申し上げました。なお、鳩山前首相の発言について、私も率直なところ、報道をみて驚きました。これについては私としては、自分の考え方を明確に申し上げることがそのお答えになるんだろうと、対応になるんだろうとこう思っております」
なつお民主党の前首相なんですからね、あなたは今、代表ですよ。これを放置しておいていいのかどうか。もう少し胸に手をあてて考えみてください。そして、この鳩山さんの振る舞いについて、首相自身はですよ、『鳩山首相の辞任の理由の大きな1つは普天間の迷走だ。日米関係は不安定なものになっていた』。こうやって認めているんですね。それでこの日米関係が今、いまだに不安定さを帯びているということは誰しも感じているところですよ。谷垣総裁もおっしゃいました。そしてあなたの政権になってから、尖閣事件で中国との関係も複雑になってしまいました。そして、北方4島にはメドベージェフ(露)大統領が来ることを事前に予測してなかったでしょ。実際に来られてしまったらそのことを『暴挙だ』と、こうやって批判したことがかえって日露関係を悪化させているでしょ。そうやって次から次へと、外交安全保障の環境を悪化させてしまったんですね。安全保障の政策の基本理念である防衛大綱。しかし、これを議論してきた前提の議論というのは、あなた方民主党の政権の下で環境はガラっと変わってしまったんですよ。だったら、この防衛大綱の見直しを含めて基本的に議論することが必要なんじゃないんですか
-・‐゜‐・-|「今ですね、最後に、その防衛大綱のことをお話がありました。ご承知のように、この議論は本来なら1年前にですね、合意すべきものを1年間伸ばして議論いたしました。そして、それまではいわゆるそのスタティックと言いましょうか、その基盤的防衛整備という考え方にあったものを、ダイナミックな動的な防衛体制にしていこうというですね、そういう形に私たちはその考え方をある意味で原理を移したわけです。確かにいろいろなあの状況を、それまでの議論もありましたけれども、少なくともそうした基本的な考え方を変えて、そして南西地域についてもですね、きちっと対応していこうということも明記を致しました」
「そういった意味でまずは、防衛という問題で言えば、自らが自らの国を守るという原則がまず第1であり、それに加えて日米安保条約というもので、そのある意味、それでは十分ではないところを補っていくという、そういう関係。さらには、日米の同盟がこの地域の公共財としての意味、つまりは単に日本の安全だけではなくて、アジア太平洋地域の安定にも寄与していると、このことを明確に申し上げておきたいと思います」
なつお「時間過ぎてますが、一言いわせていただきます。鳩山さんは県外移設について、『しっかりと詰めがあったわけではない』と、こう言っているんですね。民主党政権がこの外交や安全保障の姿勢について、しっかりとした海図をもっていない。だから日本が漂流している。国益を損なっている。もうこういう見方が国民の皆さんがすでにコンセンサスを持っていると言わざるを得ません。このことを申し上げて私の質問を終わります
(完)


 まぁ、こう読むとケチョンケチョンに言われていますね。
 ちなみに「丸飲みできる予算組替案」は次の日にすぐ出て、即座に却下しておりました。民主党マニフェストのアイデンティティである、子供手当て・高速道路無料化・戸別補償・高等学校無償化を「バラマキ4K」として全廃棄してるから、まぁ、わからなくもないんですが、その「アイデンティティ」自体が国民に今、支持されているのかどうか。
 それに、菅直人自身があんまりマニフェストについて言及してないんですよね。なんていうか9月になったらひっくり返しますよ。と言いたげですらあるように思えるのは私だけなんかなぁ?

 その前に統一地方選挙での結果ってのが出てきて、それどころじゃなくなるのかな。幹事長が詰め腹切らされて終われるかどうか。「地方選挙だしぃ」で逃げる気がしないでもない。

 まぁ、何はともあれ自画自賛な記事をどーぞ。

民主党:【党首討論】菅総理、予算案と予算関連法案の年度内成立に全力をあげる考え強調

 菅直人内閣総理大臣(党代表)は23日夕、第2回目となる党首討論に立ち、谷垣禎一自民党総裁、山口那津男公明党代表との論戦を繰り広げた。

 菅総理は「国民の生活にとって最も重要なのは予算の成立と執行だと思う。前回もお聞きしたが、結局答えてもらえなかった」と谷垣総裁に逆質問。「まさに予算審議の真っ最中だからこそ、予算が最も重要ではないかという質問になぜ答えられないのか」と迫るとともに、「解散、解散と言われるが、予算も通さない、何もしないでこのまま解散することが本当に国民の皆さんにとってプラスになると思って主張されているのか」と重ねて質問。「予算と予算関連法案を成立させるのが私たちの目標である」と明言し、民主党は予算案と予算関連法案の年度内成立の実現に全力をあげる考えを強調した。

 菅総理はまた、98年の金融国会を例に、「そのときにも逆のねじれだった」としたうえで、自由民主党はブリッジバンク法案を出したが採決しないで先延ばしするなか、「わが党が出した一時国有化法案の方がいいと思ったから丸飲みした」と言及。「そうした過去の例も見て、国民の皆さんに対して責任を持った行動をとってもらいたい。歴史に対して、責任が持てる行動をとってもらいたい」と詰め寄った。さらには「自民党が出した予算の組み替えの方が素晴らしいと言って丸飲みできるような案をぜひ出していただきたい。期待をしている」と述べ、議論から逃げるのではなく国民の生活重視で行動するよう、谷垣総裁に求めてみせた。

 マニフェストをきちっと踏まえて政権運営をしているのかとの問いには、「予算審議の中で何度も申し上げたように、一昨年の総選挙の、国民の皆さんとの約束だから、何としても実現するために全力をあげて今日までやってきた」として、マニフェスト違反との見方を否定。そのうえで「いくつかのことは実現し、いくつかのことは着手した。しかし、まだできていないものもある。そして、任期の半ばを9月に迎えるので、検証して、どうしてもできないものについては、改めて国民の皆さんに説明すると予算委員会でも明確に申し上げた」と語った。
自民党:谷垣総裁「政権の正当性なし」と解散を迫る 党首討論

 谷垣禎一総裁は23日、菅内閣発足後2回目となる党首討論で、「(民主党が看板とする)マニフェストが実行不能で、政権としての正当性がなくなった。もう一度国民の声を聞いて態勢を整え直すしかない」として菅直人総理に強く解散を迫った。谷垣総裁は、マニフェストを見直すとする同党方針に公然と反発して衆院議員16人が会派離脱を表明するなど、同党内の混乱を取り上げたうえで、菅総理自身の考えを質したが、菅総理は「今、何を優先させるべきか、逆に聞きたい」と問題をすり替えて答えず、解散についても「解散が国民生活にプラスになるのか」と述べて否定した。また、谷垣総裁は「内政とともに、一番国民が不安に思っていることは外交だ」と強調。対ロシア、対米国との関係を不安定化する「菅外交のガバナビリティ」を批判した。

Twitter / 谷垣禎一:党首討論が終わりました。今回は内政では民主党の16人が会派離脱、外交では罷免した河野ロシア大使の後任人事の放置などガバナビリティーの喪失をテーマにしました。菅さんのグリップの衰えはある程度浮かび上がらせることができたのではないかと思います。  5:42 PM Feb 23rd webから
Twitter / 谷垣禎一:驚いたことは、菅さんが丸のみできる位の良い予算出してくれ、予算の組み替え動議を出してくれと言われたことです。野党の組み替え動議を飲むようなことがあったら、不信任案に限りなく近いと我々は理解してきました。開いた口がふさがりません。  5:47 PM Feb 23rd webから
公明新聞:米中ロ各国と関係悪化、国益損なう 予算関連 首相の責任転嫁を批判 党首討論で山口代表

公明党の山口那津男代表は23日午後、菅直人首相(民主党代表)と党首討論を行い、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の迷走などの失態を繰り返す民主党政権の外交・安全保障政策について、「しっかりとした海図を持っていない。だから漂流し国益を損なっている」と批判した。 討論要旨

山口代表は、鳩山由紀夫前首相が普天間飛行場の県内移設を決めた理由として、米海兵隊の抑止力を挙げたことを「方便」と発言したことに言及し、「これを放置していいのか」と追及。菅首相自身も2003年に海兵隊の抑止力を否定する発言をしていたことを取り上げ、首相の認識を問いただした。

首相は「アジア情勢もいろいろ変化している」として、政権担当時には当時の認識を改めていたと説明。鳩山発言には「報道を見て驚いた」などと責任感のない発言に終始した。

また、山口代表は、普天間問題の迷走で日米関係が揺らいだのに加え、菅政権下で尖閣事件や北方領土問題での対応が不適切なため、対中・ロ関係も悪化させたと指摘。外交・安全保障環境が大きく変わっているとして「安全保障政策の基本理念である防衛大綱の見直しも含めて議論すべきだ」と力説したが、首相は要領を得ない答弁を繰り返した。

このほか山口代表は、2011年度予算案や関連法案の成立見通しが立たない責任を野党に負わせる首相の発言を「一国の首相として、大事な議案を国会の論議を通じて成立させていく姿勢とは到底思えない」と批判。

一方、ニュージーランド南島の地震災害に関しては、邦人の往来が多い国を対象に「いわば耐震化推進外交を積極的にやるべきだ」と提案。首相も「経験を生かして国際的に貢献できる体制を強めたい」と同意した。

説得の姿勢欠ける 山口代表

公明党の山口那津男代表は23日午後、国会内で記者団に対し、菅直人首相との党首討論について、大要次のような見解を述べた。

一、首相の話にムダが多い。的確に答えず、実りある政策論議にならない。理解力も対応力も極めて乏しい。

一、(米海兵隊は沖縄に不要と発言していた)菅首相の考え方がなぜ変わったのか、また鳩山政権下で(普天間問題)の決断にどうかかわったのか、明確な答弁はなかった。予算委員会で厳しく追及していく。

一、(予算成立の責任を)野党のせいにするような議論の仕方は、人間の器量、首相の器としていかがなものか。中身を、理を尽くし説得する姿勢に欠けている。


 あと、蚊帳の外だった共産党は赤旗の記事。

赤旗:党首討論 消費増税後押し 谷垣氏 超党派協議促す 菅首相

 菅直人首相と自民党の谷垣禎一総裁、公明党の山口那津男代表との党首討論が23日に行われ、谷垣総裁は税収よりも国債発行額が多い2011年度予算案を批判した上で、予算案の組み替え動議を出す考えを表明しました。

 谷垣氏は、菅政権の「税と社会保障の一体改革」に言及し、「われわれ(自公政権)のときと同じようなメンバーでやっているので、案もある程度は透けて見える。早くわれわれのやっていたころに追いついてください」と発言。「消費税を含む財政再建が、自分の天命、使命であると思うならば、国民の声をしっかり背に受けてやらなければいけない」と菅首相を後押ししました。

 菅首相は、自民党の予算組み替え案について、「“すばらしい”といって丸のみできるような案をぜひだしてほしい」と要望。「税と社会保障の一体改革」の超党派協議への参加を重ねて求めました。

 さらに谷垣氏が、沖縄・米軍普天間基地の県内「移設」(新基地建設)関連予算について、「きちっと成立させて実行していくのか」と迫ったのに対し、菅首相は、「ベスト」な予算案だとし、「関連法案もちゃんと成立させてもらえれば、きちんと執行していく」と表明しました。

 公明党の山口那津男代表は、沖縄在留米海兵隊が「抑止力」だというのは「方便」だったとした鳩山由紀夫前首相の発言を批判。鳩山政権当時の副総理だった菅首相に対し、「沖縄の海兵隊は不要だ、抑止力を否定するという考え方をいまだに内心もっているのではないか」とただし、「抑止力」を肯定する立場から鳩山氏の発言を「放置しておいていいのか」と批判しました。


 ふつー。
 みんなの党は特に発信してなかった。
 blogとかついったーやってんだからなんか言えばいいのになぁ。

2011/02/22(火) 「今年は民主党系無所属が多いようです」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 43コ

朝日:三重知事選「推薦させて」 岡田氏必死…候補者は拒否

 「推薦させて」「結構です」――。民主党の岡田克也幹事長が、地元の三重県知事選(4月10日投開票)で意中の候補者に...幹事長のメンツをかけた説得が続く。

 民主党は元民主党県議津市長の松田直久氏(56)に出馬を要請。松田氏も立候補の意向ただ、民主党の推薦を断ってきた。菅内閣の不人気も背景にあるとみられる。

 岡田氏は20日も津市内で松田氏と会って推薦を受けるよう求めたが、松田氏は保留したという。幹事長の力量を問われかねない局面だ。(藤崎麻里、南彰)


 まぁ、もともと首長は無所属ばーっかりなんですけどね。でなきゃ自分で立ち上げた地域政党。
 しかしまぁ、「推薦」ですら「マイナスイメージ」としてついて回る格好か。こりゃ大変だのぉ。しかも「元民主県議」。とはいえ、

東京:<彩の国 まつりごと>「逆風見せつけられた」 吉川市長選

 二十日に投開票された吉川市長選は、無所属の現職戸張胤茂氏(63)=自民、公明推薦=が圧勝。現職に挑んだ無所属の新人...民主党が単独推薦した高鹿栄助氏(62)は、戸張氏に大差をつけられた。「逆風の現実を見せつけられた」。四月の統一地方選に出馬する民主の現職や新人にも動揺が広がった。 (杉本慶一、大沢令、前田朋子)

 「こんなに票が少なかったのは信じられない」。...戸張氏の一万一千六百二十三に対し、次点の高鹿氏は四千六百三十三。予期せぬ惨敗に、支持者からは「民主の推薦がダメだった」との声も飛んだ。...県議選を控えた民主の現職や新人からは「人ごとではない」「逆風の現実を見せつけられた」と不安の声が相次いだ。...


 こんな現実突きつけられてれば断りたくもなるよな。

 ちなみにこっそり菅内閣の人気が無いという風に書いてますけど、そもそも民主党の支持率をズンドコまで落っことしたのは、鳩山由紀夫(と小沢一郎)で、菅直人がこっそり路線変更して少しでもなんとかしようとしてる中、さらに後ろから蹴りいれてるのも鳩山由紀夫(と小沢一郎)ですからね?特に鳩山由紀夫のドロップキックがまた美しいフォームで菅直人がジョン・ウーばりに吹っ飛んでるワケですよ。

 もっとも、菅直人がやってることも「とどめを刺す」以外の効果があるとも思えないんだけどね。

2011/02/22(火) 「苦しいよな」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 38コ

岡田かつや TALK-ABOUT:2011/02/21 退陣論批判-選んだ責任を持って、総理をしっかりと支える

菅総理が退陣して、予算や予算関連法案を通すべきだという議論が一部にあります。私は、とんでもない議論だと考えます。

とにかく、この国は総理大臣を代えすぎる。その結果、どれだけの国民の利益、国益が損なわれているか...自民党の安倍さんや福田さんも、1年足らずで政権を投げ出されました。私は、そのことが日本の政治を相当弱くし、国力を損なったと考えます。



菅総理には、是非、その目標とするところをしっかりとやっていただきたいと思います。

菅総理がやるべきことの1つは、マニフェストについて、出来る限りそれを実現していくことです。もちろん、出来ないことは出来ないと、ちゃんと説明することも含まれます。

そして、第2に、菅総理が1月4日に言われた2つのことです。「平成の開国」と「社会保障と税の一体改革」について、しっかりと青写真を作り、実行していくことです。
...
1人ひとりの国会議員も、それぞれ気概を持って、ふらふらせずに菅総理をしっかりと支えていくという思いで一致していただくことを、幹事長としても強く期待をしているところです。

まさしく、いま大事なときです。力を合わせて、国民の期待に応えていく必要があると思います。

※ブログの動画版はこちら


 言いたい事は解るし、コロコロ総理が変わる状態はよくない。とか「ごもっとも」と思うことはあるんだけど、

・民主党が2009年衆院選マニフェスト作った時に代表代行。
・鳩山内閣時に経済財政政策担当大臣であり、副総理(格)。
・鳩山内閣時には財務大臣にも就任。

 という人が総理になった途端「マニフェストやめます」じゃカッコ悪いんだよな。
 これが仮に岡田克也総理大臣でほかの人がコレ書いてれば、まだカッコついたと思うんだよな。確かに2009年段階で幹事長だったけど、それでも「(マニフェストの遂行を迫る)小沢一郎(と仲間たち)に距離がある人」という扱いをされていたからね。

 とかいう話をすると「そうじゃねぇだろ」みたいな話をする方がいるんですが。
 まぁ、平たく言えば民主党の政策が嫌いな方なんですが。
 そりゃまぁ、それもその通りなんですが。

 ただね。こういうのって体裁とかイメージとかも地味に重要でね。
 イメージだけで政治をやってもらうのも困るんだけど、イメージが悪いと本質にそもそも入らないで揉めるなんてのは腐るほどよくある話で。要するに本質以前で話が終わってしまうのだな。
 例えばヲタク界隈でホットな東京都の青少年保護条例なんかでも、「青少年の性の開放感あふれる作品を小説で書きまくった男がマンガやアニメの規制(ゾーニング)を訴える」というカッコ悪さが反発を招いている。という側面もあるワケだ。

 話戻す。

 で、民主党はそのへんのカッコつけがトコトン下手クソだと思うんだよね。
 「良くも悪くもトロイカ体制」で政権交代まで来てしまったからだとは思うんだけど、2010年6月。鳩山由紀夫が辞めました。はい代表選挙ですって時に、菅直人に対抗して樽床伸二が立候補します。…え?誰?みたいなね。
 あぁいう時は、そりゃ政治信条ってのも重要なんだけど、知名度がある人が出てくるほかないじゃない。せめて「あ、この人知ってます。民主党の代表やった人orナントカ大臣やった人でしょ」みたいに出てくる人でないと。

 だから、あの時は菅直人・岡田克也・前原誠司・原口一博この4人のうちの誰かによる代表選挙しかなかったと思うのだよね。それをしてない時点で、誰がどう見ても菅直人の勝ちにしか思えなかったし、そんなんじゃ、どっちらけスタートになるのです。
 挙句に9月の代表選挙では小沢一郎が出てきてしまったから、新鮮味はさらに薄れてしまったと。「なんだかんだ言ってどーせトロイカだろ」的な。再スタートすらどっちらけですよ。

 そうなれば「脱トロイカ」だとばかりに菅直人は小沢一郎をたたくことでしか活路を見出せないみたいなコトになってる。挙党体制など夢のまた夢。内ゲバに明け暮れて政治やってんだかどうかもよく解らない状態になってしまった。
 菅直人出すと数字が下がるってのが実証されたもんだから、テレビも政治ニュースなんて流したくないのかも知れない。今はなんか頼むぜ玄葉政調会長!みたいなカンジな気がしないでもない。男前だしね。

 まぁ、そんな民主党の選挙スケジュールですが、

・2011年 統一地方選挙
・2012年9月 民主党代表選挙
・2013年6~7月 参議院議員選挙
・2013年7~8月 衆議院議員選挙(解散しない場合)

 という事になっています。
 もちろん、もう戦いが始まっている統一地方選挙はこの調子だと民主大惨敗の様相を呈しているようですし、そうなれば責任問題ってのも出てくるでしょう。2011年コテンパンにのされる危機を乗り越えたとしても2012年に代表選挙。2013年の選挙結果も伺える中の代表選挙だろうから、当然勝てそうな人を代表にしたいなんて空気の中の選挙になるでしょう。そしてそれを乗り越えたとしても待っているのは4年間我慢しきることが出来た人達が手ぐすねひいて待っている衆参ダブル選挙でございます。

 行くも地獄、退くも地獄。
 この地獄の中を菅直人は国内、国外の政をやりながら歩いていかなきゃならんワケですね。国のトップなんですから。
 ま、任期まであと2年とちょっとです。なんとかなるでしょう。

 国民が小規模かも知れないけどデモを繰り返し、選挙運動のたびに白い目に遭う議員達の突き上げを喰らい続け、手のひらを返し始めた新聞の記事で何かと叩かれ、テレビもいずれ手のひら返して叩き始めるだろう中、アメリカから、中国から、ロシアから、韓国から、北朝鮮から、中東諸国から、ヨーロッパから、あれやこれやと来る要求を損しないように突っぱね受け入れ……なんてのをあと2年くらい我慢すりゃ任期満了なんですから。

 ま、0.1%でもあれば戦っていけるんじゃないかと思いますよ。存分に最後までやってもらいましょう。

2011/02/22(火) 「誰も壊せない その借り物の Method Method 鳩のMethod」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 42コ

 この記事に続くこの記事の続き。

共同:鳩山氏「真理に導く手段の意」 方便発言で

 民主党の鳩山由紀夫前首相は20日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外移設断念の理由に米海兵隊の抑止力を挙げたのは「方便だった」と発言したことについて「方便とは真理に導くための手段のことだ。真理とは、すなわち(名護市)辺野古への移設で、そこに導くための手段として『抑止力』と言った」と釈明した。北海道伊達市内での後援会会合で語った。

 県外移設断念の経緯をめぐっては「普天間の海兵隊ヘリ部隊の役割は決して敵を襲うものでなく、(当初は)それを抑止力と言い切るのは無理があると思った。しかし地上部隊とヘリ部隊は密接で離せないとの米側の理屈、さらに空軍、海軍、海兵隊パッケージ全体が抑止力だとの言われ方をすると、なるほどと(考えた)」とした。

 さらに「私の考え方は正しいと思っているが、正しくないなら、いろいろお聞かせ願いたい」とも述べた。


 強調、私。

goo辞書:方便

ほう‐べん〔ハウ‐〕【方便】 [名・形動]
1 《(梵)upāyaの訳。近づく意》仏語。人を真実の教えに導くため、仮にとる便宜的な手段。
2 ある目的を達するための便宜上の手段。「うそも―」
3 (多く「御方便」の形で)都合のよいさま。


 確かに「方便というものの意味を言え」と言われればその通りの意味なんでしょうかね。

 ただまぁ、それまでの発言につられちゃった人ってのはいてさ。

Twitter / 情報流通促進計画:2011年、前総理大臣「沖縄の海兵隊は米国人救出用でそれ自体に抑止力ない」…1967年、ライシャワー文書「沖縄の軍事施設をグアム島に移すことは理論的には可能」→この間もずっと抑止力がなかったと推認 #okinawa #ginowan #koza #chatan #futenma
Twitter / 情報流通促進計画:鳩山前首相の勇気ある「内部告発」を「方便」論で無駄にしてはいけないと思うのです。「一朝有事のときに米国人を救出する役割だから、存在自体が直接、戦争の抑止、攻撃の抑止になるわけではない。」 http://ow.ly/3WCGV RT @mizuhofukushima
Twitter / 情報流通促進計画:国外でいいんじゃないかと発言した鳩山首相を説得しようとした官僚は、なぜ、沖縄に海兵隊が必要か、説明をしたはず。ところが、結局、可能な説明は、「米国人救出用の部隊である」ということだったんだね… #okinawa #ginowan #koza #chatan #futenma
Twitter / 情報流通促進計画:もはや、いくら、抑止力があると、コメンテーターや素人が叫んでも、国のトップがないとばらした以上、あるはずがないんだね。残る問題は、米国人救出部隊を置くことを沖縄の人に強制できるのか、ということだ。 #okinawa #ginowan #koza #chatan #futenma

 この人、情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)っていうblogやってる方で、まぁ、どこまで影響力ある人だか知らないんだけど(少なくともウチよりは上なのは確かなんだが)、「鳩山さんの裸踊りに続こう!」とも書いてて、今回の共同の記事で一気に己だけが裸踊りをするハメに。

 もっとも、

 「発言のひっくり返しなんて当たり前」な人の発言ですから、彼が救われる可能性は現状で50%あるワケですが。なんという高確率。
 そんでもって、国のトップが発言したということであれば、現トップの菅直人は「抑止力はある」という主旨の発言してるんですけどなー。


 ちなみにこの発言の前日の19日に琉球新報が記事を載せています。 
 正直、心底腸煮えくり返ってるんだろうなぁ。とか思いつつ引用してみると、あれ?みたいな。個人的にノイズっぽいとこを割愛してるだけなんだけど、最初にあげた記事通りになるのかも知れず?
 
琉球:普天間飛行場移設問題  鳩山前首相「方便」発言検証2011年2月19日

 【東京】米軍普天間飛行場の県内移設をめぐって、鳩山由紀夫前首相が...「抑止力は方便」と語ったことの真意について...2度行った鳩山氏とのやりとりをあらためて詳しく掲載する。
【初回=1月31日】
...
 「そうだろうと思う。自分も国外、県外と模索したが結果として議論が成就できないという判断になり...辺野古だとなった時に理屈付けしなければならない。その中で抑止力という言葉を使った...非常に幅広い米軍の存在がワンパッケージで、...全体の構成の中で抑止力だと。近隣の国々も日本に対して、簡単に攻撃できないというような抑止力を働かせているのではないかと広い意味での抑止力という言葉は使えると思った...海兵隊も地上部隊とヘリ部隊が切り離せないとの話になり、全体としての米軍の存在が意味があるんだということでの抑止力の言葉を私としては使った。...最後に辺野古に戻ってしまっていく中で...理論的に正当化できるかという中で使った言葉だ...あなた方からすれば何でいまさら抑止力なのかと思われたと思う。辺野古に戻らざるを得ない苦しい中での結論を求めなければならない中で、どう理解してもらえるか考えあぐねた中で抑止力という言葉を使った」
【2回目=2月8日】
...
 「それは方便と言われたら申し訳ないが。確かに海兵隊自身の役割からすると、一朝有事の時に危険な場所から米国人を救出するなどの役割で、存在が戦争の抑止、攻撃の抑止というわけではない。ただ全体として...四軍がそろっていることが必要。一つ欠けると米軍自身も十分な機能を果たせず、全てが連関している中での抑止力...海兵隊自身の抑止力は...抑止力ではないだろうと...理解する。が、トータルの米軍が仕事がしやすいような状況をつくる中での海兵隊の役割がある。海兵隊がいるからほかの米軍全体が機能する。全体は日本に対する抑止力になっている、という意味で抑止力と言えなくもない。それを方便だと言われれば方便だが」


 琉球の2月13日時点の記事となんか違うようだったので、改めて鳩山由紀夫発言だけを並べてみます。


琉球:鳩山前首相一問一答 見通しなく「県外」発言2011年2月13日


 「民主党は沖縄ビジョンの中で、過重な基地負担を強いられている沖縄の現実を考えた時に、県民の苦しみを軽減するために党として『最低でも県外』と決めてきた。鳩山個人の考えで勝手に発言したというより党代表として党の基本的考えを大いなる期待感を持って申し上げた。見通しがあって発言したというより、しなければならないという使命感の中で申し上げた。しっかりと詰めがあったわけではない」
 「政権を取った後の難しさで、簡単じゃないとの思いから腰が引けた発想になった人も多かった。閣僚は今までの防衛、外務の発想があり、もともとの積み重ねの中で、国外は言うまでもなく県外も無理だという思いが政府内にまん延していたし、今でもしている。その発想に閣僚の考えが閉じ込められ、県外の主張は私を含め数人にとどまってしまった」
 「最終的に首相を辞する大きなテーマになるとは予測していなかった」


 「信念としては今も生きている。封印したのは、旧民主党では十分主張していたが、今の政権を取った民主党内では残念ながら市民権を得ていなかった。普天間移設の問題でも、常時駐留なき安保という文言は使わなくてもその方向に導いていきたかったので、『国外、最低でも県外』と何度も言った」


 「岡田(克也)君は外相当時、マニフェスト(政権公約)に『県外』とまで書かなかったと話したが、民主党が圧倒的な国民の支持を得て政権を中心的につくらせてもらったのだから、党のビジョンはしっかり打ち出すべきだと思った。一致して行動していただきたいという思いはあった」
 「北沢氏は外務防衛委員長をしていて防衛関係に安定した発想を持っているということだった。テーマを決めてそのための大臣だという前に、リストを決めてその中で一番ふさわしい人という形で当てはめていった」
 「北沢防衛相は、政権交代後、どこまで防衛省の考え方を超えられるか、新しい発想を主張していくかということが本当はもっと勝負だった気がする」
 「本当に強くあった。私のようなアイデアは一笑に付されていたところはあるのではないか。本当は私と一緒に移設問題を考えるべき防衛省、外務省が、実は米国との間のベース(県内移設)を大事にしたかった。官邸に両省の幹部2人ずつを呼んで、このメンバーで戦っていくから情報の機密性を大事にしようと言った翌日に、そのことが新聞記事になった。極めて切ない思いになった。誰を信じて議論を進めればいいんだと」
 「自民党(政権)時代に相当苦労して(県内移設という)一つの答えを出して、これ以上はないという思いがあり、徐々にそういう方向に持っていこうという意思が働いていたのではないか。彼らが米国と交渉すると、信頼するしかない。これ以外ない、これ以上は無理だとなった時に、その先を進めることはなかなかできなかった。自分自身の力量が問われた」
 「防衛省も外務省も沖縄の米軍基地に対する存在の当然視があり、数十年の彼らの発想の中で、かなり凝り固まっている。動かそうとしたが、元に舞い戻ってしまう」


 「平野博文官房長官(当時)は(望みをかけた)徳之島をいろいろと模索してくれた。少なくとも1人はいた」
 「やりたい発想はあり、やってくれそうな方もいて検討はしたが、非常に難しかった」
 「徳之島も駄目で辺野古となった時、理屈付けをしなければならなかった。海兵隊自身が(沖縄に)存在することが戦争の抑止になると、直接そういうわけではないと思う。海兵隊が欠けると、(陸海空軍の)全てが連関している中で米軍自身が十分な機能を果たせないという意味で抑止力という話になる。海兵隊自身の抑止力はどうかという話になると、抑止力でないと皆さん思われる。私もそうだと理解する。それを方便と言われれば方便だが。広い意味での抑止力という言葉は使えるなと思った」


 「沖縄県民に理解されながら、米国にも合意してもらえる案が必ず作れるという気持ちは持っており、私という人間を信じてくれという意味で『トラスト・ミー』という言葉を使った。昨年7月にオバマ米大統領から手書きのレターが来て『あなたは自分の言葉に忠実だった』と書かれていた。日米関係が大変毀損(きそん)したと(メディアに)書かれたが、少なくとも7月の段階ではそうではない」
 「残念ながら沖縄の皆さんに理解してもらえる案にはなっておらず申し訳なく思っている。政府と沖縄との信頼関係が大きく毀損したのは事実で本当に申し訳ない。大変残念だ」
 「トラスト・ミーという言葉まで使い、県外移設のめどが立たない現実があった。一方で(09年12月段階で)最終的に昨年5月28日に発表したもの(沖縄の負担軽減策)と同じようなものが既に(了解を)取れていた。ここを前面に出し、沖縄の理解をいただき辺野古は仕方がないと感じた瞬間はなかったと言えばうそだ」
 「しかし仲井真弘多沖縄県知事の意向なども伺いながら、沖縄県民に対する裏切りで政治的に持たないと判断し決着時期を延期した」


 「米国として(09)年内の決着を期待しているものを1年は延ばせない、せいぜい半年という思いがあった。3月までは予算で動けない。社民党の党内事情もあった。普天間を争点にしたら7月の参院選を戦えない。ゴールデンウイークに米国に行き、(オバマ氏と)直接交渉しようと思っていたが、(政府案が)まとまっていなかった」
 「現実に北朝鮮の脅威を感じた。ある意味で戦争行為。(移設先が)辺野古に舞い戻らざるを得なくなって来る時の現実の脅威が、てこみたいに働いてきた」
 「徳之島に移設先を見いだしたかったので腹案という言い方をした。米軍も最後には、訓練の一部を移すことは検討できるということだったから、日米共同声明の中で『徳之島』という文言は生きている」


 「徳之島を諦めざるを得ないと結論を出した時。4月28日に(元衆院議員の)徳田虎雄氏と会い、(理解を得られず)完全に徳之島が閉ざされた」
 「沖縄と日本政府と米国との3者が協議機関をつくり、政府原案を議論する舞台ができれば乗り切れると思った。5月に仲井真知事と2回目に会った時に、知事選まではできないと言われ、沖縄の理解を得るところまで行かなかったと基本的に観念した」
 「普天間の移設先も固定化してはいけない。未来永劫(えいごう)、米国の基地として使わせるつもりで造ってはいけないという話は平野官房長官との間では認識していた。沖縄は納得していない。理解を得るためには日米合意には入っていないが、(基地としての使用に期限を設ける)暫定しかない(ようにする)とか、交渉のやり方はあってしかるべきだ」
 「(沖縄から)ある程度の距離があっても(米軍が)ワンパッケージであれば十分、抑止力という言葉で成り立つ」
 「相手は沖縄というより米国だった。最初から私自身が乗り込んでいかなきゃいけなかった。これしかあり得ないという押し込んでいく努力が必要だった。オバマ氏も今のままで落ち着かせるしか答えがないというぐらいに多分、(周囲から)インプットされている。日米双方が政治主導になっていなかった」

琉球:普天間飛行場移設問題  鳩山前首相「方便」発言検証2011年2月19日


【初回=1月31日】

 「そうだろうと思う。自分も国外、県外と模索したが結果として議論が成就できないという判断になり辺野古しか残らなくなった。徳之島も駄目だ、辺野古だとなった時に理屈付けしなければならない。その中で抑止力という言葉を使った」
 「非常に幅広い米軍の存在がワンパッケージで、海兵隊も海軍も空軍もあり、一体となって沖縄を中心に、横須賀もあるが、全体の構成の中で抑止力だと。近隣の国々も日本に対して、簡単に攻撃できないというような抑止力を働かせているのではないかと広い意味での抑止力という言葉は使えると思った」
 「海兵隊も地上部隊とヘリ部隊が切り離せないとの話になり、全体としての米軍の存在が意味があるんだということでの抑止力の言葉を私としては使った。それはまさに徳之島も駄目と。最後に辺野古に戻ってしまっていく中でのある意味で、どうそれを理論的に正当化できるかという中で使った言葉だ」

 「そう。あなた方からすれば何でいまさら抑止力なのかと思われたと思う。辺野古に戻らざるを得ない苦しい中での結論を求めなければならない中で、どう理解してもらえるか考えあぐねた中で抑止力という言葉を使った」

【2回目=2月8日】
 ―本音ベースで見つからなかったというのではなく、「抑止力」という方便が必要だったのか。
 「それは方便と言われたら申し訳ないが。確かに海兵隊自身の役割からすると、一朝有事の時に危険な場所から米国人を救出するなどの役割で、存在が戦争の抑止、攻撃の抑止というわけではない。ただ全体として米軍の配置を見て、四軍がそろっていることが必要。一つ欠けると米軍自身も十分な機能を果たせず、全てが連関している中での抑止力という話になる」
 「よくよく海兵隊自身の抑止力はどうかとなると、それは抑止力ではないだろうと皆さん思われる。私もそうだと理解する。が、トータルの米軍が仕事がしやすいような状況をつくる中での海兵隊の役割がある。海兵隊がいるからほかの米軍全体が機能する。全体は日本に対する抑止力になっている、という意味で抑止力と言えなくもない。それを方便だと言われれば方便だが」


共同:鳩山氏「真理に導く手段の意」 方便発言で

「方便とは真理に導くための手段のことだ。真理とは、すなわち(名護市)辺野古への移設で、そこに導くための手段として『抑止力』と言った」
「普天間の海兵隊ヘリ部隊の役割は決して敵を襲うものでなく、(当初は)それを抑止力と言い切るのは無理があると思った。しかし地上部隊とヘリ部隊は密接で離せないとの米側の理屈、さらに空軍、海軍、海兵隊パッケージ全体が抑止力だとの言われ方をすると、なるほどと(考えた)」
「私の考え方は正しいと思っているが、正しくないなら、いろいろお聞かせ願いたい」


 んー?
 琉球のあとの記事の方が、比較的共同のニュアンスに近づいてるような?
 これ、辻褄合わせたんか?
 それとも鳩山由紀夫発言は装飾が多すぎてワケわかんなかっただけで、
 ソリッドにすればするほど、20日発言に近づくってことか?

 なんか狐につままれたようなカンジでこのお話はとりあえず終わり。
 この記事のタイトルをLoopy Oppositionにしてから、LOOPING OPPOSITIONの歌詞の替え歌(?)をタイトルにしたけど、これでとりあえず1番が終了ですな。
 どうせ次もあるだろ。と、いうことで温存している歌詞に、

「すべてよし、これでよし」を4回繰り返す


 というのがあるんだけど、いずれそこまで行きそうな予感。

2011/02/17(木) 「義理とか人情とかダケじゃないのが政界ってヤツなんですねぇ」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 64コ

時事:衆院16人が会派離脱表明=小沢氏系、首相退陣を要求-再可決絶望的・民主

 民主党の渡辺浩一郎氏ら小沢一郎元代表に近い比例代表選出で当選1、2回の衆院議員16人は17日午前、党執行部が決めた小沢氏処分や菅直人首相の衆院選マニフェスト(政権公約)修正の動きに反発し、衆院の民主党会派からの離脱を...岡田克也幹事長に申し入れ...菅政権の退陣を求めた。...16人が倒閣も辞さず会派離脱の動きに出たことで、衆院で3分の2以上の勢力を確保して再可決・成立させるのは絶望的となり、政権維持を図る首相は一層苦しい立場に立たされた。...16人は新会派「民主党政権交代に責任を持つ会」(会長・渡辺氏)を衆院事務局に届け出た。ただ、新会派の結成には、民主党会派代表の岡田氏の承認が必要のため、現時点では認められない可能性が高い。 (2011/02/17-13:21)


 その16人が時事に載っていたので、読売新聞の情報と合わせて、ちと調べてみますか……

時事:会派離脱願を届け出た16人=民主
読売:総選挙2009

 民主党執行部に会派離脱願を届け出た衆院比例代表選出議員16人は次の通り(名簿登載順、丸数字は当選回数)。


東北ブロック
名簿順位1位18人小選挙区当選
名簿順位1位×3
名簿順位22位

名簿順位23位高松和夫(1) 
名簿順位24位菊池長右エ門(1)
名簿順位25位
名簿順位26位~28位まで落選

北関東ブロック
名簿順位1位25人小選挙区当選
名簿順位1位×4

名簿順位30位川口浩(1)
名簿順位31位石井章(1)
名簿順位32位
名簿順位33位
名簿順位34位
名簿順位35位

名簿順位36位のみ落選

南関東ブロック
名簿順位1位28人小選挙区当選
名簿順位1位×6
名簿順位35位

名簿順位36位水野智彦(1)
名簿順位37位石田三示(1)
名簿順位35位
名簿順位39位相原史乃(1)
名簿順位40位~42位まで落選

東京ブロック
名簿順位1位21人小選挙区当選
名簿順位1位
名簿順位23位
名簿順位24位
名簿順位25位
名簿順位26位

名簿順位27位川島智太郎(1)
名簿順位26位
名簿順位29位渡辺浩一郎(2) ←会派(?)代表
名簿順位30位のみ落選

東海ブロック
名簿順位1位29人小選挙区当選
名簿順位1位×4

名簿順位34位笠原多見子(1)
名簿順位35位
名簿順位36位
名簿順位37位

名簿順位38位三輪信昭(1)
名簿順位39位小林正枝(1)
名簿順位40位大山昌宏(1)
名簿順位41位
落選者ナシ

近畿ブロック
名簿順位1位41人小選挙区当選
名簿順位1位×3
名簿順位45位

名簿順位46位熊谷貞俊(1)
名簿順位47位
名簿順位48位渡辺義彦(1)
名簿順位49位
名簿順位50位

名簿順位51位豊田潤多郎(2)
名簿順位52位
落選者ナシ

(2011/02/17-11:28)

 明らかに「政権交代の風」に乗ったから議員になれたような人たちばかりだ。
 確かに「政権交代の風」は「あのマニフェスト」によってもたらされたワケだし、現政権にマニフェストを違えた政策をするとなれば反旗を翻してマニフェストの遂行を訴える。そういう形と言えるんだろうね。

 でもなぁ。
 自民党政権時代にも見たよね。こういうのってさ。
 森喜朗政権時の加藤の乱であるとか、安倍~麻生政権時の中川秀直の動きであるとかさ。
 そんでどうなったかってーと、二人とも党の支持率を叩き落した挙句、党を出なかったおかげで本人自体の支持率が攻撃した党よりも低下して、今となっては党内での求心力を失っているんだかいないんだか地元以外はさっぱりわからん。みたいなね。
 有力派閥派のトップであるとか、領袖であるとか、そこまでの地位にいた人間ですらそうなったのに、比例ですんげー下の方にいる人たちでやったらどうなっちゃうんだか。

 まぁ、このまんまだと、どうせ次やったら落選上だし、それよりは「マニフェストを守る」という義理を通した方が良い、のかも知れないなぁ。

 それよりは、なんか外でコソコソやってる原口一博の平成維震軍日本維新の会の方がワケわからんか。いや、やりたいことはわかるんだけど。民主党としてやればカッコいいのになー。何やってんだかなー。

 …なんて思ってたんだけど、よくよく見たら面白かったのだ。
 まぁ今気づいて名簿に書き足したけど、名簿に空きが無い比例区があるワケだ。そしてこの議員たちは揃って比例議員。議員辞職すると議席は比例の党のもの…になるハズだけど、ならない。なぜなら名簿の空きが無いからだ。
 ということは、その議席は別の党のものになることになる。確か、郵政解散時に自民党がバカ勝ちしたので自民党の名簿がすっからかんになり、社民党に議席が行った。それと同じことが起こると思われる。
 そこまで見越しての「比例区だけの反乱」だったのだ。まぁ、なんという執行部への圧力。切るに切れない辺りが素敵。


 ま、そんな彼らの主義主張に関しては下につけたのでどうぞ。

時事:新会派結成宣言
時事:民主・渡辺氏の会見要旨

 民主党の渡辺浩一郎氏らが17日に発表した「新会派結成宣言」は次の通り。
 「今の菅政権は国民との約束を果たす本来の民主党政権ではない」。今、民主党議員の多くが強くそう感じている。「国民の生活が第一」の政治理念は、おととしの衆院選での民主党と国民との最大の約束だった。しかし今の菅政権ではどんな事態が進行しているだろうか。
 衆院選では、予算の無駄を徹底的に削り、新たな政策の財源に充てるとしたマニフェスト(政権公約)を掲げ、政権交代を実現した。しかし、「予算の総組み替えなどを行う」と主張していたのに、ほぼ手つかずの一方で、先週、菅直人首相は「衆院の任期中、上げない」としていた消費税については「来年度末までに法的な対応をしなければいけない」と発言し、増税への意欲をあらわにした。
 菅政権は国民との約束、マニフェストを捨てたのである。
 また、政治家主導で日本を立て直すはずが、目玉とされた国家戦略局の設置法案は実現せず、公務員制度改革もほごにされている。官僚に頼りっ放しだが、尖閣問題や北方領土問題など最も政治主導であるべき案件で失敗すると官僚のせいにする。
 菅政権は政治主導の御旗も捨てたのである。
 菅政権は民主党の理念、そして「国民の生活が第一」という国民の皆さまへの約束をも捨て去ったのである。
 菅政権が本来の民主党の政策を捨て、本来の民主党の政治主導を捨て、本来の民主党の国民への約束を捨て去って省みないならば、それは国民が願いを懸けた本来の民主党そのものを捨て去ることになる。
 そして、このことは本来の民主党への支持の上に比例代表で当選したわれわれの存在意義すらも打ち消すことになる。
 われわれは民主党と国民との約束の上に存在する比例代表の議員だからこそ、本来の民主党の姿とはかけ離れた今の菅政権には、もう黙ってはいられない。みすみす旧来からのしがらみにはまり込み、無原則に政策の修正を繰り返す菅政権に正統性はない。われわれは今こそ「国民の生活が第一」の政策を発信し、国民の信頼を取り戻していかなければならない。
 しかし、われわれは民主党に対する信頼が地に落ちた今となっても民主党を捨てるつもりはない。歯を食いしばっても国民との約束であるマニフェストの実現に取り組むわれわれこそが、本来の、そして真の民主党であるからだ。
 したがって、われわれは、国民との約束を果たす議員集団であることを改めて国民の皆さまに行動で示すために、衆院での民主党・無所属クラブとは分かれ、新たに院内会派を設立する。そして同志一同が結束して、「国民の生活が第一」の政策を実行す(る)べく、今後、行動を展開していくこととする。(2011/02/17-12:23)


 民主党の渡辺浩一郎氏らが17日、衆院議員会館で行った記者会見の要旨は次の通り。
 (冒頭、「無原則に政策修正を繰り返す菅政権に正統性はない」などとした宣言文を読み上げ)
 -来年度予算案と関連法案への対応は。
 衆院選マニフェスト(政権公約)が大変大事だ。マニフェストに照らし合わせて中身を精査して判断したい。現時点では対応を決めてない。
 -投票行動が民主党と別になることもあるのか。
 あり得る。
 -いつ頃から考えたのか。
 9日の党首討論で、菅直人首相から消費税について検討していくという話が出た時が、一つの分岐点だった。それは認めがたいという思いの中で、決意をした経緯がある。
 -新たな参加を呼び掛けるのか。
 多くの方に賛同してもらい、ともに前進したい。
 -会派離脱を決意するのに当たり、小沢一郎元代表への処分を考慮したのか。
 菅政権の党運営やマニフェストの見直しが問題で、小沢元代表がどうのこうのではない。自分たちの判断で行動した。
 -小沢氏に相談したのか。
 一応、小沢元代表の秘書には報告した。「伝えておく」ということだった。
 -離党ではなく会派離脱にしたのはなぜか。
 こちらの方がマニフェストのことを考えているとの思いがあるので、離党したら何の意味もない。
 -認められなかった場合でも離党はしないのか。
 仮定の質問だから答えは控えたい。
(2011/02/17-12:55)


2011/02/17(木) 「タイキョクに書かれた一筆書きの虚像 虚像 ワタシの虚像」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 51コ

 この記事の続き。
 記事引用の強調部分は私がやってます。

毎日:普天間:鳩山前首相の「方便」発言 北沢防衛相が不快感2011年2月15日 11時23分 更新:2月15日 12時51分

 「また数日たったら違う見解が出るかもしれないので、あわててコメントするのは差し控えたい」。北沢俊美防衛相は15日午前の記者会見で...不快感を示した。...一昨年の政権交代時からの防衛相で、普天間問題では鳩山氏が発言を二転三転させるたび後始末に追われただけに、沖縄側の強い反発を招いた元上司の発言には、じくじたる思いがあるようだ。【坂口裕彦】

 
 元部下はわかってらっしゃる。
 15日の午前のこの北沢俊美発言の後でこんな記者とのやりとりがありましたとさ。

時事:「方便」発言、真意伝わらず=鳩山前首相が釈明

 民主党の鳩山由紀夫前首相は15日夜、...都内で記者団の質問に答えた。
 鳩山氏の発言要旨は次の通り。
 真意が必ずしも伝わっていない。私は、この抑止力に関して、普天間にいるヘリ部隊、海兵隊そのものの役割を考えれば、それ自体は必ずしも抑止力と言い切れるものではないと(考える)。(在日米軍の抑止力は)トータルとして、全てパッケージになっているから切り離せない。ワンパッケージになって、全体として米軍の活動がある。全体が抑止力という意味で私は言った。
 一部の普天間だけを考えたとき、必ずしも抑止力と言い切れるかどうか自信がないということを言った。(インタビューで質問者から)「それは方便として」と言われたから、「そういうふうに言われたら、そういう部分があったかもしれない」と言った。
 (衆院予算委員会では野党が参考人招致を求めているとの問いに対し)それは理事会で協議してください。私が言うことではない。 (2011/02/15-22:08)

産経:鳩山前首相の“釈明”要旨 「在日米軍全体で抑止力になるという意味で言った」2011.2.15 23:18

 鳩山由紀夫前首相が15日夜、都内で記者団に語った「方便」発言をめぐる“釈明”の要旨は次の通り。



 【沖縄の地元紙のインタビューで抑止力は方便と言ったが真意は】真意が必ずしも伝わっていない。この抑止力に関して、普天間におられるヘリ部隊は役割を考えれば、それ自体は必ずしも抑止力と言い切れるものではない。(在日米軍の抑止力は)トータルとしてパッケージになっているから切り離せない。海兵隊も地上部隊とヘリ部隊があって切り離せない。ワンパッケージになって米軍の活動がある。全体が抑止力という意味で私は申し上げた。一部の普天間だけを考えたとき、必ずしも抑止力と言い切れるか自信がないということで申し上げた。(インタビューで質問者から)「それは方便として」と言われたから「そういうふうに言われたら、そういう部分があったかもしれない」と申し上げた。

 【質問者の記者の問いかけに答えたのか】そうです。

 【野党は衆院予算委員会で鳩山氏の参考人招致を求めているが】それは(衆院予算委の)理事会で協議してください。私が申し上げることではありません。


 「それは方便として」と言われたから、「そういうふうに言われたら、そういう部分があったかもしれない」と言った。
 なるほどなるほど。
 では、もっかいあの時の記事を引っ張り出してきますか。琉球新報は結構記事を長く残してくれるので助かるのだよ。

琉球:鳩山前首相一問一答 見通しなく「県外」発言

...
 ―県内移設理由として在沖米海兵隊の抑止力は唐突感があった。
 「徳之島も駄目で辺野古となった時、理屈付けをしなければならなかった。海兵隊自身が(沖縄に)存在することが戦争の抑止になると、直接そういうわけではないと思う。海兵隊が欠けると、(陸海空軍の)全てが連関している中で米軍自身が十分な機能を果たせないという意味で抑止力という話になる。海兵隊自身の抑止力はどうかという話になると、抑止力でないと皆さん思われる。私もそうだと理解する。それを方便と言われれば方便だが。広い意味での抑止力という言葉は使えるなと思った」...


 さーて、どっちが嘘つきかはっきりしてもらおうじゃないですか。
 しかもこれ、
琉球:「抑止力は方便」断念理由後付け 鳩山前首相、普天間で証言

 【東京】鳩山由紀夫前首相は12日までに琉球新報などとのインタビューに応じ、米軍普天間飛行場の移設交渉の全容を初めて語った。「県外移設」に具体的な見通しがなかったことを認めた。「県外」断念の理由とした在沖米海兵隊の「抑止力」については「辺野古しか残らなくなった時に理屈付けしなければならず、『抑止力』という言葉を使った。方便といわれれば方便だった」と述べ、「県内」回帰ありきの「後付け」の説明だったことを明らかにした。...

沖縄:鳩山氏「抑止力は方便」本紙インタビュー

 【東京】鳩山由紀夫前首相は12日までに沖縄タイムス社のインタビューに応じ、米軍普天間飛行場の移設をめぐる政権時の取り組みや対米交渉の全容を語った。移設先を名護市辺野古と決めた理由に挙げた在沖海兵隊の抑止力について「辺野古に戻らざるを得ない苦しい中で理屈付けしなければならず、考えあぐねて『抑止力』という言葉を使った。方便と言われれば方便だった」と弁明し、抑止力論は「後付け」の説明だったことを明らかにし...「海兵隊自身に抑止力があるわけではない。(陸海空を含めた)四軍がそろって抑止力を持つ。そういう広い意味では(辺野古移設の理由に)使えるなと思った」と語った。...

共同:海兵隊の「抑止力」は後付け 鳩山氏、普天間の全容語る

 鳩山由紀夫前首相は12日までに共同通信とのインタビューに応じ、...在沖縄海兵隊の「抑止力」について、鳩山氏は「辺野古しか残らなくなった時に理屈付けしなければならず『抑止力』という言葉を使った。方便と言われれば方便だった」と弁明し、抑止力は「後付け」の説明だったことを明らかにした。...


 とまぁ、沖縄タイムスも記事にしてるし、情報源であろう共同通信も記事にしてるワケですよ。
 まぁ、共同通信が聞いて、それを沖縄タイムスと琉球新報に投げただけじゃないか。って気がしないでもないけども。

 あと、朝日と毎日と北海道が社説やコラムに載せてくれたので載せておきます。

朝日:鳩山氏の発言―「方便」とは驚きあきれる

 「最低でも県外」という公約を果たさなかったばかりか、その理由として米海兵隊の抑止力を挙げたのは「方便」にすぎなかったとは。

 沖縄に対する背信をさらに重ねる行為以外の何ものでもない。 ...県民はすでに県内移設ノーの固い民意を示しているが、今回の鳩山発言で政府への不信を一層深めるだろう。辺野古移設を確認した日米合意の存立を揺るがしかねない事態である。

 菅直人首相は基地負担の軽減や経済振興策を通じ、沖縄との信頼関係を築き直したうえで、何とか地元の理解を得たい方針だが、その道のりはさらに険しく...引き続き日米合意の実現を目指すというなら、海兵隊の抑止力や沖縄駐留の必要性について根本から、丁寧に説明し直すことが不可欠だ。

 今回、改めて鳩山氏の稚拙な政権運営の実態が浮き彫りとなった。

 成算のないまま沖縄県民に期待を抱かせた。政治主導の看板とは裏腹に、外務・防衛両省の壁を突き崩せなかった。首相として関係閣僚を束ねるリーダーシップも発揮できなかった。対米交渉にも本気で当たらなかった――。 ...言いっ放し、やりっ放し...利害や...議論を解きほぐし、説得し、ものごとをまとめ、決めていく能力の不足...菅首相は一連の政治プロセスを深刻に省み、二度と失態を繰り返さないよう教訓をくみ取らなければいけない。 ...菅首相の強調する「日米基軸」を、沖縄に基地負担を強い続ける免罪符にしてはならない。今度こそ本気で沖縄の負担軽減に向き合うべきである。

 
毎日:「抑止力は方便」 無責任極まる鳩山発言

 不実、無節操極まる発言にあきれてしまう。...琉球新報など沖縄の地元紙の共同インタビューで...「徳之島も(移設先として)だめで辺野古となった時、理屈付けをしなければならなかった」「海兵隊自身が(沖縄に)存在することが戦争の抑止になると、直接そういうわけではないと思う」「方便と言われれば方便だ」「相手は沖縄というより米国だった」……。

 辺野古への移設にこだわる米政府の姿勢を崩せず、それを沖縄や国民に説明もできないため、「抑止力」を持ち出して県内移設を合理化した、というのである。

 仲井真弘多県知事が発言に強い不快感を示し、稲嶺進名護市長が「辺野古回帰の論拠がなくなった」と主張するなど、沖縄の不信と怒りが増幅している。当然である。...今、菅政権が辺野古移設を推進する最大の根拠が「抑止力の維持」なのである。それを当時の責任者が自ら覆した影響は大きい。

 まず、鳩山氏自身が発言の真意、当時の方針転換の経緯などについて明確にすべきである。国会に参考人招致する方法もあろう。同時に、菅政権は米海兵隊を引き続き駐留させる必要性、抑止力との関係について繰り返し説明する必要がある。

 沖縄と国民の信頼を取り戻す道はますます遠くなった。

 
北海道:方便(2月16日)

慣用句の「うそも方便」で知られる「方便」は、もともとは仏教用語だ。お釈迦(しゃか)様がわれわれ衆生を救済するために用いる<巧みな手段>、真理に導くための<仮の教え>といった意味がある。転じて日常では<目的を達成するために都合のいい方法>を言い表すのに使う▼...以前、本紙の「みらい君の広場」に中学生が明快な意見を寄せていた。<「うそも方便」は何かを救うためのもの。自分の立場を守り、自分の意向を通すためにその場しのぎの方便を重ねる人は、心の中の何かが欠けている>▼引退を撤回し、次期衆院選にも出るという鳩山さん。心の中をのぞき直してはいかがか。釈迦に説法だが「引導を渡す」というのも、仏教用語から転じた慣用句だ。


 まぁ、おひどい言いっぷり。

げんさんち。:2009/07/27(月) 「解散したから社説」

朝日:衆院解散、総選挙へ―大転換期を託す政権選択

...自民党に対する民意の厳しさは尋常ではない。...ねじれで思うにまかせぬ国会。2代続いての政権放り出し。麻生首相の迷走と政策の説得力の乏しさ...官庁縦割りの政策や予算。政官業のなれ合い。行政のムダ。霞が関への中央集権。...民意が今の流れのままなら、民主党政権誕生の可能性は高いだろう。

...だが懸念や不安もある。...民主党の言う「脱官僚」の政策決定の仕組みができれば、永田町や霞が関は大変わりだろう。経済界や民間にも影響が及ぶ。混乱は最小限に抑えられるのか。...ばらまき政策に財源はあるのか。外交政策もあいまいなところが多すぎる。

...有権者もこの間、多くを学んだ。一時のブームや「選挙の顔」よりも、政権公約の内容、実行の態勢、指導者の資質を堅実に判断することの大事さだ。口に苦くても必要と思えば受け入れる覚悟がいることも。...

北海道:衆院解散 総選挙へ 政権の「旗印」を知りたい

...麻生太郎首相は解散後の記者会見で「経済対策を最優先し、景気は底を打った」と自信を見せた。..世界的な経済危機への対応に専念してきたのは事実...だが、...旧来型の「ばらまき」...成果がなかったわけではない。だが、未曾有の不況であらわになった国民生活の危機は改革のひずみがもたらした...有効な処方せんを提示することができない政権党の衰弱...安倍、福田両氏と2代続いた国政投げ出しで政権担当能力に疑問符がついた。「政策力」の低下も明らかだ。

...民主党が期待感を集め、上り調子にある...世論調査では...自民党を上回る。...与党批判の受け皿という側面が大きいと見るべきだ。民主党政権で政治はどう変わるか。それを明確にできなければ、世論の支持も「風」以上にはなりえまい。...鳩山由紀夫代表が唱える「友愛社会」の具体的な姿を知りたい。...

毎日:衆院解散・総選挙へ 政権交代が最大の焦点だ ごまかさない公約を

...麻生首相は...記者会見でも自身の「不用意な発言」や自民党の結束の乱れを挙げて国民にも陳謝した。しかし党内は結束とはほど遠い...追い詰められた姿が表れている。...小泉氏は格差問題など...改革の後始末をしないまま退陣。続く安倍晋三元首相は郵政造反議員を続々と復党...「消えた年金」問題...体調不良で突如辞任...福田康夫前首相も1年で政権を投げ出した。そして、経済危機を理由に解散から逃げてきた麻生首相が今、低支持率...漢字の誤読もあって「首相の資質」まで問われる有り様だ。

...民主党も政権担当能力と鳩山由紀夫代表の首相候補としての資質が当然問われることになる。...「政治主導」をお題目に終わらせず、強固な官僚組織を変えられるのか。税金の無駄遣いをどこまで削れるか。子ども手当や高速道路無料化、年金制度の抜本改革は実現するのか。消費税率は4年間引き上げないというが、財源の手当てはできるのか。党としての統一感に乏しい安全保障政策はどうするのか。...いずれにしても政治の行く道を決めるのは有権者=主権者だ。こんなにわくわくする選挙はないではないか。


げんさんち。:2009/08/19(水) 「選挙が始まるので社説」

朝日:総選挙公示―「09年体制」の幕開けを

 「政権交代で新しい政治を」と民主党の鳩山代表...「政権交代の先に明るい未来はない」と麻生首相...「政権交代」の是非を問う、歴史的な衆院総選挙...政権交代の可能性が常に開かれた政治をつくる。政権を担える党が事実上自民党しかなかった55年体制に終止符を打つ。...数々の政策課題の重さをも超える今回の選択の最大の意義はそこにある。...政権交代時代にふさわしい政党文化を日本でも育てなければならない。...政権交代がごく普通に繰り返される「2009年体制」の政治。30日の投票日、民意の力で新しい民主主義のページをめくりたい。

北海道:衆院選公示 歴史的な選択の幕が開く

...大事なことは、閉塞(へいそく)感の漂う社会を作り替える将来ビジョンを論じ合うことだ。次の世代に引き継ぐ「国のかたち」である。...政党は大きな絵を示し、有権者が吟味する。そういう選挙にしたい。

...有権者にとっては一票を通じて政権を選びとる好機...選挙後の政権枠組みや国会における協力・連携の姿も視野に入れなければならない。...

毎日:衆院選、きょう公示 日本の未来を語れ 対米関係も重要な争点

 歴史的な選挙戦のスタートである。...政権選択の選挙だからだ。...日本では1955年の保守合同以来、もっぱら自民党を中心とする政治...その長期支配こそが日本の安定的な経済成長に役立ったという見方がある一方で、政治や官僚機構の「金属疲労」はもはや限界との声もある。いずれにせよ、日本独特の戦後体制について有権者の歴史観が問われる選挙でもあるはずだ。
...この歴史的な節目に当たり有権者は各党のマニフェストや論戦を吟味し、30日には貴重な一票を投じるべきである。


げんさんち。:2009/09/01(火) 「衆議院選挙を受けての社説ー」

朝日:民主圧勝 政権交代―民意の雪崩を受け止めよ

...日本の政治に政権交代という新しいページが開かれた。...続々と勝ち名乗りを上げたのは、政治の舞台ではほとんど無名の民主党の若手や女性候補たち...民意は民主党へ...「このままではだめだ」「とにかく政治を変えてみよう」という人々の思いがいかに深いか...朝日新聞の世論調査で、民主党の政策への評価は驚くほど低い。期待半分、不安半分...が正直なところでは...民主党に提案したい。...最初の正念場は、来年度予算編成を終える12月末...政権発足からほぼ100日間。これを政権の足場を固めるための時間と位置づけ、優先順位を明確にして全力で取り組むことだ。...

民主党のあまりの圧勝ぶりに...小沢一郎前代表の影響力が強まる...93年の...細川内閣が、与党を仕切る小沢氏との「二重権力」のなかで短命に終わった歴史を...繰り返してはならない。...鳩山首相のリーダーシップをはっきりと確立すべきだ。...

政権交代の可能性が常に開かれた「2009年体制」へ...2大政党のこれからにかかっている。...自民党...民主党がしくじれば交代できる「政権準備党」の態勢を早く整えることだ。...今回の敗因を正面から見据え、「新しい自民党」へ脱皮する作業が欠かせない。

 「とにかく政権交代」の掛け声で巨大政党に膨れあがった民主党は、交代を果たした後の自画像をどう描くかが今日から問われる。...新しくめくられた政治のページを埋めていく作業はこれからだ。

北海道:民主圧勝 政権交代へ 民意が歴史の扉を開いた

 歴史を画する審判が下された。...劇的な与野党逆転で日本の憲政史上初の本格的な政権交代が実現する。...民主党を中心とする鳩山由紀夫政権の誕生だ。...民意は、閉塞(へいそく)状況に陥った自民党政治に終止符を打ち、歴史の新たな扉を開いた。...

 この10年間の自公政権にノーを突きつけただけではない。戦後ほぼ一貫して国政を担った自民党政治そのものへの退場宣告と言えよう。...最大の理由は、切実な政策課題への対応力を欠いた歴代政権の無力さにほかならない。...戦後の復興と経済成長に貢献した自民党だが、いまや完全に時代の方向感覚を失っている。...2代続きの政権投げ出しは自民党の無責任ぶりを際立たせた。首相が選挙戦で強調した「責任力」という言葉は有権者に空々しく響いた。

...民主党の鳩山代表は「政権交代で日本の大掃除をする」と自民党政治の変革を約束した。...実行力が問われる。...官僚主導から政治主導への転換が最大の試金石だ。...

 忘れてならないのは歴史的な政権交代にも冷めた視線があることだ。積極的な支持ではなく、自民党への批判の受け皿として選択した人も少なくなかった...この政権交代を民主主義の進展に結びつけたい。大事なのは政策による政権担当能力の競い合いである。...各党に求められるのは劣化した政党政治を立て直し、国民の信頼を取り戻すことだ。そのためには、一日も早く旗印となる「国のかたち」を示して、政党同士が競争していく時代をつくらねばならない。...

毎日:衆院選、民主圧勝 国民が日本を変えた 政権交代、維新の気概で

...国民は断固として変化を選んだ。歴史に刻まれるべき政権の交代である。...政権選択が2大勢力で正面から問われての政権交代は、戦後初めて...民主党に不安を抱きながらも政治を刷新しなければ閉塞(へいそく)状況は打破できない、との国民の切迫感...鳩山由紀夫代表を首相として発足する新政権の前途は多難だ。...政治を一新する維新の気概と覚悟で変化を国民に示さねばならない。

...投票による政権交代という民主主義本来の機能回復を、私たちは政治の進歩として率直に評価したい。...「生活重視」「脱官僚」をマニフェストに掲げ...有権者が民主党を選択した意味は重い。...政治主導が可能な体制の速やかな構築が必要だ。...

 あいまいな外交・安保政策...財源対策の説明のほころびなど、リスク承知で1票を投じた。政権担当能力を十分に信用しての圧勝と過信してはならない。...今選挙を民主、自民両党による2大政党政治の実現とみるのは早計だ。だが、選挙の審判で政権の枠組みを決するというルールは定着させねばならない。...



 2年前はこんなにはしゃいでいたのにねぇ……。


2011/02/17(木) 「じゃぁ、数えてみよう」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 116コ

産経:こんにゃくは群馬出身首相が多く関税高い? 前原外相が講演で当てこすり

 こんにゃくの関税が高いのは、群馬県出身の首相が多かったから?

 前原誠司外相は16日午前、都内で講演し、環太平洋経済連携協定(TPP)などの自由貿易を推進する立場から農産物の関税率の高さに疑問を呈し、自民党の過去の農業政策をあてこすった。

 前原氏はコメや小麦などの関税率が高いことを挙げた上で、「こんにゃくなんて(関税率は)1706%だ。主要な産地は群馬県で、群馬からたくさんの首相が出ていることに(関税率の高さが)現れている感じがする」と指摘した。

 群馬県からは福田赳夫、中曽根康弘、小渕恵三、福田康夫各氏の4人の首相を出しており、前原氏は自民党政権時代の政策を「地元への利益誘導」と批判したかったようだ。


 では数えてみます。
 Wikipediaの内閣総理大臣の一覧で、臨時代理も込みでドコの総理が一番多いか調べてみましょう。廃藩置県があるまで藩ですが、Wikipediaさんが優しく都道府県も表記してるので、出生都道府県ってことで数えていきましょう。
 はい、ドン。

  1. 伊藤博文 山口県(初)
  2. 黒田清隆 鹿児島県(初)
    (三條實美) 京都府(初)
  3. 山縣有朋 山口県(2)
  4. 松方正義 鹿児島県(2)
  5. 伊藤博文
    (黒田清隆)
  6. 松方正義
  7. 大隈重信 佐賀県(初)
  8. 山縣有朋
  9. 伊藤博文
    (西園寺公望) 京都府(2)
  10. 桂太郎 山口県(3)
  11. 西園寺公望
  12. 桂太郎
  13. 西園寺公望
  14. 桂太郎
  15. 山本權兵衞 鹿児島県(3)
  16. 大隈重信
  17. 寺内正毅 山口県(4)
  18. 原敬 岩手県(初)
    (内田康哉) 熊本県(初)
  19. 高橋是清 東京都(初)
  20. 加藤友三郎 広島県(初)
    (内田康哉)
  21. 山本權兵衞
  22. 清浦奎吾 熊本県(2)
  23. 加藤高明 愛知県(初)
    (若槻禮次郎) 島根県(初)
  24. 若槻禮次郎
  25. 田中義一 山口県(5)
  26. 濱口雄幸 高知県(初)
  27. 若槻禮次郎
  28. 犬養毅 岡山県(初)
    (高橋是清)
  29. 齋藤實 岩手県(2)
  30. 岡田啓介 福井県(初)
  31. 廣田弘毅 福岡県(初)
  32. 林銑十郎 石川県(初)
  33. 近衞文麿 東京都(2)
  34. 平沼騏一郎 岡山県(2)
  35. 阿部信行 石川県(2)
  36. 米内光政 岩手県(3)
  37. 近衛文麿
  38. 東條英機 東京都(3)
  39. 小磯國昭 栃木県(初)
  40. 鈴木貫太郎 千葉県(初)
  41. 東久邇宮稔彦王 京都府(3)
  42. 幣原喜重郎 大阪府(初)
  43. 吉田茂 東京都(4)
  44. 片山哲 和歌山県(初)
  45. 芦田均 京都府(4)
  46. 吉田茂
  47. 吉田茂
  48. 吉田茂
  49. 吉田茂
  50. 鳩山一郎 東京都(5)
  51. 鳩山一郎
  52. 鳩山一郎
  53. 石橋湛山 東京都(6)
  54. 岸信介 山口県(6)
  55. 池田勇人 広島県(2)
  56. 池田勇人
  57. 池田勇人
  58. 佐藤榮作 山口県(7)
  59. 佐藤榮作
  60. 佐藤榮作
  61. 田中角榮 新潟県(初)
  62. 田中角榮
  63. 三木武夫 徳島県(初)
  64. 福田赳夫 群馬県(初)
  65. 大平正芳 香川県(初)
    (伊東正義) 福島県(初)
  66. 鈴木善幸 岩手県(4)
  67. 中曽根康弘 群馬県(2)
  68. 中曽根康弘
  69. 中曽根康弘
  70. 竹下登 島根県(2)
  71. 宇野宗佑 滋賀県(初)
  72. 海部俊樹 愛知県(2)
  73. 宮澤喜一 東京都(7)
  74. 細川護煕 東京都(8)
  75. 羽田孜 東京都(9)
  76. 村山富市 大分県(初)
  77. 橋本龍太郎 東京都(10)
  78. 小渕恵三 群馬県(3)
  79. 森喜朗 石川県(3)
  80. 小泉純一郎 神奈川県(初)
  81. 小泉純一郎
  82. 小泉純一郎
  83. 安倍晋三 東京都(11)
  84. 福田康夫 東京都(12)
  85. 麻生太郎 福岡県(2)
  86. 鳩山由紀夫 東京都(13)
  87. 菅直人 山口県(8)


 出生地による順位。
  1. 12人 東京都
  2. 8人 山口県 8人
  3. 4人 岩手県
  4. 3人 石川県・群馬県


 やり直し。

 前原誠司は自民党政権を批判したかったんだから、自民党総裁が総理大臣になる鳩山一郎から。そして、政治家としては選挙区のために働くんであるからして、どこの選挙区で当選して総理になったかでやりましょう。


  1. 4人 群馬県(福田赳夫・中曽根康弘・小渕恵三・福田康夫)
  2. 3人 山口県(岸信介・佐藤榮作・安倍晋三)
  3. 2人 広島県(池田隼人・宮澤喜一)


  4.  おー、なったなった。
     まぁ、そんだけなんだけどね。

2011/02/14(月) 「Loopy Opposition」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 47コ

 沖縄に鳩山由紀夫が行って、愉快な発言が飛び出したようです。
 こんなカンジ。
琉球:鳩山前首相一問一答 見通しなく「県外」発言2011年2月13日

 ―2009年衆院選で移設先は「最低でも県外」と発言した際の見通しは。
 「民主党は沖縄ビジョンの中で、...『最低でも県外』と決めてきた。...党の基本的考えを大いなる期待感を持って申し上げた。見通しがあって発言したというより、しなければならないという使命感の中で申し上げた。しっかりと詰めがあったわけではない」
 ―首相就任後もなぜ「県外」が党内、閣内で浸透しなかったのか。
 「政権を取った後の難しさで、簡単じゃないと...もともとの積み重ねの中で、国外は言うまでもなく県外も無理だという思いが政府内にまん延し...県外の主張は私を含め数人にとどまってしまった」
 ―当初、大きな問題になると考えていたのか。
 「最終的に首相を辞する大きなテーマになるとは予測していなかった」... ―県内移設理由として在沖米海兵隊の抑止力は唐突感があった。
 「徳之島も駄目で辺野古となった時、理屈付けをしなければならなかった。海兵隊自身が(沖縄に)存在することが戦争の抑止になると、直接そういうわけではないと思う。海兵隊が欠けると、(陸海空軍の)全てが連関している中で米軍自身が十分な機能を果たせないという意味で抑止力という話になる。海兵隊自身の抑止力はどうかという話になると、抑止力でないと皆さん思われる。私もそうだと理解する。それを方便と言われれば方便だが。広い意味での抑止力という言葉は使えるなと思った」

◆オバマ大統領の手紙
 ―日米首脳会談での発言が物議を醸した。
 「沖縄県民に理解されながら、米国にも合意してもらえる案が必ず作れるという気持ちは持っており、私という人間を信じてくれという意味で『トラスト・ミー』という言葉を使った。昨年7月にオバマ米大統領から手書きのレターが来て『あなたは自分の言葉に忠実だった』と書かれていた。日米関係が大変毀損(きそん)したと(メディアに)書かれたが、少なくとも7月の段階ではそうではない」
 「残念ながら沖縄の皆さんに理解してもらえる案にはなっておらず申し訳なく思っている。政府と沖縄との信頼関係が大きく毀損したのは事実で本当に申し訳ない。大変残念だ...最終的に昨年5月28日に発表したもの(沖縄の負担軽減策)と同じようなものが既に(了解を)取れていた。ここを前面に出し、沖縄の理解をいただき辺野古は仕方がないと感じた瞬間はなかったと言えばうそだ」
 「しかし仲井真弘多沖縄県知事の意向なども伺いながら、沖縄県民に対する裏切りで政治的に持たないと判断し決着時期を延期した」... ―「腹案」とは。
 「徳之島に移設先を見いだしたかったので腹案という言い方をした。米軍も最後には、訓練の一部を移すことは検討できるということだったから、日米共同声明の中で『徳之島』という文言は生きている」...
 ―反省点は。
 「相手は沖縄というより米国だった。最初から私自身が乗り込んでいかなきゃいけなかった。これしかあり得ないという押し込んでいく努力が必要だった。オバマ氏も今のままで落ち着かせるしか答えがないというぐらいに多分、(周囲から)インプットされている。日米双方が政治主導になっていなかった」


 例によってカットしてますんで、原文はリンク先を見ていただくとして。物凄いやり取りです。
 「...理屈付けをしなければならなかった。海兵隊自身が(沖縄に)存在することが戦争の抑止になる...わけではないと思う。...方便と言われれば方便...広い意味での抑止力という言葉は使えるなと思った
 期待させたいだけさせておいてなんだけど、ダメだったんで言い訳して逃げました。って言い切ったワケで。

琉球:“抑止力は方便“鳩山氏に不信再び 県内関係者「地元で声聞いて」2011年2月13日

 鳩山由紀夫前首相が...「抑止力」を自ら「方便」と認め、官僚の抵抗に屈して県外移設を断念したことを明らかにしたことに対し、県内の関係者からは鳩山前首相や民主党に対する不信感が噴出。...政権党の一員として主体的に行動するよう求めた。
 ヘリ基地反対協議会の安次富浩代表委員は...「他県が受け入れないから沖縄になすり付けるための大義名分でしかないことがはっきりした」...「最低でも県外...選挙対策だったと認めたことになり、政治家がそんなことを言ったらおしまいだ。本気になって官僚と向き合い、リーダーシップを発揮して党内をまとめれば解決したはずだ。民主党は何かあったら官僚や旧自民党政権のせいにして、恥ずかしいという認識がない」と批判した。
 条件付きで移設を容認してきた辺野古区有志会代替施設安全協議会の許田正武共同代表は「県外、国外に移すならそれに越したことはない。反省しての発言なら一度地元に来てほしい。私たちがなぜ腹をくくって容認しているのか、地元にとって今何が必要なのか聞くべきだ。首相を辞めたら終わりではなく、国とのパイプ役を担ってほしい」と要望した。
 ...県子ども会育成連絡協議会の玉寄哲永会長は「妥協ばかりでは解決への道は見えない。県民は『政治主導』に期待したが実際は何ら戦略や戦術がなく、官僚のこだわりを前に努力もしなかったということだ」と...一刀両断。
 ...「カマドゥー小たちの集い」呼び掛け人の国政美恵さんは「官僚の思惑を覆せなかったことを正直に表に出し、『抑止力』が意味をなさないことをはっきりさせた」と発言を評価...「今回の発言に責任を持ち『最低でも県外』と発言した最初の感覚を大事にして、他県に普天間飛行場を引き受けさせるよう動くべきだ」と指摘した。


 そりゃ怒るわな。
 しかも「日双方が政治主導になっていなかった」って思いっきりアメリカの民主主義にまで言及。

 おそらく素で言ってるんだろうけど、なんかもう無意識に方々にケンカ売ってます。
 「民主党元代表」の顔してこんなカンジで方々へ絨毯爆撃してるのかと思うと、そりゃ民主党の支持率は落ちますよね。っていう。北方領土についての菅直人も大概だったようですが。

 ただ、沖縄タイムスと琉球新報では捉え方に差があるような気もします。沖縄タイムスの解説。

沖縄:[解説]「脱官僚」内実は依存 鳩山氏インタビュー 閣内も意思統一されず「普天間合意」の再構築を2011年2月13日 09時15分

...鳩山由紀夫前首相の話からは、自らの思いとは裏腹に、官僚の抵抗に遭いながら政府内で思いを共有できず挫折した構図が浮かび上がる。...海兵隊の抑止力論も、実はつじつま合わせの「方便」...「学べば学ぶほど」県内移設しかないと悟ったという鳩山氏の説明が合理的理由にならないことは明らかだ。=東京支社・西江昭吾...菅直人首相は...合理的理由のない県内移設案で県外移設を求める県民の理解は得られない。むしろ、日米合意のリニューアルをホワイトハウスに働き掛けることが、普天間問題解決の早道だろう。

 民主党政権は政権交代の象徴として「政治主導」と「脱官僚依存」を掲げていた...が内実はわずか数カ月で、現行案にこだわる米側の意向を背景とする官僚側に押される形で名護市辺野古移設に戻されていた。...政治家が独自に情報を入手するルートを持てなかったことが官僚に頼らざるを得ない状況に追い込まれた一因と言える。

 鳩山氏はインタビューで、持論の「常時駐留なき安全保障」が...政権奪取後、党内で...浸透せず「封印」したという。...鳩山氏が悔やむように、ホワイトハウスに乗り込んでオバマ大統領と直談判し、政権として断固とした姿勢を示していれば、違った展開になった可能性はゼロではない。...
 政権発足時に最重要課題へ立ち向かう準備不足がつまずきの発端だったとはいえ、一国の首相でさえ、自らの考えを実現できない政治家と官僚組織の関係性も問われている。...膠着(こうちゃく)する移設問題を前進させるには、鳩山前政権では持ち得なかった政権の覚悟が求められる。


 対して琉球新報はこんなカンジです。

琉球:「発言責任持って」県外執着も“人ごと” 鳩山氏「県民に申し訳ない」2011年2月13日

...首相を辞任して以来、初めて沖縄の地元紙のインタビューを受けた鳩山由紀夫前首相。...当時の内幕を淡々と語る一方で、今も「県外」にこだわりを見せる口ぶりはまるで「人ごと」。無責任な雰囲気を漂わせた。...
 政権交代前の衆院選から「最低でも県外」と繰り返してきたことには「県民の期待感もそこに非常に集約されていたし、県民のことを考えればどうしてもやりたいという強い気持ちがあった」と沖縄県民を意識したように力を込めて語る。...「抑止力」。当時この言葉を耳にした県民の意外感や、裏切られたような印象があったことを問われると鳩山前首相は「そうでしょうなあ」と、質問を予測していたというように一呼吸置いてゆっくりと答えた。
 時折、冗談も交えながら記者の質問に答える前首相。...「何か不幸があった気がする」「むしろ非常に勉強になった」...評論家が論評するようで、当事者意識を感じさせない口調だった。
 ただ、辺野古移設の説明で来県した際に反対市民の抗議を車内から見ていた印象については「(最初の来県時は)皆さん喜んでいる感じで、(2回目の来県時は)また違う異なる印象を感じた。1度目は沿道から多くの人が手を振って歓迎する人もたくさんいた。2度目の時は反対が強かった。声を出さない人にもいろんな考え方があるのではと複雑な思いだった」と答えた。


 両方とも「鳩山由紀夫がしっかりしていれば……」という論調ではあるのですが、中身があまりにも違いすぎます。
 沖縄は「官僚が悪かっただけ」と、まだ期待している風にも読めるけれど、琉球は「こんなにも酷いとは」と落胆一色。
 社説にもこれは現れていて、

沖縄:[「抑止力は方便」]これが前首相の発言?

...
 「抑止力は方便だった」という言葉の軽さには、ただただあきれるばかりである。言う言葉がみつからない。

 インタビューによって浮かび上がった普天間問題をめぐる政治の構図を、あらためて問い直す必要がある。交渉の過程でどのような政治力学が働いたのか。何が問題の解決を妨げているのか。

 「最低でも県外」「常時駐留なき安保」「対等な日米関係」「政治主導」...実行に移そうとすれば、米国との摩擦、官僚との摩擦は避けられない。

 鳩山前首相はその備えもないまま...壁にぶつかっては跳ね返され、閣内をまとめることもできず、迷走を続け...米国は硬軟織り交ぜ、さまざまな圧力を新政権に...全国紙の米国特派員は「米国が怒っている」という類いの記事を流し続け...外務省や防衛省の官僚は非協力的だった。

 「鳩山の失敗」に身震いした菅直人首相は、米国にも官僚にも逆らわず政権を長続きさせるという道を選んだ。政権交代時に掲げた理念の大幅な後退である。...大ざっぱな言い方をすれば、米国と官僚と全国メディアは鳩山政権誕生以来、三位一体の連携で辺野古移設を主張してきた、といえるのではないか。鳩山前首相はこの強固な壁に押しつぶされ、あえなく「憤死」...総理の強いリーダーシップと閣内の結束、党内の一致協力があれば、状況は変わったかもしれない。...
 米国が定めた枠組みから日本がはみ出したり飛び出したりするのを米国は警戒する。

 対米、対中、対ロ。いずれも菅政権の外交の足腰はふらついている。

 嘆かわしいことだが、それが普天間問題を取り巻く今の状況だ。


琉球:「抑止力」は方便/政治音痴の素人首相 政治不信と混迷を増幅

 政治音痴の素人政治家に、国政を委ね、安保・外交政策を左右されることの怖さに、身震いした。
 全てが浅はかな思い付きと行き当たりばったりの政権公約、理念と信念なき政策運営だったことが、あらためて明らかになった。...
 政治家の言葉の軽さ、政党の約束の無意味さ。そして、この国を動かす主体は首相や閣僚、政治家ではなく「官僚」であることを、前首相は明確に証言した。...この国の民主主義の底の薄さ、基盤の危うさを知った今、国民は日本を真の民主主義国家とするために早急に政治・行政改革に取り組む必要がある。
 鳩山民主党代表が...普天間飛行場の移設先は「国外、最低でも県外」と公約し...政権交代を実現するやわずか8カ月で「国外、県外はやはり無理」...「学べば学ぶほど(海兵隊や各部隊が)連携し抑止力を維持していることが分かった」...だが、それから8カ月後、鳩山氏は「辺野古移設しか残らなくなった時に理屈付けしなければならず、『抑止力』という言葉を使った。方便と言われれば方便だ」と、あっさりと認めた。
 これほど言葉の軽い政治家を見たことがない。そして、自らの言葉に無責任な人も。政治音痴の素人政治家が国を動かし、国民を翻弄(ほんろう)し、政治不信を高める。万死に値する大罪だ。...
 官僚については「防衛省も外務省も沖縄の米軍基地に対する存在の当然視があり、数十年の彼らの発想の中で、かなり凝り固まっている」と指摘している。
 そして首相でありながら官僚、閣僚すらリードできなかった自らの力量不足を敗因と認めている。
 事は謝罪で済む話ではない。...自身の「力量不足」と証言した...指導力を欠き、官僚に翻弄され、身内の閣僚からも見放される。明らかに首相になってはいけない人が、この国を担う。民主党政権の限界も露呈している。...
 民意に沿おうとする首相が、沖縄への基地の過重負担を当然視し、対米追従を是とする官僚に牛耳られ、辞任に追い込まれる。これが、日本の議会制民主主義の現実。官僚主導政権の実相である。
 米国の論理に洗脳された官僚たちの言い分を検証もせず、辺野古移設を主張する菅直人首相の不作為の罪はより重罪だ。
 辺野古移設の根拠となった「抑止論」のうそが明らかになった今、...普天間の県外撤去のみならず、在沖米軍、在日米軍の駐留見直しに着手すべきだ。


 まぁ、結局は沖縄タイムスにせよ琉球新報にせよ「沖縄から基地をなくせ」というスタンスが変わるワケじゃないんだけど、鳩山由紀夫があまりにも酷すぎたというスタートから始まる琉球の社説が結果的になんか最後ワヤクチャになってます。
 素人総理が白状したことを根拠に在沖米軍撤去を求めるのって明らかに危険だもの。

 それにしても、琉球新報の「万死に値する大罪」っていうのは社説に載せる言葉としては強烈ですね。産経新聞の記者によると「昨年5月29日付の日経新聞の社説が「罪万死に値する失政である」という書き出しだった」そうですが、それにしても新聞に「万死に値する」と書かれる政治家ってなかなかいない。

 鳩山由紀夫はやっぱり歴史に残る稀代の政治家なのだろうなぁ。

2011/02/10(木) 「予算が通らないのでー」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 79コ

時事:普天間予算凍結案が浮上=政府・与党、社民に配慮

 政府・与党内で10日、2011年度予算案に盛り込まれた米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設関連経費を凍結する案が浮上した。予算案執行に必要な関連法案の成立に向け、社民党の協力を得るのが狙い。近く同党に打診する方針。ただ、普天間関連予算を凍結すれば米国の反発は必至で、政府内には慎重論もある。
 公明党が菅政権への対決姿勢を鮮明にする中、関連法案を成立させるためには衆院の3分の2以上の賛成で再可決する必要があり、社民党の協力が不可欠となる。しかし、社民党は(1)普天間関連経費の撤回(2)法人税5%引き下げの撤回(3)成年扶養控除縮小の見直し-を求め、予算案への賛否を留保している。(2011/02/10-12:14)


共同:官房長官ら普天間予算の凍結否定 「全く考えていない」

 枝野幸男官房長官は10日午前の記者会見で、2011年度予算案に盛り込まれた米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設関連費用をめぐり、社民党に配慮して執行を凍結する可能性について「全く考えていない」と否定した。前原誠司外相、野田佳彦財務相も同様の見解を示した。

 民主党は11年度予算関連法案の衆院再可決をにらみ、鍵を握る社民党の協力を期待。社民党側は普天間予算などの見直しを求めている。

 前原氏は記者会見で「政府、民主党関係者と(凍結の)話をしたことは全くない。今の予算がベストとの思いで出している。しっかり議論した上で承認いただきたい」と強調。名護市辺野古崎への移設方針に関しては「昨年5月の日米合意を順守するという政府の立場に変わりはない」と述べた。

 野田氏は衆院予算委員会で「現時点で何かを想定して執行停止する考えはない」とした。

2011/02/10 12:08 【共同通信】


 時事や朝日などが「社民がそう言ってるのでそうしなきゃダメでしょうねぇ」という記事を載せて、官房長官が否定した。
 ってなカンジらしいです。

 さて、結果はどっちになるんでしょうねぇ?

2011/02/10(木) 「で、怒ってたんだけどさ」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 68コ

日々是好日:当たり前のことが通じない議会とは何だ!・・・党首討論

 今日、はじめて菅首相と自公の党首討論が開催された。そこに我がみんなの党代表、渡辺喜美氏の姿はなかった。
...参院選直後(去年7月)の自公み幹事長・国対委員長会談では、みんなの党参加前提で党首討論の時間45分間の延長を与党に申し入れようとまで合意していたのに、いざ実施する段階になると、知らんぷりで我が党を排除したのだ。
...
 基準をクリア―した民意を踏みにじる、当たり前のことが当たり前にできない議会。こうした党利党略優先の議会政治に、国でも地方(ex.名古屋市議会)でもレッドカードが、出されていることを既成政党は認識していないらしい。


 名古屋市議会を例にしてあったけどさ。
 綺麗にスルーしてるよね。

NHK:愛知県知事選挙 大村氏が当選

任期満了に伴う愛知県知事選挙は、無所属の新人で公明党県本部が支持する、元衆議院議員の大村秀章氏が初めての当選を果たしました。開票結果は次のとおりです。▽大村秀章(無・新)150万2571票▽重徳和彦(無・新)54万6610票▽御園慎一郎(無・新)48万7896票▽薬師寺道代(み・新)32万4222票▽土井敏彦(無・新)14万1320票
...


 名古屋市長選挙には立候補者も推薦もしてないし、県知事は候補立てたけど民主党推薦候補にすら勝てなかったっつーさ。あー、2位も自民党県連が一応押してたんだっけか。

 まぁ、そういうことですよ。
 みんなの党も「既成政党」のひとつとなってきてることを自覚しといた方がいい。

2011/02/03(木) 「テレビの力ってやっぱすげぇなぁ」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 94コ

Google:カンガンス 約 107,000 件
Google:カンチョクト 約 82,100 件
Google:カンチョクジン 約 1,770 件
Google:カングァンス 約 236 件 もしかして: "カンガンス"

 ジミー大西が菅直人を「カンチョクト」と呼んだのが放映されて約1ヶ月。気がつけばそれまで呼ばれていた「カンガンス」に迫る勢いになっておりました。
 もちろん、Googleの検索結果なんてあんまりアテにならないんだろうけどさ。でも、あのインパクトで誰も彼もが一国、というか自国の総理大臣を「カンチョクト」と呼び始めたというのは凄い。

 カンチョクトという音の響きの素晴らしさは「ナオ」を「チョク」と読み間違えただけなのに、全く別の国の人に聞こえてしまうというトコにあるのでしょう。
 あの時のトークの相手が石破茂であり、笑わずにあくまでも一政治評論家を相手にする態度で進めていた極めてシュールな絵の中での発言であったというのも大きいのでしょうが。

 それにしてもやっぱりテレビの伝達力はいまだ健在であり、マスコミと言えばやっぱり新聞ではなくテレビなのだなぁ、と思うのでありました。
 正直、新聞は現政権を擁護しきれないと社説での論調を変えてきているorさらに攻撃を強めている中、テレビはようやっと少し路線を変えてきたのかなぁ?と思えるレベルにきましたけど、世論は基本的にテレビに左右されていく傾向にあるし、テレビの大反動が来た時にどうなってしまうのかなぁ、とも思います。

 それか、テレビというものを捨てるのが先か。
 7月の地デジ終了後にどういう展開になるのだろう?

2011/01/25(火) 「ブラジルまで特使で行ってました」
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産経:麻生元首相直言「時代はブラジルだ」2

(゚⊿゚)「彼女(※ルセフ ブラジル新大統領)は以前から知っているが、行政官から政治家へ大きく変わりつつある、いってみれば化けつつある。前と比べて人間味がでてきているね。女性指導者としては、イスラエルのゴルダ・メイヤー、英国のマーガレット・サッチャーと並ぶ、歴史に残る存在にまで伸びる可能性があると思う」
「この国はついこないだまで、新興国の代表という感じで、大国に対して要求をやたら出すような国だった。しかし今は間違いなく、世界の中で、G20の一員として、確固たる地位を占めている」
「リーマンショックをうけて、(当時の)ブッシュ米大統領から電話がかかってきたとき、初め彼は『G8で会議をする』といってきたんだね。私はそのとき、『G8だけで会議をやっても意味がない』といって、さらに『日本と韓国と中国のGDP(国内総生産)を足したら、英仏独のGDPの合計より大きいということを知っているか』と聞いたらノーというんだ。それで私は、アジアからは中国、インド、韓国、オーストラリアなどを入れるべきだ、と。それから南米からはブラジルだ、それらの国を入れないと、今回の事態には対応できませんよ、という話をした。すると、ブッシュ大統領が『I got the picture(わかった)』という話になった」
「その後、ブラジルという国が大国としての意識を持ち始めた。いろんな予算措置も行って、国際社会へどのような貢献を行うかというところまでずいぶんと気を配っている。そういう意味で、ブラジルという国の将来性は高いと思うね」
「BRICsとよくいうね。日本ではどうもC(中国)が好きな人がずいぶん多いようだが、こういうふうに考えたらどうかね。反日で資源がない中国、反日で資源があるロシア。親日で資源がないインド、親日で資源があるブラジル。だったらブラジルとつきあうのは優先順位の一番なんですよ」
「ただブラジルの欠点は日本から遠いこと。だから、ここは日本政府としてさっさとブラジルへの直行便を再開すべき。JAL便をつぶしてしまうというのは間違っているね」
「日本からの距離に加えて、ブラジルが昔ハイパーインフレをやったせいもあって、日本企業にはトラウマが残っているんですね。ここに出てくるのをためらうのはわかる。しかし現実問題としてここには資源がある。さらに貧富の格差がルラ大統領の時代になって、いろんな批判はあるが、現実に縮まりつつある。貧富の差を縮めるということを、開発独裁みたいな形じゃなくて民主主義でやるというのは、けっこう難しいもんなんですよ。ぜひ成功してもらいたいと思うんだけど、そこで、そうした流れを後押しするためにも、日本からはどんどん企業に出てきてもらいたい。特に、技術を持っている中規模の企業」
「たとえばね、ここのセラードという、不毛の地だった広大な草原地帯がその昔、日本の技術協力で大豆の一大産地に変貌したんですよ。その結果、大豆は今やブラジルの大輸出産品になっている。そうした農業技術支援を、今度はアフリカのモザンビークで日本とブラジルとが一緒にやるという計画があって、私が首相のときにサインした。なんでブラジルと一緒にやるかというと、簡単な話で、モザンビークはポルトガル語圏だからだ。ブラジルと日本が手を組んで、ブラジル以外でプロジェクトをやる。こういうのは、成功したら夢がある。また、アフリカのポルトガル語圏は、資源が豊富なアンゴラなどもある。次はそういうところにも手を広げていけばいい。とにかく、ブラジルは日本にとって本当に重要な存在だし、またうまくやっていける相手なんだ」


 いや、ホント。この人の話は面白いんだよな。少なくともポジティブになれる。
 ネガティブな展開というのはもちろん考えておかなきゃならんと思うのだけど、ポジティブに変換できるなら当然そうした方がいい。個人的に麻生太郎という人の一番の魅力は「大変かも知れないけど、大丈夫。やり方さえ間違えなければ上手く行くんだ」というカンジの圧倒的なポジティブさにあると思うのだよな。

 なんだけど、なんでか知らんけど評価低いんだよな。口が悪いだの右翼だの漢字読めないだの、個人的な経験の範疇でなんですが。
 まぁ、日本人は心中物とかの悲観的なヤツの方が好まれる傾向にあるみたいだからなぁ。そういうのも叩くのに相乗りしてしまった要因なのかも知れないなー。

2011/01/24(月) 「国会始まったね」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 55コ


iza:【施政方針演説】(産経新聞)234567

(1)「はじめに」
 発足から半年、私の内閣は、元気な日本の復活を目指し、「経済」「社会保障」「財政」の一体的強化に全力で取り組んでまいりました。これを推し進めた先に、どのような国をつくっていくのか。そのために国政はどうあるべきか。本日は、改めて、私の考えを国民の皆様、そして国会議員の皆さんに申し上げます。

 私が掲げる国づくりの理念、それは、「平成の開国」、「最小不幸社会の実現」、そして「不条理をただす政治」の3つです。変化の時代の真っ直中にあって、世界中が新しい時代を生き抜くにはどうすればよいか模索しています。日本だけが、経済の閉塞、社会の不安にもがいている訳にはいかないのです。現実を冷静に見つめ、内向きの姿勢や従来の固定観念から脱却する。そして、勢いを増すアジアの成長を我が国に取り込み、国際社会と繁栄を共にする新しい公式を見付け出す。また、社会構造の変化の中で、この国に暮らす幸せの形を描く。今年こそ、こうした国づくりに向け舵を切る。私のこの決意の中身を、これから説明いたします。

(2)「平成の開国」
-第1の国づくりの理念-

 第1の国づくりの理念は、「平成の開国」です。日本は、この150年間に「明治の開国」と「戦後の開国」を成し遂げました。不安定な国際情勢にあって、政治や社会の構造を大きく変革し、創造性あふれる経済活動で難局を乗り切ったのです。私は、これらに続く「第3の開国」に挑みます。過去の開国にはない困難も伴います。経験のない変化。価値観の多様化。その中で、安易に先例や模範を求めても、有効な解は見付かりません。自ら新しい発想と確固たる信念で課題を解決する。その覚悟をもって「平成の開国」に取り組みます。

 〈包括的な経済連携の推進〉

 開国の具体化は、貿易・投資の自由化、人材交流の円滑化で踏み出します。このため、包括的な経済連携を推進します。経済を開くことは、世界と繁栄を共有する最良の手段です。我が国はそう強く認識し、戦後一貫して実践してきました。この方針に沿って、WTOのドーハ・ラウンド交渉妥結による国際貿易ルールの強化に努めています。一方、この10年、2国間や地域内の経済連携の急増という流れには、大きく乗り遅れてしまいました。そのため、昨年秋のAPECに先立ち、包括的経済連携に関する基本方針を定めました。今年は決断と行動の年です。昨年合意したインド、ペルーとの経済連携協定は着実に実施します。また、豪州との交渉を迅速に進め、韓国、EU及びモンゴルとの経済連携協定交渉の再開・立ち上げを目指します。さらに、日中韓自由貿易協定の共同研究を進めます。環太平洋パートナーシップ協定は、米国を始めとする関係国と協議を続け、今年6月を目途に、交渉参加について結論を出します。

 〈農林漁業の再生〉

 そして、「平成の開国」を実現するため、もう一つの大目標として農林漁業の再生を掲げます。貿易を自由化したら農業は危うい、そんな声があります。私は、そのような二者択一の発想は採りません。過去20年で国内の農業生産は2割減少し、若者の農業離れが進みました。今や農業従事者の平均年齢は66歳に達しています。農林漁業の再生は待ったなしの課題なのです。昨年の視察で夢とやりがいに満ちた農業の現場に接し、私は確信しました。商工業と連携し、6次産業化を図る。あるいは農地集約で大規模化する。こうした取組を広げれば、日本でも、若い人たちが参加する農業、豊かな農村生活が可能なのです。

 この目標に向けた政策の柱が、農業者戸別所得補償です。来年度は対象を畑作に拡大し、大規模化の支援を厚くします。また、安全でおいしい日本の食の魅力を海外に発信し、輸出につなげます。中山間地の小規模農家には、多面的機能の発揮の観点から支援を行います。農業だけではありません。林業が中山間地の基幹産業として再生するよう、直接支払制度や人材育成支援を充実させます。漁業の所得補償対策も強化します。そして、内閣の「食と農林漁業の再生実現会議」において集中的に議論を行い、6月を目途に基本方針を、10月を目途に行動計画を策定します。

 〈国会における議論の提案〉

 我々は、経済連携の推進と農林漁業の再生が、「平成の開国」の突破口となると考え、以上のような方針を定めました。国民の皆様は、この問題に高い関心を寄せています。自由民主党は、環太平洋パートナーシップ協定について、3月中に党の賛否をはっきりさせる意向を明らかにしています。そうした各党の意見を持ち寄り、この国会で議論を始めようではありませんか。

 〈開国を成長と雇用につなげる新成長戦略の実践〉

 さらに、この「平成の開国」を成長と雇用につなげるため、新成長戦略の工程表を着実に実施します。既に、前国会の所信表明演説でお約束した政策が決定され、実行に移されています。国内投資促進プログラムを策定し、法人実効税率の5%引下げを決断しました。中小法人の軽減税率も3%引き下げます。観光立国に向けた医療滞在ビザも、約束したとおり創設しました。地球温暖化問題に全力を尽くすため、長年議論された地球温暖化対策のための税の導入を決定しました。再生エネルギーの全量買取制度も導入します。鉄道や水、原子力などのパッケージ型海外展開、ハイテク製品に欠かせないレアアースの供給源確保は、閣僚による働きかけで前進しています。私自らベトナムの首相に働きかけた結果、原子力発電施設の海外進出が初めて実現します。米国、韓国、シンガポールとのオープンスカイ協定にも合意しました。こうした行動に産業界も呼応し、10年後の設備投資を約100兆円とする目標が示されました。新事業と雇用を創造する野心的な提案を歓迎します。その実現を後押しするため、大学の基礎研究を始め科学技術振興予算を増額します。日本をアジア経済の拠点とするため海外企業誘致も強化します。中小企業金融円滑化法の延長や資金繰り対策など、中小企業支援にも万全を期します。有言実行を一つひとつ仕上げ、今年を日本経済復活に向けた跳躍の年にしていきます。

(3)「最小不幸社会の実現」
-第2の国づくりの理念-

 次に、「平成の開国」と共に推進する、2番目の国づくりの理念について申し上げます。それは、「最小不幸社会の実現」です。失業、病気、貧困、災害、犯罪。「平成の開国」に挑むためにも、こうした不幸の原因を、できる限り小さくしなければなりません。一人ひとりの不幸を放置したままで、日本全体が自信を持って前進することはできないのです。我々の内閣で、「最小不幸社会の実現」を確実に進めます。

 〈雇用対策の推進〉

 最も重視するのが雇用です。働くことで、人は「居場所と出番」を見付けることができるのです。特に厳しい状況にある新卒者雇用については、特命チームで対策を練り、全都道府県に新卒応援ハローワークを設置しました。2000人に倍増したジョブサポーターの支援で、昨年12月までに約1万6000人の就職が決定しました。私が会ったジョブサポーターは、「誠心誠意語り合えば、自信を取り戻し、元気になる学生がたくさんいる」と話してくれました。学生の皆さん、躊躇せずに訪ねてみてください。ジョブサポーターがきっと味方になってくれるはずです。企業に対しても、トライアル雇用を増やし、卒業後3年以内を新卒扱いとするよう、働きかけを強化しています。12月現在、大学新卒予定者の内定率は68・8%にとどまっており、引き続き全力で支援していきます。

 そして、雇用対策全般も一層充実させていきます。1つ目の柱は、雇用を「つなぐ」取組です。新卒者支援は、今申し上げた取組に加え、中小企業とのマッチングも強化します。また、雇用保険を受給できない方への第2のセーフティーネットとして、職業訓練中に生活支援のための給付を行う求職者支援制度を創設します。2つ目は、雇用を「創る」取組です。新成長戦略の推進で潜在的需要の大きい医療・介護、子育てや環境分野の雇用創出を図るとともに、企業の雇用増を優遇する雇用促進税制を導入します。そして3つ目は、雇用を「守る」取組です。雇用の海外流出を防ぐため、既に雇用効果が出ている低炭素産業の立地支援を拡充します。雇用保険の基本手当の引き上げも行います。これら3つの柱による雇用確保に加え、最低賃金引き上げの影響を受ける中小企業を支援します。労働者派遣法の改正など雇用や収入に不安を抱える非正規労働者の正社員化を進めます。

 〈社会保障の充実〉

 「最小不幸社会の実現」のために何と言っても必要なこと。それは、国民生活の安心の基盤である社会保障をしっかりさせることです。来年度は社会保障予算を5%増加させます。基礎年金の国庫負担割合は、2分の1を維持します。また、年金記録問題の解消に全力を尽くします。医療分野では、医師の偏在解消や、大腸がんの無料検診の開始、乳がん・子宮頸がんの無料検診の継続を盛り込みました。B型肝炎訴訟における裁判所の所見には前向きに対応し、国民の皆様のご理解を得ながら早期の和解を目指します。介護分野では、24時間対応のサービスなど、一人暮らしのお年寄りに対する在宅介護を充実させます。子ども・子育て支援は、現金給付と現物支給の両面で強化します。3歳未満の子ども手当は月2万円に増額し、保育や地方独自の子育て支援のため500億円の交付金を新設します。障がい者支援サービスは法改正を踏まえて拡大し、今国会には障害者基本法の改正を提案します。また、総合的な障がい者福祉制度の導入を検討します。

 〈社会保障制度改革の進め方〉

 厳しい財政状況ですが、来年度については、このように国民生活を守るための予算を確保できました。公共事業の絞り込みや特別会計の仕分けなど最大限の努力を重ねた結果です。昨年決めた財政健全化の約束も守りました。しかし、こうした努力だけで膨らむ社会保障の財源を確保することには限界が生じています。制度が想定した社会経済状況が大きく変化した今、我が国は社会保障制度を根本的に改革する必要に直面しています。この認識に立ち、内閣と与党は、社会保障制度改革の5つの基本原則をまとめました。第1は、高齢者をしっかり守りながら若者世代への支援も強化する「全世代対応型」の保障です。第2は、子ども・子育て支援による「未来への投資」、第3は地方自治体による「支援型サービス給付」の重視です。第4として、制度や行政の縦割りを越え、サービスを受ける方の視点に立った包括的な支援を挙げました。そして第5が、次世代に負担を先送りしない安定的財源の確保です。公正で便利なサービスを提供するため、社会保障と税の共通番号制度の創設も必要です。これら5つの基本原則を具体化し、国民生活の安心を高める。そのためには、国民の皆様に、ある程度の負担をお願いすることは避けられないと考えます。内閣は、今年6月までに社会保障改革の全体像とともに、必要な財源を確保するための消費税を含む税制抜本改革の基本方針を示します。国民の皆様に十分に考えていただくため、検討段階から様々な形で議論の内容を発信していきます。

 〈国民参加の議論に向けた提案〉

 負担の問題は、触れたくない話題かもしれません。負担の議論に当たって、行政の無駄を徹底排除することは当然の前提であります。それに加え、議員定数削減など国会議員も自ら身を切る覚悟を国民に示すことが必要だと考えます。国会で議論し、決定すべき問題であることは言うまでもありません。本日は、一政治家、そして一政党の代表として、この問題を与野党で協議することを提案いたします。そうした努力を徹底した上で、今の現実を直視し、どう乗り越えるか、国民の皆様にも一緒に考えていただきたいのです。1年半前、自公政権下で設置された「安心社会実現会議」は、持続可能な安心社会の構築のため、社会保障給付と負担の在り方について、「与野党が党派を超えて討議と合意形成を進めるべき」と提言しました。さらに昨年12月、自由民主党は、「税制改正についての基本的考え方」において、税制の「抜本改革の検討に当たっては、超党派による円卓会議等を設置し、国民的な合意形成を図る」としています。同じ時期に公明党が発表した「新しい福祉社会ビジョン」の中間取りまとめは、「健全な共助、健全な雇用こそ、福祉の原点」とした上で、充実した「中福祉・中負担」の実現を主張し、制度設計を協議する与野党の「社会保障協議会」の設置を提案しました。問題意識と論点の多くは既に共有されていると思います。国民の皆様が最も関心を有する課題です。各党が提案するとおり、与野党間で議論を始めようではありませんか。経験したことのない少子化・高齢化による生産年齢人口の減少は、かなり前から予測されていました。この大きな課題に対策を講じる責任は、与野党の国会議員全員が負っている。その認識を持って、熟議の国会を実現しましょう。よろしくお願いします。

 〈生き生きと暮らせる社会の形成〉

 こうして、社会保障の枠組みをしっかり築くとともに、国民の皆様が生き生きと暮らせる社会の形成に向け、具体策を充実させていきます。子どもたちに夢を実現する力を与えるため、幼保一体化を始め子ども・子育て支援と教育を充実させます。小学校1年生は、1学級35人以下にします。高校授業料の実質無償化を着実に実施し、奨学金も拡充します。

 女性の積極的な社会参加も応援します。育児などで就労を躊躇する女性が200万人います。そこで、内閣の特命チームは、2万6000人に上る待機児童を解消するプロジェクトを用意しました。これに沿って、来年度は、認可外保育施設の補助など、柔軟で多様な保育サービスの整備に200億円を投じます。家庭を持つ女性や子育てを経験した女性が、働く意欲を持って職場に参加する。あるいは、仕事人間だった男性が、家庭に参加する。どちらも得られることがたくさんあります。男女が共同で参画できる社会に向け、職場や家庭の環境を整えていきましょう。 

 暮らしの安全強化も重要です。サイバー犯罪や国際犯罪の取締強化、消費者行政の体制強化、さらに防災対策の強化を進めます。また、児童虐待防止に向けた民法改正も提案します。

 〈「新しい公共」の推進〉

 こうした「最小不幸社会の実現」の担い手として「新しい公共」の推進が欠かせません。苦しいときに支え合うから、喜びも分かち合える。日本社会は、この精神を今日まで培ってきました。そう実感できる活動が最近も広がっています。我々、永田町や霞が関の住人こそ、公共の範囲を狭く解釈してきた姿勢を改め、こうした活動を積極的に応援すべきではないでしょうか。そこで来年度、認定NPO法人など「新しい公共」の担い手に寄付した場合、これを税額控除の対象とする画期的な制度を導入します。併せて、対象となる認定NPO法人の要件を大幅に緩和します。

(4)「不条理をただす政治」
-第3の国づくりの理念-

 「平成の開国」、「最小不幸社会の実現」と並ぶ、私の3つ目の国づくりの理念は「不条理をただす政治」です。これは、政治の姿勢に関する理念です。私がかつて薬害エイズ問題に全力で立ち向かった原動力は、理不尽な行政で大変な苦しみが生じている不条理への怒りでした。当時、この問題に共に取り組んだ1人が山本孝史議員でした。山本さんは、カネのかからない選挙を展開して国政に飛び込み、「命を守るのが政治家の仕事」と社会保障問題に一貫して取り組みました。5年前に胸腺がんに襲われた後も、抗がん剤の副作用に耐え、やせ細った身を削りながら、がん対策基本法、そして自殺対策基本法の成立に尽くしました。党派を超えて信頼を集めた彼の行動力、そして世の中の不条理と徹底的に闘う情熱。私はそれを引き継いでいかなければならない。先月、山本さんの3回目の命日を迎え、決意を新たにしました。

 〈特命チームによる不条理の解消〉

 この国には見落とされた不条理がまだまだ残っています。1人でも困っている人がいたら、決して見捨てることなく手を差し伸べる。その使命感を抱き、いくつかの特命チームを設置しました。

 HTLV-1ウイルス対策の特命チームは、この問題が長年解決されていないことを菅付加代子さんを始めとする患者の皆様から伺い、直ちに設置しました。その3カ月後、妊婦健診時の検査・相談や治療研究を進める総合対策をまとめることができました。このウイルスが原因の病気と闘う前宮城県知事の浅野史郎さんは、「特命チームに感謝し、闘病に勝利を収めたい」とメッセージを送ってくれました。

 また、硫黄島遺骨帰還の特命チームは、4年前に硫黄島を訪問して以来、温めてきた構想でした。国内であるにもかかわらず、硫黄島には今も1万3000柱ものご遺骨が収容されずに眠っています。そのご帰還は国の責務として進めなければなりません。特命チームが米国で大量の資料を調べ、ご遺族や関係者のご協力をいただいた結果、新たな集団埋葬地を見付けることができました。

 〈「社会的孤立」の問題への取組〉

 そして先週、「社会的孤立」の問題に取り組む特命チームを、現場の実務家も参加して設置しました。「無縁社会」や「孤族」と言われるように、社会から孤立する人が増えています。これが、病気や貧困、年間3万人を超える自殺の背景にもなっています。私は、内閣発足に当たり、誰1人として排除されない社会の実現を誓いました。既に、パーソナル・サポーターの普及や、自殺・うつ対策を強化しています。新しい特命チームでは、改めて孤立の実態と要因を全世代にわたって調査します。そして、孤立した人を温かく包み込む「社会的包摂戦略」を進めます。

 〈政治改革の推進〉

 国民の皆様は、政治改革に対して不断の努力を求めています。政治家、そして政党は、この要求に応える責任があります。政治資金の一層の透明化、企業・団体献金の禁止、そして個人寄付促進のための税制改正は、多くの政党が公約に掲げています。与野党がそれぞれの提案を持ち寄って、今度こそ国民が納得する具体的な答えを出そうではありませんか。

(5)「地域主権改革の推進」
〈地域主権改革の推進〉

 以上の国づくりの3つの理念を推進する土台、それが内閣の大方針である地域主権改革の推進です。改革は、今年大きく前進します。地域が自由に活用できる一括交付金が創設されます。当初、各省から提出された財源は、わずか28億円でした。これでは地域の夢は実現できません。各閣僚に強く指示し、来年度は5120億円、平成24年度は1兆円規模で実施することとなりました。政権交代の大きな成果です。そして、我々の地域主権改革の最終目標はさらに先にあります。今国会では、基礎自治体への権限移譲や総合特区制度の創設を提案します。国の出先機関は、地方による広域実施体制を整備し、移管していきます。既に、九州や関西で広域連合の取組が始まっています。こうした地域発の提案で、地域主権に対する慎重論を吹き飛ばしていきましょう。

 〈行政刷新の強化・徹底〉

 地域主権改革を進め、そしてまた、「平成の開国」や「最小不幸社会の実現」の具体策を実施するため、政治主導を強化した上で、行政刷新は一段と強化・徹底します。一昨年の政権交代以降、行政刷新、とりわけ無駄の削減には、従来にない規模と熱意で取り組んできました。しかし「もういいだろう」という甘えは許されません。1円の無駄も見逃さない姿勢で、事業仕分けを深化させます。さらに、公務員制度改革や国家公務員の人件費2割削減、天下りや無駄の温床となってきた独立行政法人や公益法人の改革にも取り組みます。また、規制仕分けにより、新たな成長の起爆剤となる規制改革を実現します。マニフェストの事業については、既に実現したものもありますが、公表から2年を1つの区切りとして、国民の皆様の声を伺いながら検証していきます。透明で公正な行政に向け、情報公開法改正により「国民の知る権利」の強化を図るとともに、検察改革を進めていきます。

(6)「平和創造に能動的に取り組む」
 一方、世界に視点を移せば、国際社会が大きく変化している中、我が国周辺には依然として不確実性・不安定性が存在します。こうした情勢にあって平和と安定を確かなものとするためには、現実主義を基調にして世界の平和創造に能動的に取り組む外交・安全保障政策の推進が不可欠です。

 〈日米同盟の深化〉

 日米同盟は、我が国の外交・安全保障の基軸であり、アジア太平洋地域のみならず、世界にとっても安定と繁栄のための共有財産です。既に、オバマ大統領とは、安全保障、経済、そして文化・人材交流の3本柱を中心に、日米同盟を深化させることで一致しています。これを踏まえ、今年前半に予定される私の訪米時に、21世紀の日米同盟のビジョンを示したいと思います。また、米国とは、アフガニスタン・パキスタン復興支援など世界の平和を牽引する協力も強化します。

 〈沖縄の振興強化と基地負担軽減〉

 沖縄には今、若者の活力があふれており、観光の振興や情報通信産業の集積などを通じ、日本で最も成長する可能性を秘めています。その実現を沖縄振興予算で支援するとともに、沖縄に集中する基地負担の軽減に全力を尽くさなければなりません。本土復帰から約40年が過ぎましたが、沖縄だけ負担軽減が遅れていることは慙(ざん)愧(き)に堪えません。昨年末の訪問で沖縄の現状を自ら確かめ、この思いを新たにしました。米国海兵隊のグアム移転計画を着実に実施し、米軍施設区域の返還、訓練の県外移転をさらに進めます。普天間飛行場の移設問題については、昨年5月の日米合意を踏まえ、沖縄の皆様に誠心誠意説明し、理解を求めながら、危険性の一刻も早い除去に向け最優先で取り組みます。

 〈アジア太平洋諸国との関係強化〉

 アジア太平洋諸国との関係強化にも努めます。中国の近代化の出発点となった辛亥革命から、今年で100年になります。革命を主導した孫文には、彼を支える多くの日本の友人がいました。来年の日中国交正常化40周年を控え、改めて両国の長い交流の歴史を振り返り、幅広い分野での協力によって戦略的互恵関係を充実させることが重要です。同時に、中国には、国際社会の責任ある一員として建設的な役割を果たすよう求めます。韓国とは、昨年の内閣総理大臣談話を踏まえ、韓国の意向を十分尊重しつつ、安全保障面を含めた協力関係を一層強化し、これからの100年を見据えた未来志向の関係を構築していきます。ロシアとは、資源開発や近代化など経済面での協力、そして、アジア太平洋地域及び国際社会における協力を拡大します。一方、北方領土問題を解決して平和条約を締結するとの日露関係の基本方針を堅持し、粘り強く交渉していきます。ASEAN、豪州、インドなどとも関係を深め、開かれたネットワークを発展させていきます。

 〈欧州・中南米諸国との関係強化〉

 基本的価値を共有するパートナーである欧州諸国とは、引き続き緊密に連携します。また、国際社会で存在感を高めるブラジル、メキシコなど新興国を始めとする中南米諸国とは、資源開発を含む経済分野を中心に関係を深めていきます。

 〈北朝鮮〉

 北朝鮮に対しては、韓国哨戒艦沈没事件、延坪島砲撃事件やウラン濃縮活動といった挑発的行為を繰り返さないよう強く求める一方、日米韓の連携を強化していきます。我が国は、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的解決を図るとともに、不幸な過去を清算し、国交正常化を追求します。拉致問題については、国の責任において、すべての拉致被害者の一刻も早い帰国を実現するため、全力を尽くします。

 〈平和創造に向けた貢献〉

 国際社会が抱える様々な問題の解決にも、世界の不幸を最小化する観点から貢献します。私が協力をお願いした延べ26名の非核特使の皆さんが、被爆体験を語るため世界各国を訪れています。唯一の被爆国として、核軍縮・核不拡散の重要性を引き続き訴えていきます。環境問題、保健・教育分野での協力やアフリカなどの開発途上国に対する支援、包括的な中東和平、テロ対策やPKOを含む平和維持・平和構築にも、各国と連携して取り組みます。国連改革・安保理改革も主導していきます。

 〈防衛力や海上保安の強化〉

 現在の日本を取り巻く安全保障環境を踏まえ、昨年末、安全保障と防衛力の在り方に関する新たな指針として「防衛計画の大綱」を決定しました。新大綱では、日本の防衛と並び、世界の平和と安定や、人間の安全保障の確保に貢献することも、安全保障の目標に掲げています。この新大綱に沿って、即応性や機動性などを備え、高度な技術力と情報能力に支えられた動的防衛力の構築に取り組み、いかなる危機にも迅速に対応する体制を整備します。その際、南西地域、島しょ部における対応能力を強化します。また、海上保安強化のため、大型巡視船の更新を早めるなど体制の充実を図ります。海上警察権の強化も検討します。

(7)「国民は国会に何を期待しているのか」
 本日、国会が開会しました。この国会では、来年度予算と関連法案を成立させ、早期のデフレ脱却により、国民の皆様に安心と活気を届けなければなりません。また、前国会では、郵政改革法案や地球温暖化対策基本法案、日韓図書協定など、残念ながら、多くの法案・条約が廃案や継続審議となりました。これらの法案などについても十分な審議をお願いすることとなります。

 国民の皆様は、国会に何を期待しているのでしょうか。今の危機を脱し、将来の日本をどう築いていくのか、建設的に議論することを求めていると思います。先送りせず、結論を出すことを求めていると思います。国会質疑や党首討論を通じ、その期待に応えようではありませんか。今度こそ、熟議の国会となるよう、国会議員の皆さんに呼びかけ、私の施政方針演説といたします。


 まぁ、なんだ。やっぱり「最小不幸社会」という字面がまったくもってよろしくない。
 そんでもって原稿に目を落としすぎ。読み間違えないようにしたいのかもしれないけど、やっぱり多少頭に入れてから出てきた方が良かったんじゃないかなぁ?と、訴えるような言い方とか練習した方がいいと思うんだよね。言いっぷりでなんか納得しちゃうってあるじゃない。
 銀河万丈(ギレン・ザビ)の演説とかさ↓


 閑話休題。
 あと、注目点はココでしょうかね。


〈国民参加の議論に向けた提案〉より
昨年12月、自由民主党は、「税制改正についての基本的考え方」において、税制の「抜本改革の検討に当たっては、超党派による円卓会議等を設置し、国民的な合意形成を図る」としています。同じ時期に公明党が発表した「新しい福祉社会ビジョン」の中間取りまとめは、「健全な共助、健全な雇用こそ、福祉の原点」とした上で、充実した「中福祉・中負担」の実現を主張し、制度設計を協議する与野党の「社会保障協議会」の設置を提案しました。問題意識と論点の多くは既に共有されていると思います。国民の皆様が最も関心を有する課題です。各党が提案するとおり、与野党間で議論を始めようではありませんか。


 平たく言えば「ねじれ国会だから、野党の方々も話し合いましょ?」というコトです。
 ちなみに同じくねじれ国会だったので野党を挑発したような施政方針演説をした麻生太郎の発言を拾ってくるとこうなります。

衆議院:171回国会 本会議 第6号 平成21年1月28日(水曜日) 麻生内閣総理大臣の施政方針に関する演説

 今こそ、政治が責任を果たすときだと存じます。国会の意思と覚悟が問われております。国民が今政治に問うもの、それは金融危機の津波から国民生活を守ることができるか否かです。

 与野党間に意見の違いがあるのは当然です。しかし、国民が望んでいるのは、単に対立するのではなく、迅速に結論を出す政治です。政府・与党としては、最善と思われるものを提出しております。野党にもよい案があるなら、大いに議論をしたいと思います。ただし、いたずらに結論を先送りする余裕はありません。


 「思うことは一緒だよね?ね?」と「ウチは自信があります。意見あるんだったら出してみな」。かなり言いっぷりに違いがあるように思えるのは私だけでしょうかね?

 何はともあれ。これから衆議院・参議院のネット中継が始まるので見ておこうと思います。
 でもまぁ、それを見てない人は「野党は粗探しと攻撃ばっかしてないで、対案出すとか良いトコは協力しろよ」とか言うんだろなぁ。

2010/11/27(土) 「北朝鮮が韓国に砲撃していた際、菅内閣はどう動いていたのか」
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「北朝鮮が韓国に砲撃していた際、菅内閣はどう動いていたのか」

 さて。
 新聞の片隅に首相動静なんて記事があります。ネットでは時事通信(YAHOO!)朝日新聞などが配信しています。
 最近、菅内閣が今更、遅きに失したと言っても良いのでしょうが、政府の活動を発信するための菅総理官邸blog(KAN-FULL blog)という官邸のblogを始めました。
 そして、11月27日にこういう記事を載せたのです。

KAN-FULL blog:第4話【危機管理】 北朝鮮砲撃事件…官邸はこう動いた(11/27)

「第一報を受けた後、官邸の初動はどうだったの?」という質問にお答え。当日の事実経過から現在の体制までを、淡々と時間順に並べます。
(略)
総理:今回の北朝鮮の韓国に対する砲撃事件は、これは許しがたい蛮行だといわざるを得ません

その後も、情報連絡会議や関係閣僚会合などを連日開き、黄海での米韓合同演習が終わる12月1日までは不測の事態に備え全閣僚が原則として都内に待機するなど、政府は万全の態勢を取り続けて参ります。


 ほう。
 これはマスコミ報道(をアテにして攻撃してくる野党や国民)に対する挑戦と言えましょう。

 というわけで、

YAHOO!ニュース:首相動静(11月23日)(時事通信)
朝日:首相動静―11月23日

 用意してみました。

 そして、時事通信には聨合ニュースのこんな記事も載せてくれていました。
時事:延坪島砲撃ドキュメント

 韓国の聯合ニュースによると、23日に起きた延坪島砲撃事件の経過は次の通り。
(略)
(2010/11/24-00:23)


 これから、このKAN-FULL blog+時事通信+朝日新聞+聨合ニュースの記事にGoogleでアレコレと見つけた記事を交え、時系列でまとめてみようと思います。



 と、言うワケで。
 こんな動きになっています。

 YTNのネット記事=YTNのテレビ報道という確証が無いので確実ではないのだけど、「午後3時10分」という時間がほぼ一致していることから、おそらくはこの報道を「日本政府が知った」という事でしょう。
 そして、時事通信のページは最後の数字が日付と時刻に見えることから、YTNのニュースから13分後の3時23分には時事通信が第一報を日本国内で報じたようなのですが、ここがちょっとわかりません。なにぶん上書きされてしまっているので。ただ、国会で「時事通信が早過ぎるんだよ!」というヤジが飛んでいたらしいので(私は未確認)、おそらくは一番早かったのは時事だと思われるのですが。
 外務大臣等にこのことが伝わり、総理大臣が知ったのはYTNのニュースから20分後。確認できるだけで、ちょうど毎日新聞等が報道しています。おそらくテレビもほぼ同じタイミングでしょう。
 その10分後には当事国の韓国は韓民求合同参謀本部議長が在韓米軍司令官と会談しています。

 疑問はやはり、「関係者を一堂に集めた協議は、当事国の韓国から十分な判断材料を得た上で、1時間余り後の午後4時45分から行うこととなった。」という猶予時間をなんで1時間余り(いわゆる70分)も設けてしまったのか。
 4時35分には韓国では安保関係閣僚会議が始まっています。4時45分は10分後。事実が違ったのだとしても、韓国が集まったので慌てて集まったような状態に見えてしまいます。

 政治家というのは分単位で動いているのかも知れませんし、用事を早めたり遅くしたりできないのかも知れません。しかし、斎藤勁の日記を見る限りでは彼は議員会館にいて書類整理をしていたようです。
 議員会館公邸(官邸の隣)の距離は700m程度。徒歩15分もあれば行ける距離。
 書類整理にもピンからキリまであるから解らないのだけど、総理が「急ぎの用事ができたから、早めに頼めるか?」とやれば出来たんじゃなかろうか?そうすれば30分とまでは行かなくても15分とか20分とか削れたんじゃなかろうか?

 あと、正確を期すべき時系列のレポートなのに、かなり大雑把な時間経過で書いてあるのも気になる。
 「新嘗祭から官邸に帰ってくるのが、報道では8時25分。KAN-FULLは8時30分(≒8時半)」 
 「関係閣僚会合を開くのが報道では8時55分。KAN-FULLは8時45分(≒8時半から15分後)」
 という、5分10分のズレが微妙に気になってしょうがない。しかもKAN-FULLの方が早いから余計に気になってしょうがない。少しでも早く動いていたんだというアピールをしたくて仕方ないように見える。

 あと、5時10分に官邸のエントランスでの「ぶら下がり」コメントを、「各国トップの中で一番早い発言」としたけど、9時48分の政府見解発表の方がニュースとして重要だと思えてしまうのだけど、どうだろうか?
 そして、それは仙石官房長官の口から出ているのだよね。そのこと自体は別に全く問題はないんだけど、ここは大見得切って「首相がやる」ってのも手としてあったんじゃなかろうか?

 まぁ、そんな事を思う次第であります。
 そして、官製blogが必死に「がんばってやってるよ!よ!」感のある文章、もっと言えばすごいいい訳じみた文章で書いているのがすごく痛々しい。
 もっと淡々と書いてくれれば良かったのに。そしたらこんな比較とか思いつきもしなかったのに。

 おわり。



 一応。
 最後に、参考にした記事、および産経の首相動静も見つけたので貼っておきます。
YAHOO!ニュース:首相動静(11月23日)(時事通信)

 午前10時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前中は来客なく、公邸で過ごす。
 午後4時5分から同42分まで、斎藤勁民主党国対委員長代理。同43分、公邸発。同44分、官邸着。同45分、執務室へ。同46分、古川元久官房副長官、伊藤哲朗内閣危機管理監らが入った。同50分、仙谷由人官房長官が加わった。同5時10分、全員出た。同11分、執務室を出て、同12分から同14分まで、官邸エントランスで報道各社へ北朝鮮による韓国砲撃を受けてのコメント発表。「国民の皆さんに対して、備えは万全だということを言える態勢をつくりたいと思ってます」。同15分、執務室へ。同24分、同室を出て、同26分、官邸発。同36分、皇居着。新嘗祭神嘉殿の儀に参列。
 午後8時20分、皇居発。同25分、官邸着。同26分、執務室へ。
 午後8時54分、執務室を出て首相会議室へ。同55分、「韓国・延坪島に対する北朝鮮による砲撃事件」に関する閣僚会議開始。
 午後9時25分、同会議終了。
 午後9時31分、同室を出て執務室へ。同10時29分、同室を出て、同30分、官邸発。同31分、公邸着。
 24日午前0時現在、公邸。来客なし。
(了)

朝日:首相動静―11月23日

 【午後】4時5分、公邸で民主党の斎藤勁国対委員長代理。44分、官邸。46分、古川官房副長官、伊藤内閣危機管理監ら。50分、仙谷官房長官加わる。5時10分、全員出る。37分、皇居。新嘗祭神嘉殿(にいなめさいしんかでん)の儀に参列。8時25分、官邸。55分、北朝鮮の砲撃事件に関する関係閣僚会合。10時30分、公邸。

時事:延坪島砲撃ドキュメント

 韓国の聯合ニュースによると、23日に起きた延坪島砲撃事件の経過は次の通り。
(略)
(2010/11/24-00:23)

 あと、産経の首相動静(首相日記)も見つけたので、これもどうぞ。
産経:【菅日誌】23日

 【午前】公邸で過ごす。

 【午後】4時5分から42分、斎藤勁民主党国対委員長代理。43分、公邸発。44分、官邸着。執務室。46分、古川元久官房副長官、伊藤哲朗内閣危機管理監ら入った。50分、仙谷由人官房長官加わった。5時10分、全員出た。12分から14分、官邸エントランスで報道各社へ北朝鮮による韓国砲撃を受けコメント発表。15分、執務室。26分、官邸発。36分、皇居着。新嘗祭神嘉殿の儀に参列。8時20分、皇居発。25分、官邸着、執務室。55分から9時25分、首相会議室で「韓国・延坪島に対する北朝鮮による砲撃事件」に関する閣僚会議。31分、執務室。10時30分、官邸発。31分、公邸着。


2010/10/06(水) 「Don't trust him.」
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時事:「菅政権はしっかり外交を」=鳩山氏

 鳩山由紀夫前首相は2日、福井市で開かれた民主党衆院議員のパーティーであいさつし、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関し「菅政権はこれからしっかりとした外交をもってほしい。外国の多くの首脳と信頼関係を構築することで、国益を損なわない外交姿勢を見いだすことができる」と述べ、菅内閣の外交に注文を付けた。(2010/10 /02-20:39)


 国益を損なうことにかけては今のところ最上位に属する人に言われましても。

2010/09/16(木) 「自業自得」
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読売:関係閣僚「カチン」、日銀総裁に集中砲火

 10日開かれた月例経済報告の関係閣僚会議で、円高への対応を巡り、日本銀行の白川方明総裁が集中砲火を浴びる一幕があった。

 白川総裁は7日の記者会見で、「為替相場は(金融)当局が自在にコントロールできない」と発言し、一段の円高を招いたとの批判を浴びたばかりだけに、円高阻止に向けた日銀の反応の鈍さに、政府のいら立ちが爆発した格好だ。

 会議では直嶋経産相が、「G8やG20などの国際的な場で、為替に対する問題提起を強いメッセージとして発するべきだ」と、口火を切った。これに対し、白川総裁は「国際的な場での問題提起は重要だ」としながらも、「必要な場合には適切に対処する」と応じた。

 紋切り型の“答弁”にカチンと来た直嶋経産相は、「日本のメッセージがあまり見えてこない」と日銀の対応を強く批判した。さらに菅首相も「国際的な場で、日本からもっと明確なメッセージを出すべきという意見が、政府と民主党内にあることを日銀は認識してほしい」と同調した。
(2010年9月10日19時16分 読売新聞)


 今の日銀総裁が就任した経緯(当時野党の民主党が与党の人選を拒否し続けて任期が切れて空席になってしまったので副総裁だった彼が繰り上がった)を考えると、「自分らのせいだろ」と思ってしまうんだけどね。まぁ、最初に総裁として予定されてた人が、これを乗りきっていたかどうかはさておき、ね。

2010/09/16(木) 「初ペイオフでとりあえず騒ぐ」
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読売:乱れ飛ぶ責任論、自民政権批判…振興銀破綻

 日本振興銀行の経営破綻に対し、自民党から10日、民主党代表選による「政治空白」への批判が相次いだ。

 一方、政府・与党からは、小泉元首相が進めた構造改革路線のひずみが露呈したとして、自民党政権時代の責任を指摘する声が上がっており、秋の臨時国会では論戦のテーマとなりそうだ。
(略)
(2010年9月10日23時45分 読売新聞)


 まぁ、現政権としてはとりあえず初のペイオフということで、国民(というか銀行利用者)の混乱をきちんと抑えた上で発言すりゃいいんじゃなかろうか。
 まだゴタゴタしてる最中に「あいつが悪い」とか言ってるのは、ただの逃げ発言に聞こえちゃうのでね。

2010/09/16(木) 「卓袱台返すというのはこーゆーこと」
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読売:名護市議選、普天間移設反対の市長派が勝利

 米軍普天間飛行場の移設問題を最大の争点とした沖縄県名護市議選(定数27)は12日、投開票され、同市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部への移設受け入れに反対する稲嶺進市長派の候補が半数を大きく超える16議席を獲得した。
(略)移設を容認する島袋吉和前市長派(略)は1議席減の11議席にとどまった。
(略)
(2010年9月13日13時38分 読売新聞)

読売:稲嶺名護市長「市民の意向はっきり示した」

 12日の沖縄県名護市議選で移設受け入れに反対する市長派が多数を占めたことについて、稲嶺進市長は13日午前0時過ぎ、市役所で記者団に「名護市民の意向がはっきりと示された。1月の市長選で見せてくれた市民の思いが、市議選でもしっかりと出た」と述べた。
(2010年9月13日01時05分 読売新聞)


 民主党の皆様におかれましては、仮に解散総選挙で野党へ下野したとしても現政権が取り交わした日米政府同意に基づき、根気強く地元住人と対話、交渉を繰り返し辺野古案を推し進めるよう努力してくださいますようお願いいたします。

2010/09/16(木) 「全額支給してもこーなるよーと」
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時事:19%の世帯は負担増=民主公約の「控除から手当」で-一橋大教授ら

 内閣府経済社会総合研究所は13日、民主党政権による「子ども手当」などの導入と各種控除の廃止が家計に与える影響について、高山憲之一橋大教授らがまとめた調査結果を発表した。子ども手当の全額支給や高校無償化を実施し、配偶者控除などを廃止した場合を想定。これにより、(略)年齢層別にみると、世帯主が55~64歳の場合、負担増になる世帯が48%と特に高い。子育てが終わって高校無償化などの恩恵が及ばない世帯が多く、配偶者控除などの廃止が響くためだ。(2010/09/13-21:45)


 このタイミングで出したってことは菅内閣続行の際は衆院選マニフェストはやらんという宣言だったのかな。ついでに小沢一郎のマニフェストを遂行するっていうのの牽制。

 しかしまぁ、半分がやられる年齢層がガッチガチの民主党支持世代な気がするんだけども。
 いわゆる「お灸を据えたつもりが自分に据えられていた」ってコトなんですかねぇ……?
 だって「衆院選で出したのはお前らから金をむしりとる政策でした」っていうカミングアウトだろ?これって。

2010/09/05(日) 「ま、党員でもサポーターでもないから選べないんだけどな」
日々でなくつらつら:政治のまねごとのようなビラ -トラックバックないよ-コメント 61コ

 がー、編集めんどくせー。というわけで記者会見と記者クラブの討論会の産経新聞による詳報をそのまんま載せておくなり。
 備忘録として後で読む。要するに自分用。

 あんまりにも長すぎるので自分の中ではアレなんだけど、続き読むにしておきます。読みたい人だけどーぞ。
まだ、ちょっと続く。

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